- ストロボを使っているけど、被写体をキレイに撮れない…
- ストロボのディフューザーって結局どれが良いの?
- そもそもディフューザーって何?
今回は、ポートレートやコスプレ撮影などの必需品ともいえる「ストロボのディフューザー」について解説します。
実際に私自身が使っているものを中心に、ストロボディフューザーのおすすめアイテムを厳選して紹介します。
この記事の内容
- おすすめできるストロボディフューザーをタイプ・効果別に紹介!(一部レビューあり)
- ストロボディフューザーの種類や形状を解説!
- ストロボディフューザーを使った時の効果は?本当に必要?
- ストロボディフューザーは自作可能?本当に買う必要あり?
私自身もコスプレ撮影やポートレート撮影の中で、ストロボ撮影をしています。
何種類ものストロボディフューザーを使い倒してきました。
被写体の肌をキレイに映したり、写真全体に明暗のメリハリを付けたりと、ストロボディフューザーは撮影に必要不可欠なアイテムだと感じています。
ストロボディフューザーの効果や必要性を理解して、必要なものを選べば、しっかり写真撮影のレベルが上がるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
- 使って比較した結果、一番おすすめできるストロボディフューザーはこれ!
- ストロボディフューザーとは?効果や使い方を知ろう!
- ストロボディフューザーの4つの種類と形状を解説!
- おすすめのストロボディフューザー10選!
- RoundFlash dish:人物撮影におすすめNo,1
- RoundFlash ring:顔を綺麗に映す効果は最高!
- NEEWER 60×60cm ソフトボックス:ソフトボックスの定番品!
- Neewer (15×20cm)スタジオフラッシュ用 ディフューザー:とにかく安いお試し用ディフューザー!
- ケンコー(Kenko) ストロボディフューザー「影とり」SDF-26:屋内撮影での気になる影を無くせる!
- HAKUBA クリップオンストロボディフューザー2WAY M DSD-CL2L:ボックス型とバウンス型の2通りで使える!
- Godox AD-S17:通称キノコヘッド!AD200のカップ型ストロボディフューザー
- Kenko ポリエステル製ストロボディフューザー LGーSD002:汎用性があるカップ型ディフューザー
- UNPLUGGED STUDIO ルーセントアンブレラ:被写体を美しく撮るルーセントアンブレラ
- UNPLUGGED STUDIO ホワイトアンブレラ:光の拡散性が最高の反射型アンブレラ
- ストロボディフューザーは自作できる?!本当に買う必要あり?
- 【まとめ】ストロボディフューザーは必需品!用途にあったものを使おう!
- 【おまけ】撮影機材を少しでも安く買う裏技!!
使って比較した結果、一番おすすめできるストロボディフューザーはこれ!
まず「早くおすすめを知りたい!」という人向けに、実際に使っておすすめできるストロボディフューザーを紹介します。
これまで〇種類以上のストロボディフューザーを使って、効果をを比較してみた結果、私が一番おすすめできるのは「RoundFlash dish」という小型のディフューザーです。
クリップオンストロボや手持ちストロボ撮影、またライトスタンドとセットしても使えるボックス型のディフューザーです。
小型サイズながら、ストロボ光を人物撮影向きの柔らかい光に変えてくれます。
被写体の肌をキレイに明るく照らすことができます。
「RoundFlash dish」は小型ながら人物撮影向きの柔らかい光を作る、携帯性に優れたディフューザーです。
もっと被写体の肌をキレイに映す効果を求めるなら、ライトスタンドやS型ブラケットが必要になりますが、ソフトボックスやアンブレラなどの大型のストロボディフューザーを使うことをおすすめします。
ストロボディフューザーとは?効果や使い方を知ろう!
ストロボディフューザーとは、ストロボの強いフラッシュ光を和らげる効果があるアクセサリーです。
大きさはストロボの発光部分に合わせて小型のものが多く、形状は様々。
材質は光を透過もしくは反射させる布や半透明のプラスチック、または厚手の紙・トレーシングペーパーなどでできています。
ストロボの光はそのまま直当てすると、いかにもフラッシュで撮影したような不自然な光になってしまいます。
ディフューザーを使わず直射したストロボ光は、当たった場所が不自然に白く映ってしまったり、明るすぎて白飛びを起こします。
また人物撮影では、肌の凹凸やアラを目立たせてしまい、被写体を綺麗に撮れません。
こういった光をいわゆる「固い光」と言います。
そんなストロボ直射の「固い光」を和らげ、不自然感がなく被写体の肌をキレイに映し出す「柔らかい光」に変えてくれるのがストロボディフューザーの効果です。
固い光と柔らかい光についての詳しい解説は以下の記事をどうぞ。
ポートレートやコスプレ撮影などの人物撮影はもちろん、モノ撮りでもストロボを使うなら必需品と言えるアクセサリーです。
ストロボディフューザーの使い方=ストロボの発光部分にセットするだけ!
