- 屋外撮影の風に強いライトスタンドを探している!
- ライトスタンドの転倒が心配…
- ライトスタンドが風で倒れないような方法を教えて!
今回はライトスタンドの中でも、屋外撮影向きで風に強く、倒れないものとしておすすめを紹介します。

こちらのライトスタンド、
「UNPLUGGED STUDIO ライトスタンド LG-060(フォールディングタイプ)」です。
最大の特徴は、地面への設置面積が大きく安定していることです。
3本の足の形が12mm×15mmの太い角パイプ式になっています。

この角パイプ式の足は、ネジを緩めることで地面へのベタ付けが可能です。
そしてこのベタ付けした足に荷物を置くことで、大抵の風から転倒を防げます。


さらに折り畳み時の最低高さ60cmと比較的コンパクト。
それでいて耐荷重は5kgとしっかりした作りとなっています。
まさにしっかり機材を使っての屋外撮影をするカメラマン向きにおすすめできるライトスタンドです。
今回はそんな「UNPLUGGED STUDIO ライトスタンド LG-060(フォールディングタイプ)」(以下、UNPLUGGED STUDIO LG-060)を写真付きでレビュー。
合わせてこちらを活用して、私自身が行っている風対策を紹介します。
参考になりましたら幸いです。
Contents
風に強いライトスタンド:UNPLUGGED STUDIO LG-060のスペック

正式商品名称 | UNPLUGGED STUDIO ライトスタンド LG-060(フォールディングタイプ) |
製造元 | UNPLUGGED STUDIO |
全伸高 | 2,000mm |
最低高 | 600mm |
重量 | 1.5kg |
耐荷重 | 5kg |
先端ねじ規格 | 1/4インチ オスダボ |
Amazonでの販売日 | 2017年11月 |
Amazonでの販売価格 (2025年3月現在) |
9,900円 |
UNPLUGGED STUDIO社はどちらかというとアンブレラを作っているイメージがありますが、その他の撮影機材も多く作っている日本の会社です。

主力は様々なサイズ、カラーのアンブレラですがそれ以外でもソフトボックスやライトスタンドも多く販売しています。
ただし他のライトスタンドは足が円柱型のものが多く、またベタ付けもできません。
今回紹介する風対策も「UNPLUGGED STUDIO LG-060」のみが対応できる方法なので注意してください。
【写真付きレビュー】UNPLUGGED STUDIO LG-060
まずは折りたたんだ状態です。
最低高が600mmなので比較的小型のライトスタンドケースでも持ち運びが可能です。

広げた状態の写真です。

風対策を行う際は、センターポールごと地面に設置させます。
ベタ付けができるライトスタンドは意外と少ないです。

足の形は12mm×15mmの角パイプ型です。
この接地面が広く、安定する角パイプ型の足の形がこのライトスタンドの特徴となっています。

足の先端にはゴムが付いているので、一応保護ができます。

広げるとそれぞれが60cm近くなるので、結構場所を取ります。
屋外撮影なら問題ありませんが、シェアスタジオ等では少し注意する必要があります。

伸縮部はネジ式です。
しっかりとした作りで安定感もあります。

先端部分は1/4のオスダボがついているので、別売で購入する必要はありません。

耐荷重5kgのしっかりした作りで、屋外撮影のモノブロック+ディフューザーの機材セットもしっかり耐えることができます。

UNPLUGGED STUDIO LG-060のメリットを生かした風対策
ここからは実際の写真を使って、私がしている風対策を紹介します。
まずは、足部分をほぼ地面にベタ付け状態とします。

このようにして地面への設置部分を広くすることで、まずは安定させます。
そしてこのベタ付けした足に重量のあるリュックなどの荷物を広く置きます。

これだけでも大抵の風を防ぐことができます。
角パイプ型の足に広い範囲で荷物の重みがかかるからです。
また足が長いので、アシスタントがいれば踏んでいてもらうだけでも対策になります。
さらに風が強い時は、他の足にも荷物を置いてしまいましょう。
またキャリーがある場合は、挟んでしまっても良いです。

これでも不安な時は、重りや荷物のひもを伸縮部のネジに引っ掛けて吊るします。
ひもはセンターポールに巻き付けるとより安定します。


実際どれくらいの風に耐えられる?
私はこの方法で、風に弱いアンブレラを使用しながら強風の海ロケで使用したことがあります。またコスプレ撮影で言えば、海近くの撮影が多くなるイベント、ラグコスの強風も耐えました。
もちろん100%ではありませんが、かなりの強風であっても対応可能になります。
具体的な使用用途は?
用途はやはりロケやコスプレイベントなどの屋外での人物撮影での使用です。
特に海沿いやビル風が入ってしまう場所、風をさえぎるものがない公園等での撮影に威力を発揮します。
風での機材転倒が気になると、その分撮影への集中力を持っていかれてしまうもの。
そんな時にしっかりと倒れないように、風対策ができるライトスタンドとして1本持っておくと、安心して撮影ができます。
今まで風でスタンドが倒れて機材を壊してしまったり、撮影に集中できなかった経験があるカメラマンさんに、自信を持っておすすめできるライトスタンドになっています。
UNPLUGGED STUDIO LG-060のデメリットは?
やはり全部の足が60cm程度と長く、割とスペースを取ってしまうこと。
あとはしっかりした作りの分、1.5kgと少し重いことでしょうか。
個人的には「UNPLUGGED STUDIO LG-060」屋外撮影用のスタンドとして揃える。
それ以外の遠征撮影やスタジオ撮影の際には、もう少しコンパクトなライトスタンドを用意しておくと良いと思います。
【まとめ】「風で倒れない」が最大のメリットのライトスタンド

今回は屋外撮影の際に役立つ、風で倒れにくいライトスタンド「UNPLUGGED STUDIO LG-060」の紹介でした。
紹介した風対策を行うことで、かなりの強風にも耐えられるようになるおすすめのライトスタンドです。
屋外撮影の機会が多い方はぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
ただしライトスタンドは、製品によってそれぞれメリット・デメリットとも言える特徴があります。
ご自身の撮影用途に応じて、最適なものを揃えることをおすすめします。
こちらの記事に、ライトスタンドの用途別におすすめのものをまとめていますので合わせて参考にしていただければと思います。


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