- GODOX AD100proが気になっている!
- コンパクトに使えるストロボを探している!
- 他のストロボとどう違うの?
今回はGODOX社から2021年6月4日に発売された「GODOX AD100pro」のレビュー記事です。
GODOX AD100proは何と言っても、350mlの缶ジュースとほぼ同じサイズというコンパクトさが魅力のモノブロックストロボです。
それでいて100wとそこそこの光量で、屋内撮影なら1本でも戦えるレベルのストロボです。
さらにGODOXらしく価格が安価で、同形状品のprofotoのa2と比較するとその価格差は15万円以上も安く買えます。
特にスタジオ等での多灯撮影や、撮影時の荷物を軽減したい方のストロボとして1本持っていると非常に便利なおすすめストロボです。
私自身もAD100proを2022年に購入して、2年以上使い倒してきました。
何度か落としてしまったり、テープを貼り付けた跡があったりと割とボロボロです。
AD100proはどちらかというとメインライトで使うよりも、その携帯性を活かして、サブで使用したり、AD200と組み合わせてライティングにスパイスを加えるような役割で使用しています。
今では撮影時に必ず持っていく欠かせないストロボの一つです。
今回はそんなAD100proをバンバン使い倒してきた私が、
- スペックからAD100proの特長
- AD100proの光の状態を写真付きで紹介!
- 実際に使ってみて感じたメリット、デメリット
- 【こんな使い方ができる】AD100proの活用事例5つ
こんな内容を実際の製品写真を入れながら解説していきます。
今AD100proが気になっている方はぜひ参考にしてください。
Contents
GODOX AD100proのスペックと特長
| 商品名 | Godox AD100pro |
| ワイヤレススレーブモード | 2.4GHz無線モード(キャノン、ニコン、ソニーなど各メーカーと互換性あり) |
| フラッシュモード | ワイヤレスOFF/M/Multi 無線スレーブによるTTL/M/Multi |
| ガイドナンバー | 記載なし(測定結果 およそ55と推定される) |
| 最大パワー | 100W/S |
| パワー出力調整 | 9段 :1/1~1/256 各0.3刻みで調整可能 |
| マルチフラッシュ | 最大90回 99Hz |
| フラッシュ調光補正 | ±3段 1/3刻み |
| シンクロモード | ハイスピードシンクロ(最大1/8000秒) 先幕および後幕シンクロ |
| 発光タイマー | 0.01~30秒 |
| BEEP音 | 〇 |
| モデリングランプ | 最大出力1.8w/色温度3000-6000K±500K/10段階調整 |
| ワイヤレスフラッシュ機能 | スレーブユニット、シャットダウン |
| 制御可能なスレーヴグループ | 5グループ:A,B,C,D,E |
| 送信範囲(約) | 最大100m |
| チャンネル | 32(1~32) ID=01~99 |
| 電源 | リチウム電池(7.2V/2600mAh) ※GODOX V1と同じWB100 |
| 発光回数(フル発光) | 360回 |
| リサイクルタイム | 約0.01~1.5秒 |
| バッテリー状況表示 | 〇 |
| パワーセーブ | 使用後約30分(調整可能)において操作がない場合、自動待機状態に入ります。 |
| シンクロトリガーモード | 3.5mmシンクロコード、ワイヤレスコントロールソケット |
| 色温度 | 5600±200k |
| サイズ | 120×76×76mm |
| 重量 | 524g(電池含む) |
| 価格(2025年1月時点Amazon参考) | 41,000円程度 |
特長①:100Wの光量
GODOX製品のストロボは商品名がそれぞれ光量を表しています。
ですのでAD100proは100Wの光量となります。
感覚的にですが、一般的なクリップオンストロボは60~70W。
そしてGODOX AD200に代表される小型のモノブロックストロボが200Wなので、
クリップオンストロボ以上、モノブロックストロボ未満の光量と言えます。
「クリップオンでは物足りないけど、モノブロックほど大きい機材を持ちたくない」
そんな場合にちょうど使える光量のストロボと言えます。
使ってみた感覚では、強い光量が必要となる日中シンクロを使うような屋外撮影には、ちょっと物足りなさを感じます。
しかし屋内撮影やメインと組み合わせるサブライトとしては十分な光量だと感じています。
特長②:約12cm・524gの超コンパクトサイズ!!
やはり一番の特長と言っても良いのはここです。
ほんとにびっくりするぐらい小さくて軽い!
