「撮影してみたものの、何か表情が生き生きしてないように感じる…」
「キャッチライトって重要って聞いたけど、どうやって入れるの?」
今回は人物撮影をメインに撮るカメラマンさん向けにそんな疑問にお答えしましょう。
撮影したものの、いまいち顔が盛れていない。表情が曇ってみえる。
そんな時は目に光が入っているかどうか確認してみましょう。
撮影の際に、写真に写った被写体の目、つまり瞳に入っている光のことを「キャッチライト」と言います。
被写体を生き生きとした表情にして、写真に明るい印象を与えることができるポートレート撮影の必須テクニックです。
またこのブログを読んでくれているレイヤーさんから
「スマホでの自撮りでキャッチライトってどう入れるの?」と質問をもらいました。
こちらについても後半で解説していきます。
この記事の内容
- キャッチライトはなぜ大事?【目で写真の印象が大きく変わるから】
- キャッチライトが作れる条件【光源があること】
- 具体的にキャッチライトを作る5つの方法【機材を使えば簡単】
- スマホの自撮りでキャッチライトを入れる方法【超簡単】
私自身も撮影の際は、キャッチライトを意識して撮影をしています。
室内の場合は、ストロボ+ディフューザーを使うので、あまり悩んだことはありませんが、屋外では撮る方向や場所によってキャッチライトが入りにくいことがあります。
そんな時は、屋外でもストロボを活用する日中シンクロを使ったり…
レフ板やLEDライトなどの機材を使ったりなど様々な方法を試してきました。
その経験も元にしながら解説していきます。
Contents
キャッチライトはなぜ重要?【目で写真の印象が大きく変わるから】
このキャッチライトを入れる技術は、ポートレートだけではなく、コスプレ撮影でも必須のテクニックです。
なぜなら人物撮影においては、目で写真の印象が大きく変わるからです。
そのためにモデルさんはカラコンを入れるなどして、目を大きくみせるなどの工夫を欠かしません。
例えばコスプレ撮影で被写体となるレイヤーさんにとって「目」はカラコンを使って、キャラクターに似せるようにする、大きなこだわりがある部分です。
キャッチライトを入れることで、そのこだわりのある目を魅力的に見せることができます。
逆に目にキャッチライトが入っていないと、そのせっかくの目がうまく生かせていないばかりか、表情が濁ったような印象になってしまいます。
こういった写真のことを、通称「目が死んでいる」と言って、レイヤーさんにとっては使えない写真(ネット上にアップできない)の典型例になってしまいます。
キャッチライトを入れるテクニックはコスプレカメラマンの必須テクニックと言えます。
キャッチライトが入る条件は光源(光の元)があること!
前提としてキャッチライトが入るための条件を理解しておきましょう。
キャッチライトを入れるには、被写体の目の方向にライトや太陽光などの「光の元(光源)があること」が第一の前提です。
全く光源が無い室内や、屋外であっても光が差し込まないような日陰の状態ではキャッチライトを入れることは不可能です。
【キャッチライトを作る光源となるもの】
- ストロボのフラッシュ光
- 太陽光
- 室内光やライトなどの電灯
- ろうそくなどの炎
- 太陽やライトなどを反射させたもの(レフ板、ショーガラス、水面など)
キャッチライトを目に入れるには?
キャッチライトを作るには、さきほど挙げたような光源を撮影状況に合わせて活用する必要があります。
具体的にキャッチライトを作り出すには、以下の2種類の方法があります。
- ストロボのライトや反射させた太陽光など、光源を直接瞳に入れて作る。
- 日の光や広く拡散させた光など、大きな光源がある場所で撮影する。
この2つのうち、②の大きな光源がある場所はキャッチライトはそこまで意識せずともOKです。どこで撮影しても目に光が入りやすい状態だからです。
スタジオでも白ホリなどは室内光などが広く拡散しているので、あれこれと苦労せずに目にキャッチライトが入りやすい状況にあります。
テクニックとして覚えたいのは、①の光源を直接瞳に入れて作る方法です。
①の方法を覚えることで、普通に撮影するとキャッチライトが入らない場所でも目に魅力的なキャッチライトを入れることができます。
具体的には以下のような場所やシチュエーションでもキャッチライトを入れることができます。
- 逆光方向で、被写体の正面に光源が無い状態
- 暗い屋内で撮影する場合
- 屋外であっても暗い状態(日没後や夜など)
ここからはその方法を詳しく解説していきましょう。
キャッチライトを作り出す具体的な5つの方法
それではキャッチライトの作り方を見ていきましょう。
キャッチライトは、撮影用の機材を使うことで簡単に作り出すことができます。
具体的には以下の5つの機材を活用して、キャッチライトを作ります。
- レフ板で光を反射させて、キャッチライトを作る。
- 屋内でストロボを使い、バウンス光でキャッチライトを作る。
- ストロボ+ソフトボックスでキャッチライトを作る。
- ストロボ+アンブレラでキャッチライトを作る。
- LEDライトを利用してキャッチライトを作る。
それぞれどのようなシチュエーションで使うべきか、メリット・デメリットはどんな点かもあわせて解説していきます。
①レフ板で光を反射させて、目に光を入れる!