ほとんどがストロボの発光部分を覆うようにセットする形で使用します。
小型のストロボディフューザーであれば、マジックテープやバンドで直接ストロボとセットします。大型のモノは別の機材やアクセサリーが別途必要になります。
冒頭に紹介した「RoundFlash dish」を例にしてみましょう。
まずは畳んだ状態から組み立てます。
ストロボとはマジックテープを使ってセットします。
発光部分を覆うように、巻き付けるだけでセット完了です。
ストロボディフューザーを使うメリットは?
メリットとしては、やはり先述の通り「ストロボの不自然で固い光を、自然な柔らかい光に変えてくれること」です。
実際に使って感じている効果・メリットを挙げてみると以下の通りです。
ストロボディフューザーの効果(メリット)一覧
- 被写体の肌の質感を美しく映す。
- 拡散させた光で写真全体を明るい雰囲気の写真に変える。
- 光に方向を付けて、明暗差を表現するのに使える。
- 反射やテカリ、白飛びを抑える。
- カメラのアクセサリーとしては安いもの(1,000~2,000円前後)が多い。
- 小型のものや折りたたみできる形状のものが多く、持ち運びしやすい。
手軽に使えて価格も安い上に、しっかりとした効果を発揮するコスパの高い関連アクセサリーだと感じています。
どんな時に使うの?=屋外・屋内問わず様々なシーンで使える!
ストロボディフューザーは屋内・屋外また人物モノ撮り問わず、ストロボ撮影を行うシーンでは広く使われています。
ストロボディフューザーを使う撮影シーン
- ポートレート撮影:被写体の肌をキレイに質感良く照らしたい時
- コミケなどのコスプレ撮影:レイヤーさんの肌をキレイに撮りたい時や、光を使った作品表現時に!
- 結婚式などの屋内暗所の撮影:自然な光で明るい写真を撮影したい時
- 明るい屋外:日中シンクロなどで明暗差を作りたい時
- モノ撮り:室内やボックス内での商品撮影時に反射やテカリを抑えるために
思いつく限りでこの通りですが、これ以外にも様々なシーンで使われています。
いわばストロボディフューザーはストロボ撮影の必需品とも言えます。
ストロボディフューザーの4つの種類と形状を解説!
ストロボディフューザーには様々な種類がありますが、大きく分けて形状から4つの種類に分類することができます。
ストロボディフューザーの4つの種類
- ボックス型:人物撮影向き!光を当たる方向を操りやすい!
- バウンス型:反射させた光を拡散!影を消せる!
- カップ型:空間全体を光で包む!
- アンブレラ型:被写体、空間全体を光で包む!
それぞれの特徴や効果について詳しく解説しますので、使いたい用途に合わせて比較の参考にしてください。
ボックス型:人物撮影向き!光を当たる方向を操りやすい!
ボックス型は、四角形や丸形などの形状で、小型から大型まで様々なサイズがあります。
ストロボの発光部分をすっぽりと覆い、マジックテープなどで固定して装着します。
材質は布でできており、一番一般的なストロボディフューザーと言えるアクセサリーです。
紹介したRoundFlash dishやソフトボックスもこのボックス型に分類されます。
特徴としては、ボックス内で光を拡散させて、人物撮影向きの柔らかい光を作ることです。
ボックスのサイズが大きければ大きいほど、より柔らかい光を作ることができます。
ボックスから出た光は、ボックスの形に合わせて直線的な光となり、被写体の顔などボックスの向いた方向を照らして使用します。
直線的な光となるので、光の方向を操りやすいのもボックス型の特徴です。
光が当たる部分と当たらない部分で明暗差を作ることができます。
「被写体の顔を綺麗に照らしたい!」「写真の中で明るい部分と暗い部分を作りたい!」
そんな時に使えるのがボックス型のストロボディフューザーです。
難点としては、他のストロボディフューザーの種類と比べて、大きめのサイズのものが多く、折りたたんでもかさばるので多少携帯性に劣るという特徴があります。
バウンス型:反射させた光を拡散!影を消せる!
