「Twitterを使っているものの、何をつぶやけば良いのかな…」
コスプレ撮影をするカメラマンにとってTwitterは必要不可欠です。
今現在のコスプレ界での写真のアップや撮影の依頼や当日撮影する内容などのやりとりはTwitterがメインで行われているからです。
とはいえいざ始めてみると何をつぶやいて良いかわからないですよね。
そこで今回はコスプレカメラマンのためのTwitter運営術を解説します。どうせなら「今後の撮影依頼のアップに繋げる」という視点から投稿すべき内容を解説します。
この記事の内容
- Twitterの投稿内容は「繋がるかどうか」の判断材料
- Twitterでカメラマンが投稿すべき内容は「作例」と「撮りたい作品の主張」
- タグやモーメントを活用して、作例がわかるようにしよう。
- ネガティブな発言や過度な主張はマイナス要素なので避けるべき。
私はコスプレの撮影を始めて間もなく、Twitterの運営を開始しました。
レイヤーさんとの連絡のやりとりなどに使うだけではなく、自分の投稿を通じて写真を公表しています。
そんな投稿を見て、会ったことが無いレイヤーさんからも撮影依頼をもらったり、イベントで「写真見たことあります!」と言われて繋がるきっかけになったりしています。
その経験も踏まえて、カメラマンのTwitter運営の方法について解説します。
Contents
繋がるかどうかの判断材料がTwitterの投稿内容
まず覚えておいてほしいのが、コスプレ撮影をするカメラマンにとってTwitterの投稿内容は非常に重要です。今後の活動の幅を決定するといっても過言ではありません。
もし今後「もっと撮影回数を多くしたい!」「もっと色々なレイヤーさんを撮影したい!」と思っているなら、Twitterでの発信には力を入れることをおすすめします。
どうして力を入れるべきなのかの理由を解説します。
それはレイヤーさんがあなたのTwitter投稿を通じて、どんなカメラマンなのかを理解する機会が多いからです。特に初めて撮影させてもらったレイヤーさんはまずはあなたのTwitterを見るでしょう。そして繋がる(相互フォローになる)かどうかを判断します。
具体的な例を解説します。
例えばイベントで初めて会ったレイヤーさんを撮影します。
その後に写真を送って、今後撮影機会を作るためにTwitterでフォローをします。
その時にフォローバックをしてもらい、相互フォローになってくれるかどうかは送られてきた写真の出来や撮影時の印象ももちろんですが、Twitterで以下の点も見てから判断します。
- どんな写真を撮っているのか?撮影技術は?
- どんな作品が好きなのか?
- 人柄は?変な人じゃないのか?
いつもはどんな写真を撮っているのかわからなかったら、今後撮影機会があるかわからないのでフォローしても意味がないと判断されるかもしれません。
ネガティブな発言が多かったら、繋がること自体を嫌がられるでしょう。
このようにTwitterの投稿内容次第で「今後撮影機会を作れるか=レイヤーさんのフォローが増えるか」が大きく左右されます。
カメラマンならまず第一に作例を投稿しよう!
ここからはどんな内容を投稿すれば良いかを解説します。コスプレ撮影を行うカメラマンが一番に投稿すべき内容は「今まで自分がどんな写真を撮っているか」です。
具体的には以下の方法を使います。
- 自分が撮った写真が使われたらリツートする。
- 自分も撮影した写真をツイートで掲載する。
- タグなどを活用して今までの撮影した写真のまとめを投稿する。
- 一番見てほしい(反応が多い)作例を固定ツイートで一番上に表示されるようにする。
よりそれぞれ詳しく解説していきましょう。
自分の写真が使われたらリツートする
これは一番手軽にできる上に、基本中の基本の作例の紹介です。
レイヤーさんに送った写真がTwitter上にアップされたらリツートします。
タップ一つで特別な手間無しでできるので、使われたら積極的にリツートしましょう。
レイヤーさんがアップした写真の方が反応をもらえることが多いですし、自分のフォロワーだけではなく、レイヤーさんのフォロワーからも自分の写真を見てもらえるきっかけになります。
ただしただリツートを行うだけではすべてレイヤーさん任せになってしまいます。
その場合、自分の好きな写真やアップしてほしい写真が使われるとは限りません。
なのでリツート以外にもこれから紹介する方法も合わせて実施することをおすすめします。
自分も撮影した写真を掲載する!=許可が必要
イベントやスタジオでの撮影の後は、自分でも撮った写真を投稿してみましょう。
自分の気に入った写真やアップしたい写真が使えるのがメリットですね。
ただ一つ注意したい点があります。
撮影したレイヤーさんの許可無く、勝手に投稿してはいけません。
Twitterなどのネット上に写真をアップするには必ず被写体であるレイヤーさんの許可が必要です。
もし自分も投稿したい写真があれば、別途レイヤーさんに送って「こちらの写真をTwitterにアップしても良いですか?」と許可を取るようにしましょう。
そうするとレイヤーさんによってはそのままOKをくれますし、もし加工等をする場合は「加工して送り返します」という返信が来ます。
必ず許可を取る工程を忘れずに。
勝手に投稿すると依頼が増えるところかトラブルの元になりかねません。
タグを活用して自分の写真のまとめを投稿!
