機材とカメラ

手持ちストロボ撮影に必要な機材総まとめ!|ポトレ・コスプレ撮影向け

手持ちストロボ撮影に必要な機材おすすめ
  • ライトスタンドが使えない場所でストロボを使いたい…
  • ライトスタンド使用禁止のイベントでストロボを使うにはどうすれば良いの?
  • 手持ちでストロボを使っているカメラマンを見かけるけど…どんな装備が必要なの?

今回はポートレートやコスプレ撮影をするカメラマンさん向けにこんな疑問にお答えします。

ストロボとセットで使うライトスタンドはいつでもどこでも使えるわけではありません。

  • 場所や撮影イベントの規約で使用が禁止されている…
  • 風が強すぎてライトスタンドが使えない…
  • 狭い場所や人の多い場所では迷惑になってしまう…

上記のように使えないことも多々あります。
そんな時にできると役立つのが手持ちストロボによる撮影です。

ストロボ手持ち撮影

大がかりな機材が無くても、ストロボの効果を写真に反映することができます。
荷物も少なくて済むので、機動力重視のロケやポートレート撮影にも便利ですね。

今回はそんな手持ちストロボ撮影のやり方や必要な機材を解説していきます。
参考にしてもらえば、明日から手持ちストロボ撮影ができるようになります。

 

 この記事の内容

  1. ストロボ手持ち撮影のメリット、デメリット
  2. ストロボ手持ち撮影をするのに必要な機材(ストロボ、コマンダー、グリップ、レンズ、ディフューザー)の解説
  3. 私のストロボ手持ち撮影時に使う最強装備を公開

 

ストロボ手持ち撮影のメリットとデメリット

手持ちでストロボを使うには?

 

ストロボ手持ち撮影とは、本来クリップオンやライトスタンドにセットするストロボを直接手で持って撮影する方法です。

私自身が一番使うのは「ライトスタンドが使えないコスプレイベントの撮影時」です。

片手にストロボを持って被写体の顔に当てて、片手にカメラを持って構図を整える。
両方の手を動かしながら撮影をします。

見た目はかなり不格好ですが、できるようになるとコスプレイベントや機材が使えないポートレート撮影などで、ストロボ効果を発揮した綺麗な写真を残せるようになります。

そんな悪条件でもしっかりとした写真を残せるストロボ手持ち撮影のメリットとデメリットを理解しておきましょう。

 

ストロボ手持ち撮影のメリット

 手持ちストロボ撮影のメリット

  1. ストロボが使いにくい場所でもストロボの効果を写真に反映できる。
  2. ライトスタンド等の機材を使わない分、装備が軽装で済む。
  3. 頻繁に場所移動をする際に、機材が少ないのでさくっと動ける。
  4. クリップオンストロボよりも撮り方に幅が出る。

ライトスタンドが使えない場所や使いたくない状況でもストロボの効果を発揮できるのが最大のメリットです。

もう一つの隠れたメリットとして、クリップオンストロボよりも撮り方に幅が出ることが挙げられます。

クリップオンストロボでは被写体がカメラの方向を向いていないと、顔を明るく照らすことができません。

屋内であれば、壁に反射させるバウンス撮影もできますが、屋外ではバウンス撮影はできないので、常にカメラの方向を向いてもらうことになります。なのでどうしても構図が縛られてしまいがちです。

しかし手持ちストロボ撮影なら被写体の顔の向きに合わせて、ストロボを自由に動かすことができます。
例え被写体の顔が横向きであっても、手が届く範囲までは対応可能です。

 

ストロボ手持ち撮影のデメリット

 手持ちストロボ撮影のデメリット

  1. 被写体にかなり近づく必要あり。中望遠レンズは使えない。
  2. 片手でカメラを扱うので手ブレしやすくなる。
  3. 体力の消耗が激しい。

手持ちストロボ撮影の場合は、自らがライトスタンドの役割も兼ねることになります。

十分にストロボ光が届く範囲まで近づかないと、被写体を照らすことができません。
つまり中望遠の焦点距離のレンズは使えないということになります。

またストロボ+ディフューザーのセットを片手で持ち、カメラを片手で持つので、あまり重装備だと体に負担がかかりますね。その分手ブレしやすくなります。

疲労感は想像通り。イベント終盤ではかなりくたくたです。

ライトスタンドが使えない場所では有効な手持ちストロボ撮影ですが、このようなデメリットもあります。
特殊な状況以外ではやはりライトスタンドを使った方が無難と言えます。

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手持ちストロボ撮影に必要な機材!