バウンス型は、縦長の形状のものが多く、ほとんどが小型サイズになっています。
発光部分の片側を覆うようにセットし、マジックテープなどで固定して使います。
材質は布の他、厚手の紙でできたものもあります。
特徴としては、ストロボ光を反射させて広く拡散させることです。
ストロボを使った撮影方法の一つにバウンス撮影というものがあります。壁や天井にストロボ光を当てて、反射させた光で被写体を照らす撮影方法のことです。
しかし天井が高いところや壁が黒色など光が反射しないところでは、バウンス撮影ができません。そこでバウンス型のストロボディフューザーを使ってバウンスさせて撮影します。
広く光を拡散させる他、気になる被写体の影をかき消せるという特徴もあります。
これらの特徴を生かして、クリップオンストロボにセットして、屋内での人物撮影や商品撮影に使われることが多いストロボディフューザーです。
ただし他の種類に比べて、光は固めで被写体の肌をキレイに映したいなどの用途にはあまり向いていません。また使い方も慣れるのにコツがいる印象があります。
カップ型:空間全体を柔らかい光で包む
カップ型は、小型サイズでストロボの発光部分にカバーするように装着するストロボディフューザーです。材質はプラスチックがほとんどです。
特徴としては、光を非常に大きく拡散させる効果があります。
空間全体を柔らかい光で包むので、自然光を取り入れたように写真全体を明るくします。
もちろん被写体の顔も柔らかい光で照らすことができますので、人物撮影にも広く使われています。
プラスチック製で軽くて安いのも特徴なので、一番手を出しやすいアクセサリーとも言えそうですね。
デメリットを挙げるとすると、ほとんどが専用のストロボのサイズに合わせて作られているので汎用性に劣るという点です。ストロボを変えるたびに、その規格やサイズに合ったものを買い足していく必要があります。
アンブレラ型:被写体、空間全体を光で包む!
アンブレラ型は、その名の通り傘の形状をしているストロボディフューザーです。
サイズは直径50cm程度の小型サイズから、180cmを超える大型サイズまで多様です。
またストロボ光を透過させて被写体に向けるルーセント(透過型)と、反射させる反射型の2種類があります。
セットするにはS型ブラケットやアンブレラホルダー、ライトスタンドなどの関連アクセサリーが必要になります。
特徴としては、とにかく光の拡散力が強く、被写体・空間を問わず、全体を柔らかい光で包むことです。さきほどのカップ型のパワーアップ版と思ってもらうと良いです。
この効果はアンブレラのサイズが大きければ大きいほど強いです。
ポートレート、コスプレ撮影などの人物撮影において、屋外のロケや屋内のスタジオ撮影両方で使われています。
デメリットとしては、他の種類に比べて大型となりやすいことと使用するのに関連の機材が必要になることが挙げられます。
それぞれの種類の特徴を比較できる一覧表をまとめ!
ストロボディフューザーの4つの種類について解説しました。それぞれの特徴や効果をもう一度一覧表で振り返って確認しておきましょう。
ボックス型 | バウンス型 | カップ型 | アンブレラ型 | |
サイズ | 小~大まで様々 | 小型 | 超小型 | 中~大型 |
材質 | 布 | 紙 | プラスチック | 布と鉄線(傘) |
特徴① | ボックス内で光を拡散 | 反射で光を拡散 | 光を空間に拡散 | 光を大きく拡散 |
特徴② | 光を操作でき、明暗差を作れる。 | 影をかき消せる。 | プラ性で軽い。 | 空間・被写体を広く照らせる。 |
光の柔らかさ | ★★★☆ | ★☆☆☆ | ★★☆☆ | ★★★★ |
デメリット | アイテムによっては畳んでもかさばる | 使いこなすにはコツがいる | 汎用性が低く、ストロボごとに買い足す必要 | 使うのに他の関連アクセサリーがいる。 |
使用シーン | 屋内・屋外 人物撮影 |
屋内 人物、モノ撮り |
屋内 人物、モノ撮り |
屋内・屋外 人物撮影 |
おすすめのストロボディフューザー10選!
それでは数多くあるストロボディフューザーの中から、使用用途別やタイプ別におすすめできるアイテムを紹介します。
全部で10つ、なるべく使用シーンや効果を詳しく記入しながら紹介するので、用途に合ったものを選ぶ参考にしてみてください。
ストロボディフューザーのおすすめ10選
- RoundFlash dish:人物撮影におすすめNo,1
- RoundFlash ring:顔を綺麗に映す効果は最高!
- NEEWER 60×60cm ソフトボックス:ソフトボックスの定番品!
- Neewer (15×20cm)スタジオフラッシュ用 ディフューザー:とにかく安いお試し用ディフューザー!
- ケンコー(Kenko) ストロボディフューザー「影とり」SDF-26:屋内撮影での気になる影を無くせる!
