コスプレ撮影において最も撮影する機会が多い衣装の一つが制服です。
ほとんどの作品において、学生服のキャラは登場しますし、気軽に用意できる衣装として制服は非常に人気です。実際に撮影する機会もかなり多くなります。
ただありふれた衣装だからこそ、制服のコスプレ撮影はカメラマンの腕の見せ所でもあります。今回は制服衣装を撮影する時のコツとワンポイントテクニックを紹介します。
まずは作品、キャラクターのイメージを明確に掴む!
制服衣装の撮影でまず重要なのは、そのキャラクターのイメージを明確に掴むことです。
一口にイメージといっても様々なものがあります。
- その作品の世界感は?(明るい作品?暗い作品?日常系?異世界系?など)
- その作品の中でのキャラクターのカラーは?(明るい?おとなしい?)
- キャラクターの特徴は?
これらの点をしっかりと明確に掴んでおく必要があります。
事前に作品を見ておくのが一番良いです。全部は見れなくてもyoutube等で登場するシーンなどをかいつまんでみても参考になります。
まずは撮影するに当たって、その作品・キャラクターのイメージをしっかりと明確にしておきましょう。撮影を通じて、そのイメージを写真で表現できるようにしましょうね。
構図、撮り方が勝負!ストックを準備すること!
作品・キャラクターのイメージを明確に掴んだら、その後でどんな写真を撮りたいかの案をストックしておきます。
作品が暗かったり、特徴が強い場合はライティングなどを駆使して作品の世界感を表現できるように。
明るい世界観の作品・キャラの場合は、可愛く撮影することが一番重要なポイントとなります。
ここでおすすめしたいのは、事前に構図や参考写真をストックしておくことです。
制服はコスプレ撮影以外にもポートレートなどでも一般的な衣装です。
フォトストックサイトや写真集などでも制服ポートレートの写真は多く挙がっています。
これらを事前にチェックしておき、参考になりそうな写真があれば保存してストックしておきましょう。丸パクりはいけませんが、構図や光の入れ方、モデルのポージングなど参考できるものはたくさんあるはずです。
撮影時にはレイヤーさんのイメージもあると思いますので、まずはそれに従い撮影を進めることが重要なのですが、実際制服のキャラとなると途中のポージングなどに迷ったり、次のポージングを考えたりする合間があることが多々あります。
そういった時にストック集の中から、参考になりそうなものを見せたり、近いものを指示したりすると撮影がスムーズに進みます。
制服のコスプレ撮影の場合は、こういった撮影の幅(ストック)の量がモノを言います。
これができると差がつきにくい制服キャラ撮影でも、良い写真を残せるカメラマンになることができます。
ぜひ撮影前には事前の準備を欠かさないように、ストックとイメージをなるべく多く持って臨むようにしましょうね。


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