テクニックとコツ

コスプレ撮影の幅を広げる!白ホリをグレーに撮るテクニック!

白ホリでキレイに撮影できることはコスプレカメラマンに求められるテクニックです。
白ホリでの撮影ができるようになったら、次はワンランク上の撮影を身に付けましょう。

白一色のはずの白ホリ背景をグレー背景に変えて撮る撮影方法です。

クールな印象のキャラクターを撮影するのによく使われますね。

普通に撮るだけではつまらない!
キャラクターに応じてかっこいい雰囲気で撮りたい!
そんな時に使えるテクニックです。ぜひ覚えておきましょう。

白ホリをグレーにする方法と必要な機材!

白ホリをグレーにするだけではなく、コスプレ撮影では被写体となるレイヤーさんは衣装や顔が目立つように明るく映す必要があります。
これにはマニュアル設定で全体露出を暗くした上で、被写体の顔~全体を明るくする必要があります。

「背景と被写体の露出を分けて考える」必要があるということになりますね。
ちょうど日中シンクロの撮影方法を白ホリで行います。

そこで必要な機材はストロボです。これは光って被写体が明るく照らせればOKです。

ただし直接当てると被写体の映りの印象が良くない硬い光になりやすいので、ディフューザーが必要です。
その中でも光の当たる方向が操作しやすいソフトボックスがあった方が良いでしょう。

それでは実際の設定手順に入っていきましょう。

グレー背景を作るための手順と設定!

まずは日中シンクロの時と同様にISO、絞り、シャッタースピードを設定します。
この時、ストロボは使わずにカメラの設定だけで写真全体の明るさを設定します。
まずは最終的に撮りたい背景の色まで、白ホリの色を変えていきましょう。

私の場合、まずはISOを100に固定します。

その後に絞りを設定。白ホリなので開放にする必要はありませんが、ここでは撮りやすいF値に設定します。大人数の合わせの場合はかなり絞ってF11程度までにします。
ピン撮影の場合はF5~6程度です。

ISO、絞りまで決めたら最後にシャッタースピードを決めます。
ここでは背景の白ホリに注目して、理想的な色になるシャッタースピードに設定します。

シャッタースピードを早くすればするほど、背景の白ホリは暗くなります。

シャッタースピード次第では、グレーから真っ黒にすることだって可能になります。

まずはストロボ無しで、背景の色が最終的なグレーより少し暗いぐらいになる露出に設定しましょう。

ISO、絞り、シャッタースピードまで決めてからストロボ

シャッタースピードを設定してから、ストロボの光量の設定に映ります。

  • ストロボと被写体までの距離
  • 被写体と壁の距離
  • 光量

具体的には、この3つを調整しながらベストな設定を見つけます。

まずは被写体に壁から離れてもらい、なるべく前に出てきてもらいます。
ストロボの光が壁に当たるのを防ぐためです。

およそ4~5m程度前まで出てきてもらったら、次にストロボを設定します。
なるべく被写体に近づけて、ソフトボックスを設置します。
光の広がりを防いで、肌の質感も良くするためです。

そして実際に何回かテスト撮りをしながら、ストロボの光量を決めていきます。
ここまで来たら、なるべくカメラの設定は変えずにまずストロボの光量で調整します。

うまくいかない時に見直したいこと

白ホリをグレーに撮影する方法と手順を解説しました。
しかし実際にやってみるとなかなかうまくいかないことも多いようです。
そこで失敗例と原因、改善方法を思いつく限りまとめてみましたので参考にしてください。

 

うまくグレーにならない…

シャッタースピードでもう一度背景の色を設定しなおしてみましょう。
設定を直した後もその通りの色になっていないなら背後にストロボの光が拡散してしまっていることが考えられます。
その場合、次の対策を参考にしてみてください。

背景に光が当たってしまっている。

光が拡散してしまい、壁面にも影響していることが考えられます。
アンブレラを使用すると全体的に大きく光が拡散されてしまいます。光に方向を付けやすいソフトボックスを使用して、被写体の顔に光が当たることを意識した場所に置きましょう。

ソフトボックスには光の拡散を防ぐグリッドと呼ばれる装備品があります。
これを使うとソフトボックスから拡散する光の方向をさらに狭くすることができます。

合わせて被写体と壁をできる限り離れてもらうようにしましょう。
光が壁に当たらない距離まで前に出てきてもらいます。

写真の一部が暗くなる、影が入ってしまう。

シャッタースピードが早すぎて追いついていないことが考えられます。

1/250を超えるシャッタースピードになるとストロボがシャッタースピードに追い付けません。ハイスピードシンクロに対応しているストロボならモードを切り替えることで解決できます。

 

【まとめ】ワンランク上の白ホリ撮影を覚えよう!

「白ホリ」となるととりあえずはキレイに撮ればOK!と考えてしまいがちです。
しかしグレーに背景の色を変えるだけでも撮影の幅が広がります。
カッコいいキャラクターならそれだけで印象的ですし、白色ではなくなるのでバックライトを入れても良いでしょう。

一度設定できれば、簡単にできるようになるのでぜひ「白ホリ」をバックライトにするテクニックを覚えて活用しましょう。