- ハクバ クリップオンストロボディフューザー 2WAY:ボックス型とバウンス型の二通りで使える
- Godox AD-S17:通称キノコヘッド!AD200のカップ型ストロボディフューザー
- Kenko ポリエステル製ストロボディフューザー LGーSD002:汎用性があるカップ型ディフューザー
- UNPLUGGED STUDIO ルーセントアンブレラ:被写体を美しく撮るルーセントアンブレラ
- UNPLUGGED STUDIO ホワイトアンブレラ:光の拡散性が最高の反射型アンブレラ
RoundFlash dish:人物撮影におすすめNo,1
冒頭でも紹介した丸型ボックス型のストロボディフューザーです。
特徴はコンパクトながらも、人物撮影向きの柔らかい光を作れることです。
通常小さいサイズのストロボディフューザーはどうしても光が固くなってしまい、人物撮影に使うには十分に効果を発揮しません。
しかしこのRoundFlash dishは、大型のソフトボックスやアンブレラなどと同等の柔らかい光を作ることができます。
私自身も、屋外でのポートレート撮影やイベント撮影の際に愛用しています。
- 「屋外でのストロボ撮影で、被写体を綺麗に撮りたい!」
- 「モデルさんやレイヤーさんをもっと綺麗に撮りたい!」
- 「小さくても、光を柔らかくするディフューザーが欲しい!」
そんな方にぜひ使ってほしいディフューザーです。価格が安い類似品を売っている場合もありますが、やはり品質は純正品が一番です。
RoundFlash ring:顔を綺麗に映す効果は最高!
先ほど紹介した「RoundFlash dish」の姉妹品とも言えるストロボディフューザーです。
名前通りリングのような形状になっていて、セットするとレンズをぐるっと囲むような見た目になります。
クリップオンストロボと一緒にセットして使うボックス型のストロボディフューザーです。
特徴的なのは「とにかく被写体の顔を綺麗に映すことに特化していること」です。
肌の質感を綺麗に映すとともに、目にしっかりと丸いキャッチライトを入れることができます。
使い方としては、セットした状態でなるべく被写体の顔に近づけて撮ることで、その効果を実感できるでしょう。
ただし逆に言えば、効果を発揮する距離が近いので、構図はどうしても近めになってしまうので、汎用性は「RoundFlash dish」に劣ります。
「とにかく顔近めでキレイに撮りたい!」という場合には、とても役立つおすすめのストロボディフューザーです。
NEEWER 60×60cm ソフトボックス:ソフトボックスの定番品!
ストロボディフューザーとしておなじみのソフトボックス。その中でも最も標準なサイズと言える60cm×60cmのサイズです。
被写体を柔らかい光で照らす効果に加え、光に方向を付けて操作しやすくするのが特徴です。被写体と背景で光の明暗差を表現することができます。
ストロボディフューザーの中でも比較的安く買うことができる上に、しっかりと効果があるコスパの良いアイテムです。ただし使用にはライトスタンドが必須になります。
- 「光の明暗差を使って、写真を表現したい!」
- 「背景は暗いのに、被写体は明るく映っている写真が撮りたい!」
そんな方は持っておいて損はないアイテムです。
Neewer (15×20cm)スタジオフラッシュ用 ディフューザー:とにかく安いお試し用ディフューザー!
※画像出典:Amazon
「とにかく安いものを使ってまずは試してみたい!」という場合におすすめのストロボディフューザーです。
中国のカメラアクセサリーメーカーのNEEWER が販売しており、Amazonなどでは1,300円ちょっとで買えます。
クリップオンストロボにマジックテープで固定するだけで使えて、ストロボ光の直射を防ぎ、光を柔らかくする効果があります。
ただし価格と作りからしても、効果は弱いと実際に使って感じています。
まずはストロボディフューザーを使ってみたいという場合に、お試し感覚で使ってみると良いでしょう。
ケンコー(Kenko) ストロボディフューザー「影とり」SDF-26:屋内撮影での気になる影を無くせる!
※画像出典:Amazon
レンズに装着するタイプのバウンス型のストロボディフューザーです。
クリップオンストロボや内臓フラッシュの直射を防いで、光を柔らかくします。
一番の特徴は商品名の通り、気になる被写体の影の映りを軽減できることです。
ストロボ光を屋内撮影で使うと、どうしても壁などに気になる影が映ってしまいます。
使用することで影を無くして、違和感のない屋内撮影ができます。
結婚式などの屋内でストロボを使う場合や、モノ撮りの際にもよく使われています。
価格も2,000円以内と比較的安く買えます。
HAKUBA クリップオンストロボディフューザー2WAY M DSD-CL2L:ボックス型とバウンス型の2通りで使える!