350mlの缶ジュースとほぼ同じサイズです。
GODOX社の製品は、スペックの割には小型軽量化されているものが多く、人気シリーズAD200もまさにそれでしたが、そのAD200をさらに大きく下回るサイズです。
ちなみにADシリーズの他とも比較してもサイズは一番小さいです。
「ストロボを増やしたいけどこれ以上荷物は増やしたくない…」
移動の多いロケ撮影や遠征での撮影、コスプレイベント等での撮影ではみなさん思ったことはあるのではないでしょうか?
そんな時に補助的に1本、荷物にならずに手軽にストロボを増やせるのがAD100proの最大の特長と言えます。
私の場合はカメラリュックのこんなスキマにこっそりと入れて持ち運びしています。
特長③:圧倒的なコスパ!
最後にGODOXらしい圧倒的な価格コスパです。
AD100proは、この記事を書いている2025年1月現在、Amazonでは41,000円程度で販売されています。
これは同じく100Wの光量で缶ジュースサイズのコンパクトストロボとして、AD100と比較されやすい「Profoto A2」の販売価格約19万円の5分の1程度の価格です。
※販売価格はこちらからご確認ください。
確かにProfotoは、プロカメラマン向けの高級機材メーカーです。
光の質等、比較すれば違いはあります。
しかしそれでも、5分の1の圧倒的な価格差は大きいと思います。
- ストロボをなるべく安く揃えたい…
- 趣味の撮影で使うストロボを探している…
- 実際に使ってみて良いか試してみたい…
そんな方には、AD100proのこの価格は魅力だと思います。
※販売価格および価格差は変動します。
必ず販売ページを確認していただくようお願いします。
以下のリンクからそれぞれの通販サイトの販売ページを確認できます。
【開封レビュー&使い方解説】AD100pro
それではここからは実際にAD100proを開封してから使用するまでのレビューとなります。
簡単な使い方も写真付きで解説していきます。
開封すると中身はこんな感じです。
AD100proのパッケージ内容
- GODOX AD100proボディ(本体)
- バッテリーWB100
- 充電器、充電コード
- AD-E2(スタンドセット)
- 取り扱い説明書(日本語)
- 保証書
- 外箱ケース
電池&充電器がコンパクトになり、USB充電可能に!
AD100proではGODOX A1と同じWB100を電池として使用します。
非常に軽量でコンパクトサイズの電池です。
充電もUSB type-cを使用して可能でモバイルバッテリー等でも充電できます。
もちろんコンセントも付属しているのでどちらでも充電可能です。
AD100proの本体外観
まずはヘッドの発光部分です。
ちなみにAD100はストロボヘッドの変更はできません。
ただしAD200のアクセサリーである「AK-R1」と互換性があるので、カスタマイズ可能です。
側面部分1です。
真ん中にあるスイッチをスライドすると電池が取り出せます。
側面写真2です。
ネジ穴が2つついており、スタンドや付属品のAD-E2(スタンドセット)が直接セットできるようになっています。
また過熱を防止するファンもついているのが確認できます。
側面写真4です。
AD100proの液晶・操作面の写真
続いて液晶および操作面の写真です。
落としてしまったこともあり、ちょっと傷がついています。
詳しい操作ボタンはこんな感じです。
実際に使うまでの流れ
AD100proは基本的にコマンダーによる遠隔操作で発光させて使用する方が多いです。
GODOXのコマンダーならどれでも使用できます。
ここではGODOXのコマンダーX3を使用して、実際に使うまでの流れを解説します。
まずはコマンダーとAD100proのチャンネルとIDを合わせます。
合わせてグループの振り分けもA~Eの中から行います。
これでシャッターと連動してストロボ発光される準備ができました。
その後、カメラのホットシューにコマンダーをセット。
AD100pr0をライトスタンド等にセット。
これで準備完了です。
そのあとはコマンダー側でAD100proの光量などを調整できます。
ちなみに今紹介した手順は、順番はあまり関係ありません。
コマンダー側とAD100proのグループ、チャンネル、IDが揃っていれば発光します。
慣れればすごく簡単ですし、1回設定してしまえばあとは自動保存なので、毎回設定する必要はありません。
【使用&光の比較】AD100proの光はどう?