撮影機材の定番ともいえるレフ板を使えば、顔を明るくする効果と合わせて、瞳にキャッチライトを入れる効果もあります。
【レフ板でキャッチライトを入れるステップ】
- 屋内のライトもしくは屋外の太陽光での逆光状態での撮影の時に使う。
- 被写体の背後から差している光を、レフ板に当てて反射させる。
- 緩やかな角度で、顔の斜め下から反射させた光を被写体の目に入れる。
【レフ板でキャッチライトを作る時のメリット】
- ストロボやライトスタンドなどの組み立てが不要で、使い始めが簡単
- 手軽で安い撮影機材!安いものなら3,000円程度
【レフ板でキャッチライトを作る時のデメリット】
- 扱うまでに慣れが必要。大型のものは一人では扱いづらい。
- 元々の光源を利用するので、暗い場所では使えない。
ちなみにレフ板は特別なものである必要はまったくありません。
標準サイズのありふれたレフ板であれば、問題なくキャッチライトを入れられます。
Amazonなどのネット通販を見れば、普通に販売しているのでそれでOKです。
ところで、レフ板といっても様々な形や色がありますよね。
こういった形や色の違いはキャッチライトにどんな影響があるのかも知っておきましょう。
レフ板の形はそのままキャッチライトの形となる。
レフ板の形には、大きく分けて丸レフと角レフの2つがあります。
レフ板で作ったキャッチライトは、レフ板の形がそのままキャッチライトの形になります。
コスプレ撮影では、撮影するキャラクターで使い分けるとベストです。
一般的な丸い形のレフ板を利用したキャッチライトは、女の子のキャラクターに向いた柔らかく可愛らしい印象のキャッチライトを入れます。
四角い形のレフ板は、瞳に映り込むキャッチライトも四角い形になります。こちらは柔らかい印象よりもちょっとクールな印象を与えます。どちらかというと男装のキャラクター向きですね。
レフ板の色でキャッチライトに違いは?
レフ板には、反射させる面の色も数種類あります。
日本でよく使われる色は、反射させる面が白色の「白レフ」と銀色の「銀レフ」ですね。
この反射させる面の色の違いでも、キャッチライトに違いが出ます。
白レフは柔らかく光を反射させます。
キャッチライトも薄く入るので、映った目の印象は「やさしい印象」を与えます。
銀レフは強くまぶしく光を反射させます。
キャッチライトも強く濃く入るので「力強くクールな印象」になります。
レフ板は扱い方が難しい?