光を透過させるボックス型と、光を反射させるバウンス型、1つ持っているだけで両方の使い方ができるアイテムです。
クリップオンストロボにマジックテープで固定して使用します。
プラスチック製の板を正面にすればボックス型。
上に向けて固定すればバウンス型となります。
2つの機能があるにも関わらず、価格は2,000円程度。
両方の用途で使ってみたいという方におすすめです。
Godox AD-S17:通称キノコヘッド!AD200のカップ型ストロボディフューザー
Godoxの人気ストロボAD200の関連アクセサリーとして人気のストロボディフューザー「AD-S17」です。その形状からキノコヘッドとも呼ばれています。
AD200の付属品であるチューブヘッドと組み合わせて使えるプラスチック製のカップ型のディフューザーで、光の拡散効果が抜群のアイテムです。
人物撮影用として肌の質感を良くする効果に加え、空間全体を自然光のような柔らかい光で包みます。
おすすめはアンブレラなどのディフューザーと組み合わせて、ダブルで使うことです。
より光を柔らかくすることができます。
ただしAD200やAD360などのGodoxのストロボを持っていないと使うことができません。AD200を使うならぜひ持っておきたいアクセサリーの一つです。
Kenko ポリエステル製ストロボディフューザー LGーSD002:汎用性があるカップ型ディフューザー
※画像出典:Amazon
ストロボの発光部分にかぶせて使うカップ型のストロボディフューザーです。
光を拡散させる効果があります。
通常カップ型のストロボディフューザーは、プラスチック製のキャップのようになっていますが、こちらはポリエステル製になっています。
サイズを問わず使えるので、どこのメーカーでも使用できる汎用性があります。
UNPLUGGED STUDIO ルーセントアンブレラ:被写体を美しく撮るルーセントアンブレラ
ポートレート撮影やコスプレ撮影など、モデルさんを綺麗に撮りたいという場合は、ルーセントアンブレラがおすすめです。
今まで紹介したストロボディフューザーはいずれも小型のものが多いため、比較してもアンブレラの光の拡散性は圧倒的です。
しっかりと柔らかい光を作って、肌をキレイに映してくれます。
ライトスタンドやアンブレラホルダーなどは必要になりますが、とにかく人物撮影ならもっておいて損はないディフューザーです。
UNPLUGGED STUDIO ホワイトアンブレラ:光の拡散性が最高の反射型アンブレラ
ストロボ光を反射させるタイプのアンブレラです。
ルーセントアンブレラよりもさらに光の拡散性が強く、スタジオの小さいブースなら一つでも全体を明るくする効果があります。
肌をキレイに撮ること以外にも、写真全体の雰囲気を明るくしたいという場合に使えます。
ストロボディフューザーは自作できる?!本当に買う必要あり?
ストロボディフューザーは簡易なものなら100均で揃うアイテムで自作できます。
例えば、半透明のプラスチックでできているケース。
小物入れとして販売しているものですね。
これをストロボヘッドの形に合わせてカット。かぶせるだけでカップ型のディフューザーにできます。
それ以外でもトレーシングペーパーでバウンス型のディフューザーを作れますし、ビニール袋をかぶせるだけでもストロボ光を柔らかくできます。
ただし本来のディフューザーと比べるとあくまで代用品といった程度の効果。
やはり実際に本当の効果を期待するなら、専用に販売しているものを使ったほうが良いです。それにこういったものを使っている正直かなり見た目もかっこ悪いです。
しかしこういったもので自作できることを覚えておけば、「撮影に行ったときにディフューザーを忘れた!」という時に代用できるので損はないと思います。
【まとめ】ストロボディフューザーは必需品!用途にあったものを使おう!
今回はストロボディフューザーについて、効果や種類を解説するとともに、おすすめ品を紹介しました。
ストロボディフューザーは比較的安いアクセサリーでありながら、写真に大きな変化を与えてくれるコスパの良いアイテムです。
実際に使用前と使用後で写真を比較すると
- 「モデルさんの肌がキレイに映っている!」
- 「気になっている影が消えた!」
- 「ストロボの不自然な光が無くなった!」
こんな効果を実感できるでしょう。
ストロボ撮影をするなら、ぜひ今回の記事を参考にしていただいて、用途にあったものを選んで使ってみることをおすすめします。
【おまけ】撮影機材を少しでも安く買う裏技!!
カメラ、レンズ、ストロボ…その他撮影機材ってどうしても高いですよね。
こちらの記事では、そんな撮影機材を安く買うための方法を公開しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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