- 安くて使いやすいストロボを探している!
- 新しく発売させたAD200proⅡってどう?
- AD200って色々あるけどどう違うの?
今回は「GODOX AD200proⅡ」を買ったのでレビューしていきたいと思います。
GODOX AD200proⅡはGODOX(ゴドックス)社の大人気モデル、AD200の最新後継機として2024年夏に販売開始されています。
AD200シリーズの良いところはそのまま引き継ぎながら、
- 光量が1/512まで調整可能
- グループが最大16グループまで設定可能
- フラッシュヘッドの改良(形状と冷却機能)
- X3とのワンタップ接続が可能
こういった要素が追加されています。
AD200シリーズの最新後継機として、間違いなくおすすめできるアイテムです。
今回はそんなGODOX AD200proⅡのスペックや機能を解説していきます。
今購入を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
GODOX AD200proⅡのスペック
| 商品名 | Godox AD200proⅡ |
| ワイヤレススレーブモード | 2.4GHz無線モード(キャノン、ニコン、ソニーなど各メーカーと互換性あり) |
| フラッシュモード | ワイヤレスOFF/M/Multi/無線スレーブによるTTL/M/Multi |
| ガイドナンバー(光の強さ) | スピードライトヘッド(H200Ⅱ):52 (ISO100・m/@35mm) フラッシュチューブヘッド(H200JⅡ):60 (ISO100・m/@28mm) |
| フラッシュ閃光時間 | スピードライトヘッド:1/272~1/23500秒 フラッシュチューブヘッド:1/252~1/16200秒 |
| 最大パワー | 200W/S |
| パワー出力調整 | 10段 :1/1~1/512 各0.1刻みで調整可能 |
| マルチフラッシュ | 最大90回 99Hz |
| フラッシュ調光補正 | ±3段 1/3刻み |
| シンクロモード | ハイスピードシンクロ(最大1/8000秒) 先幕および後幕シンクロ |
| 発光タイマー | 0.01~30秒 |
| BEEP音 | 〇 |
| モデリングランプ | LED |
| Opticalスレーブフラッシュ | S1/S2 |
| フラッシュ継続表示 | 〇 |
| ワイヤレスフラッシュ機能 | スレーブOFF |
| 制御可能なスレーヴグループ | 16グループ :0~9、A~F |
| 送信範囲(約) | 最大100m |
| チャンネル | 32(1~32) |
| 電源 | リチウムバッテリーパック(14.4V/2980mAh) |
| 発光回数(フル発光) | 500回 |
| リサイクルタイム | 約0.01~2.1秒 |
| バッテリー状況表示 | 〇 |
| パワーセーブ | 使用後約30分~120分に調整できます。 |
| シンクロトリガーモード | 3.5mmシンクロコード、ワイヤレスコントロールポート |
| 色温度 | 5800±200k |
| サイズ |
フラッシュヘッドおよびランプ含む |
| 重量 | 0.99kg(フラッシュヘッド、ランプ、電池含む) |
| 価格(2025年1月時点Amazon参考) | 59,000円程度 |
AD200シリーズとして特に注目したい点は、
- 200W、ガイドナンバー60の大光量でありながら、20cm程度のコンパクトサイズ。
- 同スペックストロボよりも圧倒的に価格を抑えている点
やはりこの2つに尽きます。
加えてGODOX AD200proⅡは1/512まで光の調整幅を広げたり、
ワイヤレススレーブとのワンタップ接続などの機能強化を行ったり…
より表現方法に幅を加えることや操作性の向上を図ったアイテムとなっています。
GODOX公式の紹介動画(youtubeより)
【開封レビュー】GODOX AD200proⅡ
それでは早速開封時のレビューから始めていきます。
外箱はこんな感じです。
開くとAD200シリーズでおなじみのケースが入っています。
この中に全て本体から付属品まで全てワンセットになっています。
ちなみに今回からケースのデザインも変更になっています。
左側がAD200のケース、右側がAD200proⅡのケースです。
デザインとしてはかっこよくなった気がしますね!
ケースを開くとこんな感じに収納されています。
実は写真を撮る前に1回開けてばらしてしまったので、少し配置は違うかもしれません。
GODOX AD200proⅡのパッケージ内容
- GODOX AD200proⅡボディ(本体)
- バッテリーWB29B(カバー付き)
- 充電器、充電コード(USBタイプC)
- 充電スタンド(UC30)
- ストロボヘッド(H200Ⅱ)
- フラッシュヘッドチューブ用ヘッド(H200JⅡ)
- フラッシュヘッドチューブ(AD-FT200)
- AD-E2(スタンドセット)
- 取り扱い説明書(日本語)
- 保証書
- ケース
AD200proⅡ本体レビュー
本体を上から撮影した画像です。
こちらが裏面。裏面にセット用の穴が付いています。
バッテリー挿入部分のある側面
逆側の側面にもセット用の穴があります。
ストロボヘッドをセットする面です。
液晶面です。
元々持っているAD200proと比較してみました。
デザインに大きな違いはありません。
ただストロボヘッドの膨らみの分だけ少し大きくなった印象があります。
【付属品レビュー】AD200proⅡのストロボヘッド
今回従来シリーズから一新されているストロボヘッドです。
特にチューブヘッドをセットするH200JⅡはデザインも一新されて、モデリングランプが使用できるようになっています。
またストロボ用ヘッド(H200Ⅱ)には冷却用のファンが付いています。
実際にモデリングランプを使用するとそこそこ大きな音が出て冷却していることがわかります。
【付属品レビュー】AD200proⅡは充電器がUC30に!