安価で揃えやすい撮影機材の代表格ともいえるレフ板ですが、使い方を覚えるまでには結構慣れが必要となります。
また光の入れ方や角度に関わる正しい角度などは、正しい知識を覚えないと、顔の映りが非常に不自然になってしまいます。
コツとしては、レフ板に関する本を一冊読みこんでおくことです。
レフ板には、正しい使い方をプロのカメラマンが解説した本が多く販売されています。
②屋内でストロボを使い、バウンス光でキャッチライトを作る。
ここからはストロボを利用したキャッチライトの作り方です。
ストロボを使えば、太陽やライトなどの光源が無い場所でも、ストロボのフラッシュという光源を人工的に作れるので、ぜひ覚えましょう。
ストロボ自体は、ある程度の光量があればどんなものでも大丈夫です。
ストロボの光を被写体に直接当てれば、自動的にキャッチライトは作れます。
もし今ストロボを持っていないという方は、GODOXというメーカーのストロボがおすすめです。安価に揃えられてカメラメーカーを問わず使用することができます。
ただしストロボの光を直接被写体に当てる(通称:直当て)はコスプレ撮影やポートレートでは非常に嫌われる傾向にあります。肌の質感を荒くしてしまうからです。
必ずストロボの光を一度反射させたり、拡散させて「柔らかい光」にしてから被写体に当てる必要があります。
そんな「柔らかい光にしつつ、キャッチライトを入れる方法」を紹介します。
まず最初に紹介するのが、ストロボ一つあればできる「バウンス光」によるキャッチライトです。屋内の撮影で使用できます。
「バウンス光」とは被写体にストロボを直接当てず、壁や天井などを反射させてから当てた光のことです。
バウンスした柔らかい光は、拡散性が強くなり、被写体の肌の質感を良くする「柔らかい光」となります。
【ストロボのバウンス光でキャッチライトを作るステップ】
- ストロボをカメラのホットシューにセットして、使える状態にする。
- 反射させたい天井や壁を決めて、その方向にストロボの首部分の角度を調整する。
- 壁や天井に跳ね返った光が被写体の目に当たるように撮りながら、角度を微調整する。
【ストロボのバウンス光でキャッチライトを作る際のメリット】
- ストロボ一つでできるので、他に機材を必要としない。
【ストロボのバウンス光でキャッチライトを作る際のデメリット】
- 完全に使いこなすには慣れと経験が必要。
- キレイにキャッチライトを入れるのが難しい。
- 反射させる天井や壁の色が、被写体の顔の色に影響してしまうことがある。
- 壁や天井が無い場合は使用不可。(使える場面が限られる)
バウンス光でキャッチライトを作るコツは?
説明したようにバウンス光でキャッチライトを作るのは結構難しいです。
キャッチライト自体がうまく出来なかったり、光の拡散がうまくいかないことがあります。
なかなかうまくキャッチライトが入らない場合は、ストロボについている「キャッチライトパネル」を使ってみましょう。
またキャッチライトパネルよりも、市販されている「リフレクター」を使うとより光が拡散され、柔らかい光が作れます。
③ストロボ+ソフトボックスでキャッチライトを作る。
ここから紹介するのは、レフ板やバウンス光よりももっと簡単な方法です。
ストロボ+ソフトボックスを利用して、キャッチライトを作る方法です。
ソフトボックスとは内部にストロボやライトを入れて、被写体を照らす「ディフィーザー」と呼ばれる撮影機材の一つです。
直接ストロボ光を当てるよりも、光をソフトボックス内で拡散させて、自然で柔らかい光を作り出すのに使用します。
【ストロボ+ソフトボックスでキャッチライトを作るステップ】
- ストロボとライトスタンド、ソフトボックスをセットする。
- セットしたソフトボックスを被写体の正面や斜め横など、被写体を照らせる位置に置く。
- 光量などを調整しながら撮影を行う。
【ストロボ+ソフトボックスでキャッチライトを作るメリット】
- 被写体の目にソフトボックスが入れば、簡単にキャッチライトを入れられる。
- ソフトボックスの形通りの大きなしっかりとしたキャッチライトが入る。
- セットさえできれば、場所を選ばずにどこでも使える。
【ストロボ+ソフトボックスでキャッチライトを作るデメリット】
- ストロボとソフトボックス、ライトスタンドなど別途機材が必要。
- 屋外撮影やイベントでは使用して良いか許可が必要。
機材は、ストロボをカメラから離した状態で使う状態で使えるように「オフカメラライティング」の装備とライトスタンドが必要になります。
ただし一度機材一式を揃えてしまえば、ただ普通に使用するだけで簡単にキャッチライトを入れられます。