ここからは実際にAD100proを光らせてみて、発光の状態を写真付きで紹介します。
光の状態や他ストロボとの比較もしてみたので参考にしてください。
全ての発光において、同じ機材、同じ設定、同じ条件で発光させています。
- カメラ:SONY a7RⅣ
- コマンダー:GODOX X3
- 部屋の状態:明かりは付けずに真っ暗な状態
- シャッタースピード:1/125
- F値:F4.5
- ISO:100
- 壁との距離:80cm程度
光量ごとの発光状態
それぞれの光量ごとの比較です。
光量は室内で扱うなら十分な光量を発揮しています。
また通常のストロボヘッドと違い、全体に広がるような光が特徴です。
GODOX AD200proとの比較
同じ設定、同じ光量でAD200と比較してみるとどうでしょうか。
撮影した結果、以下のようになりました。
やはりW/Sの分、AD200の方がかなり光量が大きいです。
またAD200の通常のストロボヘッドに比べ、AD100は丸形のヘッドの分、
光が中心ではなく、全体的に広がっているのがわかります。
モデリングランプの状態
最後にモデリングランプの状態です。
AD100proのモデリングランプは最大1.8wとあまり強いとは言えません。
あくまで撮影時の補助光としての使用がメインと言えそうです。
【買う前に確認】AD100proのデメリット
ここまでAD100proの特長や実際の使用状態をレビューしてきました。
ここからは私自身が2年間使ってみて感じたデメリットとメリットを書いていきます。
① 最大のデメリットは海外(中国)製
GODOXの製品全般に言えることですが、やはり一番のデメリットは中国製であり、もしもの時に保証・修理等で不安があることです。
この点においては、私自身割り切って使用しています。
少し使用期間が短くなろうとも、それを上回る価格メリットがあるからです。
また今までAD100proをはじめ、AD200シリーズやAD300など10台以上使ってきましたが、初期不良などはなく、故障も落下や水没以外を原因とするものもありません。
ここまで使ってきて、十分おすすめできる品質とコスパの製品だと感じています。
② 屋外撮影のメインライトには不向き!
AD100proは光量を必要とする場所でのメインライトとしては、光量が不足しており、不向きだと感じています。
例えば屋外でのコスプレイベントでの撮影や、外ロケでの撮影など、日中シンクロに近い形で強い光量を必要とする撮影には不向きです。
その場合はGODOX AD200やAD300などより強い光量のストロボを検討した方が良いと思います。
③ 軽いので取り回しに注意!特に落下には弱め?
AD100proの最大のメリットであるコンパクト・軽量ですが、その分取り回しには注意が必要です。
これは私自身の不注意ですが、他のストロボに比べて軽いのでちょっと扱いが雑になってしまったり、ムリな使い方をすることがあり、何度か落下させてしまっています。
つい最近も落下させてから、起動時に「ブー」っという大きな異音がするようになってしまいました。発光等は問題なくできていますが、いずれ故障するかもしれません。
【ここが良い!】AD100proのメリット
こういったデメリットもありますが、やはりAD100proは買って良かったストロボだと感じています。ここからはメリットについて書いていきます。
①:圧倒的なコンパクトサイズ
一番のメリットはわずか12cm程度のコンパクトなサイズと軽量であることです。
スタジオや屋外撮影時に加えたい1灯を、さほど荷物を増やすことなく持っていけるのは嬉しいポイントです。
- ちょっとしたバックライトに使用したり…
- 明るさが足りない時のもう一灯として加えたり…
メインのAD200×2灯に、このAD100proを加えることにより、ライティングの幅が大きく広がったと感じています。
②:圧倒的なコスパ!
やはりこの部分も魅力です。
モノブロック型のストロボとしては安価な41,000円程度で揃えることができます。
決して安い買い物ではありませんが、他のメーカーや純正のストロボを買うよりは圧倒的に安く揃えることができます。
③:豊富な使用方法:AD100proの活用方法紹介
AD100proはサブのストロボとして、様々な使い方ができるのが魅力です。
私のAD100proの活用方法を記載しておきます。
(1) クラムシェルライティングの下段用に!
コスプレ撮影では、上下からストロボを挟んで被写体の顔の影を飛ばす「クラムシェルライティング」が主流になりつつあります。
AD100proはこのクラムシェルライティングの下段用のストロボとして最適です。
追加の荷物もさほど増えずに、軽量でセットもしやすいからです。
この方法でコスプレイベントなどで活用しています。
(2) キャッチライトの補助光に!
被写体の目に光を入れるキャッチライト用の光としても活用しています。
AD100proはアンブレラを通しても、割と主張の強い光になるので、キャッチライトをもう1ポイント入れたい時に有効です。
さきほどのクラムシェルライティングの際にも、しっかりと光が入るのでおすすめです。
(3) 強い光量が必要な屋外撮影時の補助光に!