手持ちストロボ撮影をするメリット、デメリットを解説しました。

どうして疲れてしまうというデメリットがある反面、ライトスタンドが使えない場所や状況でもストロボを使えるという大きなメリットがあります。

そんな手持ちストロボ撮影をするには以下の機材が必要になります。

手持ちストロボ撮影に必要な機材一覧

 手持ちストロボ撮影に必要な機材

  1. ストロボ
  2. コマンダー(ラジオスレーブ)
  3. レンズ
  4. S型ブラケット
  5. グリップ
  6. ディフューザー(ソフトボックスやアンブレラ)

 

①ストロボ|小型軽量かつ光量の多いものがベスト!

手持ちできるストロボ

まずはストロボです。
ストロボは価格帯や光量、メーカーでピンからキリまでありますが、手持ちストロボ撮影をする場合は、小型軽量かつ光量が多いストロボがベストです。

長時間持っていても疲れず、かつ屋外使用がメインとなるので、日中シンクロにも対応できる光量が必要です。

私自身はコスパの良いストロボメーカー「Godox」のストロボを使用しています。
おすすめのストロボをいくつか挙げておきましょう。

 手持ちストロボ撮影におすすめのストロボ

  1. Godox TT600:小型で軽量!手軽に使えて光量GN60のクリップオンストロボ。
  2. Godox V860Ⅱ:Godoxの最上級クリップオンストロボ。パワーも十分でサクサク撮れる。
  3. GODOX AD200:コスプレ撮影でも大人気の小型モノブロック。

 

 

 

 

 

 

②コマンダー(ラジオスレーブ)|オフカメラライティングの必須品!

手持ちストロボ撮影に必要なコマンダー

手持ちストロボ撮影ではストロボをカメラのホットシューにつけない「オフカメラライティング」をします。

ストロボとカメラが離れていても、シャッターと連動して光らせるために、コマンダー(ラジオスレーブ)が必要になります。

コマンダーは、ストロボメーカーごとに分かれています。
ストロボを選んだあとに同じメーカーで、かつ使っているカメラメーカーに対応している専用のコマンダーが必要です。

カメラのホットシューにつけたコマンダーで操作することで、離れた位置にあるストロボを操作することができます。

 

コマンダーでストロボを操作する

 

私の場合はストロボがGodox、カメラがSONYなので専用コマンダーはこちらになります。

 

 

Godoxの場合は、末尾のアルファベットでカメラメーカーを表しています。

  • SがSONY
  • NがNikon
  • CがCannon

といった感じに分かれています。

購入前に自分の使っているカメラで問題なく使えるか確認してから選びましょう。

 

③レンズ|焦点距離は55mm未満がおすすめ!

手持ちストロボ撮影に必要なレンズとは

手持ちストロボ撮影では、焦点距離が近めのレンズがおすすめです。
分の持っているストロボの光が被写体の顔まで届く範囲で撮影する必要があるからです。

被写体までの距離が遠いと、光が届かずストロボの効果が発揮できかったり、被写体の顔を照らす光が「固い光」になって綺麗に撮れません。

具体的には25~45mm程度の焦点距離、遠くても55mm程度。
ポートレートでよく使われる85mmや135mmの中望遠レンズでは光が届かないので注意が必要です。

個人的なおすすめは35mmの焦点距離です。
各社の35mmレンズの中からおすすめできるスペックのものを一覧にしておきます。

 

 

 

 

 

④S型ブラケット|機材セットに必要

S型ブラケットがあると手持ちストロボ撮影は快適

ストロボを挟んでセットして、ライトスタンドにはめ込む際に使用する機材です。

手持ちストロボ撮影の場合は、無くても大丈夫ですがソフトボックスやアンブレラと組み合わせるのに必要になります。

これはどんなものでもあまり大差ないので、どれでも問題無いです。
今使っているものをそのまま使っても大丈夫ですし、無ければ安いのを一個揃えれば大丈夫です。

 

 
 
 

⑤グリップ|あると安心便利で疲れにくい!

