コスプレ撮影で写真の幅を広げるためにもぜひ欲しいのがストロボです。
ストロボを活用したライティング技術を習得すれば、もっとカメラマンとしてのレベルアップが見込めますよね。
しかし実際にストロボを選ぼうと思ってもたくさんの種類があり、どれを選んだら良いかわからないですよね。
- メーカーはどれを選んだら良いの?
- 必要な機能は?
- どんな点に注意して選べば良いの?
今回はそんな疑問に答えて、実際にコスプレ撮影に使った経験からストロボを選ぶコツについて解説します。
ぜひストロボの購入を検討しているあなたに参考にしてほしい内容です。
Contents
コスプレ撮影ではどんなシーンでストロボを使う?
まずはストロボを選ぶ前に、どんな撮影シーンでストロボが必要になるかを確認しておきましょう。
そのシーンを想像しながらどんなストロボを選ぶか考えると選びやすいです。
実際のコスプレ撮影においてストロボを使うシーンは大きく分けて3つに分かれます。
- 暗い場所で撮影する時
- 自然光や元々の照明の光があまりキレイでない時
- バックライトなどライティングを使って作品の表現をしたい時
つまりコスプレ撮影においてストロボは
「被写体となるレイヤーさんに当てる」+「フラッシュの光を利用して作品を表現する」
この2つの用途で使用します。
コスプレ撮影でのストロボを選ぶポイントは4つ!
「被写体に当てる」+「光を使って作品の表現をする」
この2つの用途を満たすストロボとして選びたいポイントを解説しましょう。
前提として「ワイヤレス機能があるもの」
ストロボはカメラのクリップに付けて使用することができます。
それに加え、カメラに付けなくても無線で電波を飛ばして離れた位置にあってもフラッシュを光らせることができる「ワイヤレス機能」があるものがあります。
コスプレ撮影においては「ワイヤレス機能」があるものが必須です。
被写体を明るく照らすだけならクリップに付けたストロボでもできますが、光を使って作品を表現する際は、ストロボの位置を変える必要があります。
カメラから離してストロボを使うことを「オフカメラライティング」と言います。
場合によっては被写体の後ろに置くこともありますし、フレーム外に置くことがあります。
また明るく照らす場合でも、クリップオンとして使うよりもソフトボックスやアンブレラと一緒にセットした方が光をより活用できます。
まずは「ワイヤレス機能」がついているものを選ぶと良いでしょう。
ここも抑えたい機能!ハイスピードシンクロ対応!
ハイスピードシンクロ機能とは、カメラの1/250を超えるような早いシャッタースピードにも対応して光らすことができる機能です。
逆にハイスピードシンクロに対応していないストロボは、シャッタースピードを早くするとフラッシュが追いつかず写真に影が入ってしまいます。
ストロボを使った撮影では日中シンクロなどのシャッタースピードを早くする撮影が求められます。そんな時にハイスピードシンクロに対応したストロボが必要になります。
TTL機能はいる?
TTL機能とはカメラの設定に合わせて、ストロボ側がちょうど良い明るさに設定してフラッシュしてくれる機能のことです。
この機能については、正直あっても無くての良いです。
最初は練習が必要ですが、十分マニュアル設定で対応可能です。
純正とサードパーティ、どちらを選ぶべき?
ストロボにはcannonやNikonといったカメラメーカーが作ったいわゆる「純正」とカメラメーカー以外が作った「サードパーティ」製のものがあります。
どちらが良いのかという点ですが、この点は正直どちらでも構いません。
純正は自分が使っているカメラに最適な機能を備えているおり、しっかりとした保証も効くというメリットがありますが、値段が高いというデメリットがあります。
サードパーティは、どのカメラメーカーでも使えるのと価格が安いのがメリットです。
ただし中国製など海外製品が多いため、保証や説明書等に不安はあります。
ニッシン、Godox、YOUNGNUO(ヨンヌオ)、NEEWERなどが主なストロボのサードパーティのメーカーとなります。
個人的にはサードパーティで十分ですし、中国製のものでも問題無く使用できます。
まずはサードパーティ製のもので価格を抑えながら最初の1灯を使ってみて、感覚を掴んでみることをおすすめします。
ただし気を付けたいのは、一度ストロボを購入したらそのメーカーで揃えた方が良いです。
無線ストロボで数を増やしたい時などに他のメーカーのものが混ざっているとうまく対応していない場合があります。
初めに選んだストロボのメーカーで買い足していくのが無難です。
【まとめ】コスプレ撮影の最初の1灯!おすすめは?
ここまでのポイントをまとめてみましょう。
コスプレ撮影で選びたい最初のストロボのポイント
- ワイヤレス機能があるもの。
- ハイスピードシンクロに対応しているもの。
- TTL機能はどちらでも良い。
- 純正、サードパーティはどちらでも良いが価格的におすすめはサードパーティ。
コスプレ撮影でのストロボの使い方で考えるとこのポイントを押さえたストロボを選ぶと良いでしょう。
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