またキャッチライト以外にも、ソフトボックスを利用した光のつけ方で様々な写真が撮影できます。
コスプレ撮影などでよく見られるような「背景が暗くて、被写体だけがスポットライトを使っているような写真」もソフトボックスを使って撮られている写真です。
意外と安く揃えられるので、コスプレカメラマンの中でも1~2台持っている人が非常に増えていますね。
④ストロボ+アンブレラでキャッチライトを作る
アンブレラもソフトボックスと同様に、被写体に当たるストロボ光を柔らかい光に変える「ディフィーザー」の一つです。
「反射型」と「透過型」の2種類があり、反射型は傘の内側に反射させて光を拡散し。透過型は傘の外側を透過して、拡散させた光で被写体を照らします。
【ストロボ+アンブレラでキャッチライトを作るステップ】
- ストロボとライトスタンド、アンブレラをセットする。
- アンブレラを被写体の斜め上から光を降り注ぐようなイメージの位置に置く。
- 光量を調整しながら撮影を行う。
【ストロボ+アンブレラでキャッチライトを作るメリット】
- 光の拡散性が強いので、キャッチライトがとても入りやすい。
- 丸い形の可愛くて大きなキャッチライトが入る。
- キャッチライトと相性が良く、肌の質感をキレイにした写真が撮れる。
【ストロボ+アンブレラでキャッチライトを作るデメリット】
- ソフトボックスと同様、別途機材が必要。
- 形状的に風に弱いので、外での使用はソフトボックスほど自由に使えない。
アンブレラの良いところは、ソフトボックスよりも光の拡散性が強く、キャッチライトが簡単に入るところにあります。
また光の拡散性が強い分、柔らかい光となり、被写体の肌の質感をよりキレイに映すことができます。
これは大きいアンブレラを使うほど効果が高まります。
アンブレラは、キャッチライトを簡単に入れられるだけではなく、特にコスプレ撮影やポートレート撮影で求められる「明るい雰囲気で被写体の肌をキレイに撮影した写真」実現できる便利な機材です。
⑤LEDライトでキャッチライトを入れる
- ストロボなどの機材を揃えるのが難しい…
- 今からストロボ撮影を覚えるのはもう時間がない…
そんな時はミニ撮影用LEDライトを使ってみると良いです。
乾電池を入れてスイッチを入れれば使えます。
光が届く近い距離限定となりますが、十分これでもキャッチライトを作ることができますし、ストロボの設定やテクニックを覚える必要もありません。
価格も非常に安価です。コスプレイベントなどで持っている人も増えましたね。
屋外でキャッチライトを入れるには?
太陽という大きな光源がある場合は、そこまで苦労せずとも拡散や反射された光でキャッチライトが入ることが多いです。
ただし状況によっては屋外でもキャッチライトが入りにくい時もあるので、屋外でもキャッチライトを入れる方法を解説します。
機材を使わずに、太陽光でキャッチライトを入れる場合は被写体に空の方向を向いてもらいましょう。
ただし直接真正面から太陽が当たる状態(順光)ではまぶしすぎるので、前方斜めぐらいから太陽光が差し込む状態(斜光や半逆光)がちょうど良いでしょう。
逆光の場合は、水面や地面・壁などで反射した光か、レフ板による反射、もしくストロボが無いと目にキャッチライトは入りません。
被写体にキャッチライトが入る顔の向きを指示する必要があります。まぶしくないかを聞きながらちょうど良い顔の向きを教えてあげましょうね。
逆光や暗い状態でうまくキャッチライトが作れない…日中シンクロがおすすめ!
屋外での撮影時、場所によっては強い逆光状態や元々光が入らない日陰の状態で撮影する場合があります。キャッチライトがどうしても入らない場所です。
特にコスプレイベントの並び撮影などでは、場所を移動できないので、どうしてもそういった場所で撮影しなければいけない場合もありますよね。
そんな時に覚えたいのが、昼間の屋外でストロボを使う「日中シンクロ」という撮影方法です。
ストロボを使うので、簡単にキャッチライトが入りますし、被写体を引き立たせた印象的な写真を撮ることもできます。
キャッチライトができる裏技?!=手袋や白い服を使う
キャッチライトは、被写体が光源となるものを視界に入れることで映ります。
これに近い状況を作るために、一部のカメラマンは被写体の先に白く光るものを置いて撮影することがあるそうです。
具体的には、白いシャツを着たり、白い手袋をはめて撮影することで、瞳に自分の姿を映り込ませてキャッチライトを作るそうです。
ライトや太陽などの光源を利用するより、弱いキャッチライトになってしまいますし、確実性は低くなってしまいますが、テクニックの一つとして覚えておくと良いかもしれません。
スマホの自撮りでキャッチライトを入れる方法!