私はメインストロボとしてAD200シリーズを使用していますが、夏の昼間に日中シンクロ撮影をする際には、AD2001本だけでは光量が足りない時があります。
そんな時にAD100proを組み合わせて、さらに光量を足して撮影ができます。
先ほどのクラムシェルライティングの容量で、AD100をAD200のすぐ下にセット。
同じアンブレラに当てて、光量をさらに強くする妻い方です。
これでさらに光量が強いメインライトを作り、日中シンクロ撮影に活用します。
(4) GODOXのアクセサリーキット「AK-R1」が使用可能!
GODOXはAD200等と組み合わせるアクセサリーキット「AK-R1」を発売しています。
これはAD100でも使用可能です。
GODOX AK-R1のセット内容とそれぞれの効果一覧
- バーンドア :光に方向性を付ける
- スヌート :光の範囲を直線上に限定する
- カラーフィルター:光の色を変える
- ディフューザープレート:光を柔らかくする。
- ハニカム :光の届く範囲を狭くする
- ディフューザーボールキット:光を拡散させ、柔らかい光にする
- バウンドカード:反射させた光を被写体に当てる
例えばスヌートとセットさせるとこんな感じです。
これだけのアクセサリーはセットになった優れものです。
活用方法の幅を簡単に広げることができるのでおすすめです。
(5) 手持ちストロボ撮影用に!
コスプレイベントはライトスタンドの使用が規約で禁止されているものがあります。
そんな時は、手持ちストロボ撮影をして対応します。
その手持ち撮影にAD100proは軽くて扱いやすいのでおすすめです。
バッテリー等をセットすると1kgを超えてしまうAD200と比べて、AD100proは500g程度なので、1日扱えることができます。
さきほどのAK-R1のディフューザーと組み合わせることで、人物撮影向きの拡散された柔らかい光を作り出すこともできます。
他のGODOXのストロボと比較や使い分け方は?
GODOXからはAD100pro以外にも
- AD200シリーズ(AD200、AD200pro、AD200proⅡ)
- AD300
など多くのストロボが販売されています。
この中でどれを選んだら良いか迷っている方もいるかもしれません。
これらのストロボの違いをざっくりまとめると以下のようになっています。
GODOX ADシリーズのそれぞれの違い一覧
- 光量:製品名の数字がそれぞれw/sになり最大光量を表しています。
- 形状:光量が大きくなるほどに、形状も大きくなります。
- 汎用性:AD200シリーズは専用のアクセサリーやストロボヘッドが多く販売され、さまざまな撮影に使用できます。
- 価格:最大光量に比例して価格は高くなります。
私自身はADシリーズを3つとも持っていて、以下のように使い分けています。
私のGODOXストロボの使い分けの例
- AD100:1本所持。メインと組み合わせて使うサブストロボ。補助光やバックライト用として使用。ライティングの幅を広げる。
- AD200:2本所持。スタジオ、屋外撮影のメインライト。チューブヘッドを使用し、柔らかい光で被写体の肌を明るく照らす。1本はバックライト等のサブとして使用することも。
- AD300:1本所持。夏の海などの強い光量が必要な際のメインライト。もちろん通常のメインライトとしても可能。AD200を1本サブにしている際のメインライトとしても使用。
このように使い分けています。
もっと簡単に言うと
メイン用だったらAD200orAD300!サブ用だったらAD100を選ぶ!
こんな使い分けをしています。
どれをどのように使うと決め打ちするよりも、あればあるだけ撮影できる方法の幅が広がるので、徐々に買い足していくのもおすすめです。
AD200など他のシリーズも記事にしているので、ぜひ参考にしてくださいね。
【まとめ】AD100proはこんな人におすすめ!
今回はGODOX AD100proについてのレビュー記事でした。
少しでも参考になりましたら幸いです。
AD100proの魅力を一言で言うと、
- 荷物を増やさずに
- そこそこの光量のストロボを安価に追加できて
- サブストロボとしてライティングの幅を増やせること
この3点だと感じています。
もし今あなたが新しくライティングの幅を増やしたい!
メインのストロボに加えて、もう1つストロボを持っておきたい!
そう思っているならAD100proはおすすめできるストロボです。
誰も教えてくれないコスプレイベントのアレコレ…余すところなく公開中!!
「真剣なカメラマンさん」だけにこっそりと読んでほしいnoteです。
【限定公開】世界初の『コスプレイベント』完全攻略note|コスプレカメラマン養成講座|note
「もっと撮影予定を充実させたい…」悩める中堅カメラマンさん向けの1冊。
世界で唯一無二の『コスプレカメラマン専用のtwitter(X)完全攻略note』です。