AD200proⅡでは付属充電器はUC30(USBタイプCでも充電可能)になっています
付属でコンセントアダプタもついているのでもちろんコンセントでも充電可能です。
【実際の使用レビュー】GODOX AD200proⅡを光らせてみた!
それではここからは実際に使用してのレビューになります。
まずは付属品のAD-E2を使ってライトスタンドにセットします。
AD-E2はアンブレラホルダーがついているので、これ一つでアンブレラや軽いソフトボックス程度ならセットが可能です。
電源と背面ディスプレイについて
今回AD200proⅡでは従来シリーズから背面ディスプレイが変わっています。
また電源ボタンも背面に変更されています。
表示もよりデジタル感があるディスプレイとなっています。
実際のストロボ光の様子は?
それぞれのヘッドの直射、ルーセントアンブレラをつけた時で試してみました。
設定以下の通り一定で撮影、部屋は真っ暗な状態です。
またストロボやライトスタンドの位置も変えておらず、壁からおよそ70cm程度の位置から撮影しています。
- シャッタースピード:1/125
- F4.0
- ISO:100
- 光量 1/128
まずは何もディフューザーをつけずに直射状態での光の比較です。
通常ストロボヘッドの方が光が強く、中心部中心に光が寄っているのがわかります。
一方チューブヘッドは、光が弱く、全体的に均一に光が回っています。
続いてルーセントアンブレラをセットした状態です。
わかりやすくするために右端にあえてアンブレラを入れる形で撮影しています。
通常ストロボヘッドは光の質がかなり柔らかくなったものの、中心部に光が残っています。
一方チューブヘッドは光量が落ち、より光が拡散されたようになっています。
比較すると
通常ストロボヘッドは、光量が強く、中心に強く光が残る。
チューブヘッドは、光量が弱く、全体的に拡散された光となる。
光はこんな感じで違いが出ていることがわかります。
モデリングランプの様子は?
続いてモデリングランプの様子です。
それぞれのヘッドでのモデリングランプを映してみました。
ディフューザー無しの直射状態になります。
どちらもあまり大きな差は感じられませんでした。
しいて言うなら少しチューブヘッドの方が強く感じますね。
ほぼ同じように使って問題ないレベルだと思います。
最後にそれぞれの光量でのモデリングランプの違いを比較してみました。
AD200proⅡのデメリットは『中国製』
ここからは実際に私自身がAD200proⅡを使って感じたデメリットについてまとめます。
やはり一番のデメリットは中国製であり、もしもの時に修理等のサポート体制に不安があることです。
ここに関しては、正直ある意味割り切って使用しています。
現状今までAD200シリーズを10台近く購入してきて、初期不良やすぐに壊れた経験はありません。
中国製だからすぐに壊れるといった心配はAD200シリーズに関してはほぼ不要だと思います。
またGODOX社製品の魅力は、何と言っても高いコストパフォーマンスにあります。
本体価格60,000円程度というのは小型モノブロックストロボでは圧倒的に安いです。
例えばよく比較されるprofoto社のストロボB10はAmazon価格が243,000円と4倍以上の金額となります。
※価格は最新のものを参照いただけたら幸いです。
また国内メーカーの純正ストロボで言えば、cannonやsonyなどのストロボは、小型のクリップオンストロボでAD200proⅡと同価格、もしくはそれ以上で販売されています。
多少、消耗や中国製であることによって使用期間が短くなったとしてもそれを上回るコストパフォーマンスがあると思っています。
GODOX AD200proⅡのメリット!
サポート体制の不安をデメリットとして挙げましたが、コスパ以外にも大きなメリットがあると感じています。
私自身ずっとAD200シリーズを愛用していますので、その中で感じたメリットを挙げていきます。
メリット①:200Wの高出力でコンパクトサイズ!