ここからはレイヤーさん向けにスマホで自撮りをする際に、キャッチライトを入れる方法について解説します。
基本的には、スマホで自撮りを行う際にも光源(光の元)を意識することです。
簡単に言えば「日の光、ライトなどの光がある場所で撮影」すれば自然とキャッチライトが入ります。
ただし室内で自撮りをする場合、思ったように入らない時もあると思います。
そこでスマホによる自撮りでキャッチライトを入れるコツを2点解説します。
スマホによる自撮りでキャッチライトを入れるコツ
- 室内でも撮影場所を変える!
- スマホ自撮り用のリングライトを使用する!
①室内でも撮影場所を変える!
室内でも暗い場所や近くに光源が無い場所では、目にキャッチライトは入りずらいです。
そんな時は、光が入る場所へ移動して自撮りをしましょう。
具体的には以下のような場所が「盛れる写真が撮れて」おすすめです。
自撮りでキャッチライトが入る「盛れる写真」が撮れる場所
- 薄いカーテン越しや透けていない窓越しに自然光が入る場所
- 白い壁に囲まれており、全体に光が回っている場所
- スタジオ等ならライト越しの場所
②スマホ自撮り用のリングライトを使用する!
スマホ自撮り用のリングライトを使えば、場所を選ばずに瞳にキャッチライトを入れることができます。
また顔自体も明るくしたり、肌のアラを飛ばすこともできるので、瞳のキャッチライト+美肌効果のいわゆる盛れる写真が撮れるのでおすすめです。
Amazonや楽天を見ると様々な種類で値段もピンからキリまでで販売されているようです。
いくつかタイプを紹介しましょう。
スマホに取り付けて使用するタイプ
セルフィーライトといった商品名で販売されています。
スマホに直接取り付け可能で、ライトの形がそのままキャッチライトの形になります。
丸いものなら、そのまま丸いキャッチライトを瞳に入れることができます。
価格が比較的安く、携帯性に優れた小型のものが多いのがメリットですが、あまりに安いものは光量が弱かったり、調整できなかったりするのが難点です。
もし画面にライトがかかるのが嫌という場合は、スマホに挟んで使うクリップ式もあります。
三脚+スマホをセットできるスタンドタイプ
リングライトをセットする三脚とスマホをセットするホルダーがセットになったタイプです。自撮り以外にも動画撮影やZOOMなどでのオンラインミーティングでも使われています。
一番の特徴は、スマホを構えなくてもOKなことです。
またスマホ取り付け型のものに比べ、光量が強いものが多く、より簡単に盛れる写真を撮ることができます。
もちろんその分携帯性には劣ります。
ただしスタジオ以外にも宅コスなどで自宅で写真を撮る機会が多い人は持っておいて損はないアイテムです。三脚付きでも価格が3,000円以下とかなり安いものも揃っています。
いつもなかなか盛れる自撮りが撮影できずに悩んでいる。
部屋で撮影した自撮りがいまいち…
そんな方はリングライトを使ってみると良いと思います。
【まとめ】機材やちょっとの工夫でキャッチライトは簡単に入れられる!
今回はキャッチライトの入れ方について解説しました。
もう一度ポイントをおさらいしていきましょう。
- キャッチライトは写真の印象を分ける重要な要素。
- キャッチライトは光源(光の元)がないと入らない。
- キャッチライトが入りにくい場所でも機材を使えば、簡単に入れられる。
- ストロボ+ディフューザーが一番簡単にキャッチライトを入れられる。
特に機材を利用したキャッチライトを入れる方法は覚える価値ありです。
一度覚えれば、普通に機材を使うだけで自然とキャッチライトが入る写真が撮れるようになります。
またどんな状況でもキャッチライトを入れることができるのは、機材を活用した際の大きなメリットです。今後キャッチライトの入れ方にあれこれと悩まされる必要もなくなります。
キャッチライトは、人物撮影の際の写真の印象を分ける重要な要素です。
レイヤーさんもカラコンを入れるなどして工夫をしてきています。
カメラマンとして、その工夫を生かせるようにしっかりとテクニックとして覚えてましょうね。
【おまけ】撮影機材を少しでも安く買う裏技!!
カメラ、レンズ、ストロボ…その他撮影機材ってどうしても高いですよね。
こちらの記事では、そんな撮影機材を安く買うための方法を公開しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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