自分で写真を投稿することに慣れてきたら、次はタグを活用して写真を投稿してみましょう。タグとは#(ハッシュタグ)から始まる一文をつけて、ツイートを分類することです。
ここで使いたいタグは「拡散系」のタグです。
残念ながらカメラマンが普通に写真を投稿してもなかなか反応は伸びにくいです。
レイヤーさんに比べると「リツート」や「いいね」が付きにくい傾向があります。
そこで使いたいのが「拡散系」のタグです。使うことでより多くの反応を見込めますし、そこで写真を見たユーザーからフォローされたり、繋がるきっかけにもなります。
ここで投稿する内容は「今までの撮影した写真のまとめ」がおすすめです。
今まで投稿するために許可をもらった写真をまとめたものを作成し「こんな写真が撮れます」ということがわかるようにするのがおすすめです。
また合わせて自分専用の固有タグを作っても良いかもしれません。
「#〇〇撮影写真」などですね。この固有タグを付けて投稿すれば、検索からすぐにタグ付けされた投稿を見ることができます。
一番見てほしい作例は固定ツイートで表示
このように自分でも写真の投稿をしていたら、反応がたくさんもらえる投稿が出てきます。
またそれ以外でも投稿が溜まってくると、一番見てほしい投稿は埋もれてしまいます。
そこで、一番見てほしい作例の投稿などは固定ツイートで表示させておきましょう。
固定ツイートとは、自分のTwitterプロフィールのすぐ下に特定のツイートを固定表示させておくことです。
この固定ツイートを活用することで、初めてあなたのプロフィールページに訪れたレイヤーさんなどにあなたが一番見てほしい作例を見てもらうことができます。
モーメントを使うのも効果的!
モーメントとは、自分が選んだツイートをフォルダのようにまとめておける機能です。
レイヤーさんがアップしたツイートや自分がアップしたツイートをモーメントに詰め込んでおけば、今までの作例が簡単に伝わるフォトブックが完成します。
モーメントを作成したら、タグ等ですぐにアクセスできるようにしたり、固定ツイートでトップページに表示させておくと良いでしょう。
投稿できる写真が無い…そんな時は?
「まだコスプレカメラマンとして活動したばかりで、アップできる写真がありません」
そんな時は風景や自分のペットでも良いので何らかの写真をアップしておくことをおすすめします。
「カメラマンとして活動していくこと」=プロフィールに書いておく。
「ちゃんと写真が撮れること」=カメラを持っていて写真が撮れる。
これがTwitterを見てわからないと今後レイヤーさんのフォロワーも増やせません。
まずは今撮れる写真を何でも良いのでアップしておきましょう。
そして今後撮影活動をしながら掲載写真をどんどん増やしていきましょう。
写真投稿以外のツイートはどうすれば良い?
ここまで自分の作例を投稿する方法について解説してきました。
それではここからは写真投稿以外のツイートについて解説していきましょう。
写真投稿以外のツイートでおすすめしたいのは、自分の好きな作品(撮りたい写真)についてツイートすることです。具体的には
- 最近好きな作品についての色々
- 好きな作品でこんな撮影がしたい!
- プロフィールに好きな作品を書いておく
過度にツイートするのではなく、これが好きという主張をやんわりとしておく程度がおすすめです。自分と同じ作品が好きなレイヤーさんやカメラマンさんと話をするきっかけになります。
具体的には好きなキャラや今しているゲームの進行状況でもOKです。
公式から新しく発表されたニュースに関することでも良いです。
そこでキャラクターを見て、撮りたいと思ったら正直にそう書いてもいいと思います。
基本的にコスプレはアニメなどが好きな人が集まった趣味なのですから、自分の好きなものは好きと正直に言っても誰も気にしません。
とはいえあまりに過度に発言すると引かれることもあります。
頻度と内容は常識の範囲内で…!
日常的なツイートをつぶやいちゃダメなの?
決してダメというわけではありません。
食べたご飯の写真や行った場所の写真は別に投稿しても構いません。逆に全く無いよりはあった方が良いでしょう。
ただし食事や旅行の写真をいくらしたところで、多少の反応はもらえても決して今後の撮影依頼には繋がらないということは覚えておきましょう。
【まとめ】カメラマンなら写真(作例)をしっかり!
今回は撮影依頼を増やすための視点からコスプレカメラマンが投稿すべきTwitter投稿について解説しました。
もしレイヤーさんが撮影を依頼しようにもどんな写真を撮っているかわからないカメラマンには頼みずらいですよね。
作例を投稿して「こんな写真が撮れる」ということをわかるようにしておくことがカメラマンとしては一番大切になります。
逆に投稿を通じて「技術が高い」「撮ってほしい雰囲気と作例が合っている」と思ってもらえれば、イベントなどの撮影で会わなくても繋がったり、撮影依頼されることもあります。
今後撮影の幅を広げたいなら、ぜひ作例の投稿を積極的に進めるようにしましょう。
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