テクニックとコツ

顔に影を出さずにキレイに撮るコツ!カメラマン必須テク!【コスプレ・ポトレにも】

  • 写真を撮ったのはいいけど、どうして顔に影が入ってしまうんだろう…
  • もっと被写体さんの顔を綺麗に撮れるようになりたい!

 

今回はカメラマン向けにそんな疑問にお答えします。

ポートレート撮影やコスプレ撮影ではまず被写体さんの顔に影が入らずに、きれいに映すことが求められます。

いわゆる「盛れた写真」という使い方がされますね。

表現によって顔に陰影を入れることはありますが、ほとんどの撮影シーンではまずこの「盛れた写真」の撮り方が求められます。

顔に影が入らずに撮ることは、撮影の必須テクニックと言えます。
今回はそのコツについて解説しましょう。

カメラマンさんだけではなく、自撮りや普段の撮影する際にも覚えておくと役立つテクニックですので、ぜひ参考にしてみてください。

今回の記事の内容

  • まずどうして顔に影が入ってしまうのか知ろう!
  • 屋外で撮る時に顔をきれいに撮るテクニック=逆光を利用しよう!
  • 屋内で撮る時に顔をきれいに撮るテクニック=ストロボやライトを活用!
  • ストロボを使用する際の注意点!

 

顔に影が入る原因=光で影ができてしまうから

顔に影が入ってしまう原因は光の方向

まずは顔に影が入ってしまう原因を知っておきましょう。
顔に影が入るのは光の方向が原因です。

被写体の顔の正面の方向に光があると、鼻やまつ毛、前髪などの影が入ってしまいます。
またその前に、柱などの障害物があるとその影が顔に入ってしまいます。

この被写体の正面に光がある状態のことを「順光」と言います。
この順光は、とても人物撮影に難しい状態です。

まずは撮影する方向を変更して、顔に影が入らない状態に整えましょう。
被写体の背中に太陽などの光が当たる「逆光」の状態がおすすめです。

 

屋外で撮る時に顔をキレイに撮るテクニック

人物撮影をするには「逆光」の状態で撮影するのがコツだと解説しました。
それを踏まえた上で、まずは屋外で人物撮影をする際のコツを紹介します。

 屋外で顔に影が入らないようにするコツ

  1. 太陽の光が顔に当たらない(逆光状態)で撮影する。
  2. 太陽の光が当たらない日陰で撮影する。
  3. 太陽の光が緩やかな時間帯に撮影する。

この3つがコツになります。
詳しく解説していきましょう。

太陽の光が顔に当たらない(逆光状態)で撮影する。

逆光の状態で撮影すると顔に影が入らない

被写体の顔に影が入ってしまうのは、ほとんどが順光(太陽の光が顔に直接当たっている状態)の時です。

顔に影が入らないようにするには、逆光(太陽の光を背に受ける状態)で撮影を行えばOKです。

自分(カメラマン)の立ち位置を変えて、太陽を直接見る状態に。
被写体の立ち位置を変えて、太陽を背にする状態にして、背景をセットします。

撮影する側にとっては結構まぶしい時もありますが、ファインダーを見ながら構図を整えて撮影しましょう。

逆光は被写体をバックライト状態にするので、コスプレやポートレート撮影では被写体に立体感を与えて引き立たたせる効果もありますし、髪(ウィッグ)がきれいに映るので、顔がきれいに撮れる以外にもメリットがあります。

初心者カメラマンはまず屋外撮影では逆光を狙うことをおすすめします。

しかし逆光が強すぎる時は、影は映らないものの、被写体の顔が暗くなってしまうことがあります。そういった時は「露出を上げる」「レフ板を使う」「ストロボを使う」などの方法で顔を明るくする必要があります。

特に一番簡単手っ取り早いのはレフ板を使うことです。
被写体の背中にある太陽を反射させて、被写体の顔に当てるように意識します。
暗くなっている被写体の顔に光を当てることができます。

 

逆光の状態でキレイに撮影する方法については詳しくはこちらの記事でまとめています。
まずはストロボなどの機材を使わずに撮影する方法を解説しています。

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太陽の光が当たらない日陰で撮影する。

屋外撮影では、時間帯によって太陽の光がまぶしすぎて、逆光での撮影も難しい時があります。具体的に言うと逆光で撮ると背景が真っ白になってしまう時です。

そんな時間帯では、日陰に入って太陽の影響を受けずに撮影することをおすすめします。
一番のおすすめは葉っぱのついた木の陰です。葉っぱが太陽の光を柔らかい光に変えてくれます。被写体の顔を自然に明るく映してくれます。

