「ライトスタンドって色々な種類があるけど、結局どれが良いの?」
「コスパの良いライトスタンドってどれが良いの?」
今回は、ライトスタンドの購入を検討中のカメラマンさん向けの内容です。
実際に私が使って良かったと感じた、おすすめの「FOSOTO」というメーカーのコンパクトライトスタンドを紹介します。
以前はNEEWERの激安のライトスタンドを使っていましたが、使用したら結構違いを差を感じたので、他のカメラマンさんと話した時にもこちらをおすすめすることが多いです。
ストロボと一緒に初めてライトスタンドを探している方や追加の1本を探している方に役立つ内容になっています。
【この記事の内容】
- 使って良かった!おすすめの「fosotoライトスタンド」スペックまとめ
- おすすめできるメリットは5つ【激安ライトスタンドよりはるかに良い】
- デメリットはとにかく軽いので、屋外では転倒防止対策が必要なこと。
- 使い方を写真付きでレビュー【ストロボなどの機材をセットする方法】
- FOSOTOのライトスタンドを最安値で買えるのはAmazon!
Contents
おすすめの「fosotoライトスタンド」のスペック
まずはFOSOTOのライトスタンドのスペックをまとめてみましょう。
材質 | アルミ合金 | 重量 | 595g |
耐荷重 | 3kg | 段数 | 4段(4か所が伸ばせる) |
カラー | レッド&ブラック、ゴールド&ブラック、ブルー&ブラックの3色あり | ||
高さ | 最低高 49cm / 最伸高 191.5cm | ||
販売価格 | 4,000円程度 |
最大191.5cmまで伸縮できるので人物撮影用には申し分ない高さです。
コスプレ撮影やポートレート撮影の場合、女性を主に撮影するので、十分な高さですね。
ライトスタンドもピンからキリまであり、安いのは2,000円、高いのは10,000円程度で販売されています。
このスタンドの場合は、4,000円程度で買えるのでそれほど高くはないと思います。
おすすめポイントは5つ!激安ライトスタンドとの差も解説!
以前私はNEEWERのライトスタンドを使っていました。
コスプレ撮影でも非常に使っているカメラマンも多い激安のライトスタンドですね。
Amazonや楽天で2,000円程度で販売されています。
「とにかく安いのが良い」という場合や「まずは試しに使ってみたい」という場合はこれでも良いかもしれません。
しかし今回紹介するFOSOTOのライトスタンドとはかなり差を感じてしまいましたので、その点も詳しく解説します。
実際に使ってみて感じたメリットは以下の5つです。
【FOSOTOのおすすめポイント】
- 軽くて使いやすい!
- 持ち運びしやすい!リュックやカバンに入る!
- 意外と耐荷重もあり。(3kgまでOK)
- 安いのに壊れにくい!
- 脚部分のワンポイント色がおしゃれ!
とにかく軽いので使いやすい!重量は595g!
全体の重さはわずか595g程度。
ほぼペットボトル飲料と一緒ぐらいの重さですね。
ちなみにNEEWERの激安ライトスタンドの重量は950gでした。
ほぼ倍近くの重さなので、持ち比べるとかなり差を感じます。
非常に軽くて、移動が多いロケやスタジオの際でも使いやすいです。
いちいち折りたたみをせずにセットした機材ごと持っても重くないので、非常に便利です。
持ち運びしやすい!折りたたんだ長さは50cm
折りたたんだ時の大きさは約50cm。
対してNEEWERは約73cm程度になっています。
NEEWERとの差はおよそ23cmありますね。
このように付属のケースに入れて持ち運ぶことができます。
またリュックやカバンの大きさによっては、内部にすっぽりと入れることもできるので非常に便利です。私もいつもリュックに入れて持ち運びしています。
3㎏まで耐荷重あり!大型ストロボもOK
耐荷重は3㎏までとなっています。
私の場合は、GODOXのAD200というストロボをセットして使っています。
このストロボはバッテリー含めると1㎏程度になる少し重めのストロボです。
ただ耐荷重が3㎏まであるので、ストロボ+アンブレラやストロボ+ソフトボックスのセットでも問題無く使えます。
軽くてコンパクトにもかかわらず、この耐荷重は嬉しいポイントです。
安いけど激安品より丈夫!
こちらが以前使用していたNEEWERのライトスタンドの壊れた部分です。
2本セットで購入しましたが、いずれも1年使わないうちに足部分の部品が取れて無くなってしまいました。
その時に見つければ取り付けもできるのですが、たいがいは気付かずに次の撮影の時にスタンドが使えずに困るというパターンが多いです。
FOSOTOのスタンドを使い始めて1年以上立ちますが、今のところこういった部品の外れや故障には困っていません。
脚部分のワンポイント色がおしゃれ!
これは個人的にですが、足部分のワンポイントカラーがおしゃれですよね。
全体的に細身のデザインなのもかっこいいです。
なんとなくこういったワンポイントがあると撮影の時もテンション上がりますよね。
レイヤーさんからも「このスタンドかっこいいですね。」って言われることもあります。
脚の部分は、レッド&ブラック、ゴールド&ブラック、ブルー&ブラックから選べます。
私の場合はレッド&ブラックですね。
デメリットは軽い分、屋外では転倒防止が必要!