先端がS型ブラケット等と組み合わせが可能なゴムグリップです。
ストロボを直に持ってもOKですが、グリップがあると安定性と使いやすさ、疲れやすさが変わります。

私の場合はこんな感じで組み合わせています。

グリップと組み合わせ

以前はAD200などのストロボを直接手で持っていましたが、撮影に夢中になってて何度か落としかけてしまったのでグリップを付けることにしました。

 

 

⑥ディフューザー|重要!被写体を柔らかい光で照らす!

手持ちストロボ撮影におすすめのディフューザー


手持ちストロボ撮影で一番重要と言っても良いのがディフューザー
です。

ディフューザーとは、ストロボ光をポートレートやコスプレ撮影で好まれる「柔らかい光」に変えるアイテムです。被写体の肌感を良くし、綺麗に映すための必須アイテムです。

ディフューザーの代表的なものはアンブレラやソフトボックスが挙げられます。
このディフューザーの質が悪いと、せっかく手持ちストロボ撮影をしてもキレイな写真を撮ることができません。

一般的にディフューザーは大型のものであればあるほど、柔らかい光を作ることができます。

とはいえ、手持ちストロボ撮影では大型のディフューザーを使うことはできません。
片手で持つことになるため、重すぎず、カメラがある手までかからない大きさのものを使う必要になります。

小型かつ軽量で、ストロボ光を柔らかくする効果があるもの。
そんなディフューザーが必要になります。以下におすすめをまとめてみました。

 

手持ちストロボ撮影におすすめのソフトボックス2選

ソフトボックスとは、ストロボ光を紗幕を通すことによって、柔らかい光に変えるものです。

一般的にはライトスタンドと組み合わせて使うイメージですが、手持ちストロボ撮影にも使える小型のものもあります。

一番のおすすめは「RoundFlash Dish」(ラウンドフラッシュディッシュ)です。
ストロボとセットする形で使えて、軽量で使いやすいソフトボックスです。

手持ちストロボ撮影におすすめのRoundFlash Dish

ディフューザーは小型であればあるほど、どうしても光は固くなってしまいますが、この「RoundFlash Dish」は小型かつ軽量で柔らかい光を作ってくれます。

 

 

全体の大きさも50cmほどなので、邪魔にならず手持ち撮影でも使うことができます。

 

 

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ただしRoundFlash Dishは、7,000~1万円近くの販売価格になります。
ちょっと高いと感じるかもしれませんね。

そんな時は効果は劣りますが、ストロボに直接付ける小型のソフトボックスディフューザーでも、ある程度光を柔らかくする効果はあります。
こちらの場合は2,000円未満で買うことができます。

 

 

 

手持ちストロボ撮影におすすめのアンブレラ!

手持ちストロボ撮影におすすめの小型アンブレラ

アンブレラの場合は、ソフトボックスよりも元々軽量なので、手持ちできるギリギリのサイズまで大きいものを使うのもありです。

なおアンブレラを使うにはS型ブラケットが必要です。

一応手持ちストロボで使うのを想定した小型のアンブレラも販売されています。
かなり小型で軽量、使い勝手は良いですが、大型のアンブレラに比べると光は固めです。

 

私は実際に使っている手持ちストロボ撮影の装備を公開!

紹介したおすすめ機材は実際に私が使ったことがある機材ばかりです。
様々な試行錯誤を経て、以下の装備に落ち着きました。

私の手持ちストロボ撮影の機材一覧

この装備に整えてから、イベント撮影での写真のレベルが大きく向上した実感があります
レビューや紹介はこちらの記事で詳しく解説していますので、よければ参考にしてみてください。

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【まとめ】手持ちストロボ撮影をマスターしよう!

今回は「手持ちストロボ撮影」のメリット・デメリットと必要な機材を解説しました。

紹介した機材をそのまま使えば、手持ちストロボ撮影でも、ストロボの効果を反映した綺麗な写真を撮ることができます。

手持ちストロボ撮影は、特にコスプレイベントでの撮影に威力を発揮します。
ライトスタンドを使えない時に、被写体の顔をストロボでしっかり綺麗に映した写真は、非常に好まれる傾向にあります。

「もっとイベントで使われる写真を撮りたい!」
そんなカメラマンさんには特におすすめの撮影方法です。

 

もう一度必要な機材を見る

 

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【おまけ】撮影機材を少しでも安く買う裏技!!

カメラ、レンズ、ストロボ…その他撮影機材ってどうしても高いですよね。
こちらの記事では、そんな撮影機材を安く買うための方法を公開しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

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