もし選んだ日陰が暗い場合は、カメラの露出を上げて撮影すればOKです。

太陽の光が緩やかな時間帯に撮影する

太陽の光は時間帯によって強さが変わります。
天候や時期にもよりますが、12時~15時くらいが一番強い時間帯です。

また太陽も被写体の真上の位置にあり、一番顔に影が出やすい時間帯でもあります。
この時間帯は一番屋外での撮影がしにくい時間帯とも言えます。

逆に7時~9時前後、16~18時前後は太陽の光が緩やかになり、撮影しやすい時間帯でもあります。また朝日や夕焼けは逆光状態を作りやすく、被写体を引き立たせる撮影がしやすいです。

このように時間帯を絞って撮影を行うのも一つの手です。

屋内で顔をキレイに撮るテクニック

次に屋内で撮影する場合です。屋内で顔がキレイに撮れないのは以下の場合です。

  • 電灯などが顔に直接当たっていて、顔に影ができてしまっている
  • 電灯など室内の光の色に影響して、顔が黄色や青白くなってしまっている
  • そもそも暗い屋内で撮っているので、被写体の顔が暗く映ってしまう。

室内の場合は、光の向きの他、室内光の色や室内の明るさが大きく影響します。
これらを整えて顔をキレイに撮影する必要があります。具体的には以下の方法があります。

 屋内で顔に影が入らないようにするコツ

  1. 室内灯を消灯など、撮影環境を整える。
  2. ストロボなどの機材を使用する。
  3. カメラの設定を暗い部屋でも明るく撮れる設定に変える。

それぞれ詳しく解説していきます。

室内灯を消灯する、立ち位置を変えるなど撮影環境を整える

まずは撮影する環境を整えましょう。
例えば室内灯が強い黄色などの場合は、顔がキレイに映りにくいので思い切って切ってしまいましょう。

また被写体の立ち位置を変えてもらって、顔に影が入らない場所に立ってもらいます。
屋内であってもカーテン越しの自然光が入るような場所に立ち位置を変えてみるのがとても有効です。

ただし撮影場所によっては、室内灯の電源を切れなかったり、環境を整えられない場所の場合もあります。そんな時は機材を活用したり、カメラの設定を駆使して撮影しましょう。

ストロボなどの機材を使って顔を明るくする

私自身も屋内での撮影で顔をキレイに撮るにはストロボや定常光などの機材を使うことが多いです。

ストロボを持っていなくても、スタジオにはソフトボックスに入れられた定常光が備え付けで置いてあるところも多いですので、ぜひ活用しましょう。

ストロボがあれば、暗い室内であっても被写体の顔を明るく映すことができます。

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いきなりストロボを使うのが難しいという場合は、乾電池式のLEDライトを使うのがおすすめです。スイッチを入れるだけで被写体の顔を明るく照らすことができます。

 

ストロボ使用時の注意点!

しかしストロボはそのままの状態で使うのはおすすめできません。
被写体の顔のアラや凹凸を目立たせてしまういわゆる「固い光」になってしまうからです。

実際にコスプレやポートレート撮影をする際は、ストロボにディフューザーと呼ばれる機材をセットで使うことがおすすめです。

ディフューザーとはソフトボックスやアンブレラなどに代表される、ストロボ光を反射させたり、直接当てるのを防ぐ機材のことです。

このディフューザーを使うと被写体の顔をキレイに映す、いわゆる「柔らかい光」で映すことができます。

ストロボ撮影をする際は、このディフューザーを必ずセットにすることをおすすめします。
おすすめのディフューザーを関連記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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カメラの設定を整えて暗い部屋でも明るく撮る!

もし機材などが無い場合でも、カメラの設定だけで明るく撮ることは可能です。
具体的はオートモードではカメラの露出補正値を+にすることで明るくできます。

マニュアルモードでは

  • シャッタースピードを遅くする
  • 絞りを開放する。(F値を小さくする)
  • ISOを高くする

これらの設定を整えれば、暗い室内でも明るく撮ることができます。
ただしそれぞれの値を極端に設定すると、それぞれデメリットもあります。

  • シャッタースピードを遅くする=写真が手振れしやすくなる。
  • 絞りを開放する=ピントの合う範囲が絞られる。
  • ISOが高くなる=写真にノイズが載りやすくなり、画質が悪くなる。

これらのデメリットを考えながら、バランスよく写真を撮影することが必要になります。

設定だけではうまく写真が撮れず、場所を変えたり、機材を使用するしかない状態になることもしばしばあります。

【まとめ】顔をキレイに撮る=最低限覚えたいテク

今回はコスプレやポートレート撮影に限らず、普段の自撮りなどにも使える「顔に影が入らずにキレイに撮るコツ」について解説しました。

 顔に影が入らないようにキレイに撮影するコツ

  1. 光が被写体の背中に当たる逆光からの撮影を意識すること。
  2. 環境を整えたり、機材を使用すること。

このコツを意識しながら、ぜひ被写体さんを綺麗に撮影できるように一緒に頑張りましょう!