先述のように本体の重さは595gしかありません。
その分、屋外で使う際は風や機材の重さによる転倒に注意する必要があります。
脚をなるべく平らの状態にする他、転倒防止用に重りをつけると良いでしょう。
ただしこういった重りは撮影用に購入すると結構高いです。
また別途重りを持ち歩いてたら、せっかく軽いスタンドを買っても…と感じてしまいます。
なのでカバンなどの荷物で足を支えるように置くことでも代用できます。
なるべく脚を地面と平行になるように広げ、その上にカバンを置きます。
一番良いのは誰かに支えてもらうことではありますが、アシスタントがいないと難しいので風がある屋外で撮影する際には、カバンを重りの代わりに使いましょう。
軽さが不安という場合は、他のライトスタンドを検討すると良いでしょう。
こちらの記事で風に強くおすすめのライトスタンドをまとめています。
使い方を写真付きでレビュー
ここからは実際の使い方を写真で解説していきましょう。
基本的にはライトスタンドの使い方はどれも共通です。FOSOTOのスタンドが特別変わった使い方をするわけではありませんので安心してください。
最初ライトスタンドを購入した時は、セットの方法に迷うかもしれません。
特にストロボやソフトボックス、アンブレラなどの機材とのセット方法がいまいちわからなくて困ったことがあります。
その部分も写真付きで解説しているので参考にしてみてください。
立て方は簡単!あっという間にセット完了
立て方は非常に簡単です。折りたたんでいる脚を広げて、地面に置きます。
一番下の回すネジを緩めて、脚の角度を調整します。
通常は少し浮かせた状態でセットしますが、浮かせた部分が少ないほど安定します。
角度を決めたら、再度一番下の回すネジを締めて固定します。
S型ブラケットはライトスタンドの必需品!
次にS型ブラケットをセットします。
ライトスタンドを使う場合、S型ブラケットは必需品になります。
S型ブラケットは安いもので十分です。私の場合はNEEWERのソフトボックスを購入した時に一緒に付いてきたものを使っています。
単体で購入しても3,000円程度なのでここは購入しましょう。
ライトスタンドによっては別途オスダボといわれる、先端部分に付ける部品が必要になりますが、FOSOTOの場合は不要です。
ライトスタンドの先端を、S型ブラケットの穴にセットしてネジで固定すれば完了です。
S型ブラケットのネジを緩めてから、先端を穴に入れます。
その後、しっかりネジを締めて動かないように固定します。
ストロボのセット方法
ストロボをセットする際は、S型ブラケットに挟む形で固定します。
S型ブランケットの上部のネジを緩めてから、ストロボを挟みます。
そのあとでネジを締めてがっしりと固定します。
使用しているストロボAD200はS型ブラケットで挟めるギリギリのサイズです。
S型ブラケットでライトスタンドにセットできるストロボの中では、かなりパワフルな光量で非常に重宝しています。
ソフトボックスのセット方法
ソフトボックスをセットする時は、ソフトボックスを広げた状態でS型ブランケットにセットします。
S型ブランケットの外側に写真のようにセットします。ソフトボックスの四角い穴を一つ一つ広げて固定させるイメージですね。
最初セットした時は「これでいいの?」と結構不安になりますが、意外としっかり固定されるので風で飛んでいったりしないので大丈夫です。
使用しているのは、NEEWERの80×80cmのソフトボックスです。これぐらいのサイズがスタジオでも屋外でも一番使いやすいですね。
アンブレラのセット方法
アンブレラのセットは、S型ブランケットのアンブレラホルダーに、アンブレラの棒部分を通して固定します。
ネジを緩めて、ホルダーに棒を通します。
ちょうど良い部分でネジを締めて固定すればOKです。
アンブレラは直径84cmでブラック×ホワイトの反射型を使っています
1~3人程度の撮影の場合はこの大きさが一番使いやすいと思います。
折りたたみ方は?
各部分のネジを緩めて、一番小さい状態まで伸縮した部分を引っ込めます。
最後に一番下のネジを緩めて脚を内側に折りたためばOKです。
脚を内側に折りたためるので非常にコンパクトに収納できます。
【まとめ】2,000円の差でこのスペックの違いはおすすめ!
FOSOTOのライトスタンドのおすすめポイントや、NEEWERの激安ライトスタンドとの差を話してみました。
- 重さは約半分!軽くて使いやすい。
- 20cm短く折りたためるので、持ち運びに便利。
- 黒一色ではなく、ワンポイントカラーがおしゃれ。
- 1年以上壊れずに長持ちする。
正直倍近くの値段ですが、NEEWERのライトスタンドが1年しないうちに壊れてしまったことを考えるとコスパは良いと思います。
壊れたスタンドは捨てるにも困りますしね。家に放置したままになっています。
結局1年で買い替えることになるなら、最初からこっちを買っておけば良かったと感じてしまいました。今は2本買い揃えて、スタジオからロケまで使い倒しています。
FOSOTOのライトスタンド、最安値で買うには通販!
今回紹介したFOSOTOのライトスタンドに限らず、撮影用のライトスタンドは家電量販店やカメラ屋さんではなかなか売っていません。
一番購入しやすいのはネット通販です。
Amazonや楽天などなら常にだいたい在庫があります。
ただし在庫等の状況で値段が変わるので、購入時に調べてみて一番安いところで買うのが良いでしょう。
何回かチェックしてみたところ、Amazonが一番安く売っている時が多いです。
【おまけ】撮影機材を少しでも安く買う裏技!!
カメラ、レンズ、ストロボ…その他撮影機材ってどうしても高いですよね。
こちらの記事では、そんな撮影機材を安く買うための方法を公開しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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