これがAD200シリーズの一番のメリットだと感じています。
200Wと高出力ながら、持ち運びに優れた20cm程度の小型サイズ。
ロケやスタジオ、遠征イベントなど…
様々なシーンで撮影があり、また移動も多いカメラマンにとってはここは大きなメリットと言えます。
私自身、遠征でも必ずリュックに入れて2個は持っていきます。
2個あればどのような撮影シーンでも大抵は対応できます。
小型サイズながら、屋外でのコスプレイベント撮影でも対応できる高出力もあります。
サイズの割に、十分な出力があるというのは非常に魅力的な部分です。
メリット②:豊富なアクセサリー
AD200はGODOX社の中でも一番力を入れているアイテムです。
関連アクセサリーが豊富に販売されているからです。
例えば
- 光の質を変えるストロボヘッド
- 持ち運びを簡単にする延長コード
- バーンドアやカラーフィルターなど
こういった関連アクセサリーが豊富に販売されています。
これらのアクセサリーはもちろんAD200シリーズの最新機種、AD200proⅡでも使用可能です。
あなた好みに簡単にカスタマイズすることができ、撮影の幅や利便性も大きく広げることができます。
メリット③:バッテリー式でオフカメラライティングOK
AD200シリーズは、カメラのホットシューにセットしなくてもコマンダーを通じて操作や発光が可能なオフカメラライティングに対応しています。
充電バッテリー式なので、いちいちコンセントに差し込む必要もありません。
ライトスタンドなどを使用して、好きな位置にストロボをセット。
そこから発光させて、被写体を明るく照らすことができます。
正直ポートレートやコスプレ撮影では、このオフカメラライティングができないと戦えないとすら感じています。
さらに屋外撮影での強い光量を満たすことや、光の質をアクセサリーで変えて、様々な表現を行うこともコスプレ撮影では求められます。
AD200proⅡはそんな撮影で大きな武器となる、
- オフカメラライティング
- 強い光量
- アクセサリーを使用して、光の質を変える
この3点を1台で満たせる優れたストロボになっています。
メリット④:リサイクルタイム0.1秒~2.1秒でサクサク撮影
AD200proⅡの大きなメリットとして、リサイクルタイム(チャージタイム)の短さがあります。
リサイクルタイムとは、発光してから次の発光使用が可能になるまでの時間のことです。
これがAD200proⅡは圧倒的に早いです。
スペック表では0.01秒~となっていますが、実際に使用した体感では、ほぼ1秒程度で次の発光が可能になっています。
これは一瞬のシャッターチャンスも逃したくなかったり、サクサクとリズムよく撮影したい時、撮影にスピードが要される時に強い味方となります。
メリット⑤:チューブヘッドの光の質が優秀!
私自身ほとんどが人物撮影、特に女性やコスプレの撮影をしています。
その際に求められるのは、いかに「肌をキレイに映すか」ということです。
肌をキレイに映すには、広く拡散された柔らかい光が必要となります。
その柔らかい光を作ってくれるのが、AD200のチューブヘッドです。
正直使った体感では、ストロボヘッドよりも圧倒的に光が柔らかいです。
チューブヘッド+アンブレラの組み合わせで、女性撮影に最適な柔らかい光を作り出すことができます。
私自身このチューブヘッドの光の質が好きでAD200シリーズを使っているまであります。
人物撮影の機会が多い方にぜひ試していただきたいです。
メリット⑥:デジタル液晶がわかりやすくなった!
AD200proⅡでは背面のデジタル液晶が一新されています。
これは操作や設定がとてもわかりやすくなった改善です。
今までのAD200やAD200proは、MENUキーからFのコマンド設定…
そこからそれぞれの項目を設定する、説明書なしにはわからない複雑な方法でした。
特に他ストロボとの混線を防ぐID設定がわかりにくく、
知り合いのカメラマンにも何度も教えたことがあります。
今回のデジタル液晶の一新により、ID設定をはじめとする詳細設定がとてもわかりやすく、言語が英語であっても直感的に操作できるようになりました。
メリット⑦:やっぱり一番の魅力はコスパ!
繰り返しになりますが、やはりAD200シリーズの一番の魅力は、高いコストパフォーマンスにあります。
メーカー純正や国産メーカーより圧倒的に安く、
かつ200Wの光量と20cm程度のコンパクトサイズで、
どんな撮影シーンにも、これを使えばおおよそ対応可能。
今ではAD200なしでの撮影は考えられなくなってしまいました。
間違いなくおすすめできるストロボです。
他のAD200とAD200proⅡの違いは?
細かい点も含めると以下の8点に違いがあります。
- 光量が1/512まで設定可能
- 付属ストロボヘッドが変更。(H200JⅡは互換性なし)
- 液晶スクリーンの一新
- コマンダーX3とのワンタップ接続の追加
- モデリングランプの強化
- 本体デザインの若干の変更
- 付属品:ケースのデザイン変更
- 付属品:充電器がUSB充電対応のUC30になった
詳しくはこちらの記事でまとめていますので参考にしてみてください。
また旧機種AD200とAD200proの比較はこちらの記事で解説しています。
光量 1/512ってどうなの?
使用シーンは限られてしまうものの、
夜撮影やほぼ環境光撮影時の設定として使用することもあるかも…といったところです。
ちなみに光の状態としてはこんな感じです。
かなり光量が落ち、真っ暗な空間でも薄く照らす程度の明るさになっています。
【まとめ】GODOX AD200proⅡはおすすめできるストロボ!!
今回はGODOXのAD200シリーズの最新機種『GODOX AD200proⅡ』についてのレビューでした。
- コンパクトなのに200Wの光量
- 豊富なアクセサリーで自分好みにカスタマイズ可能
- 圧倒的なコストパフォーマンス
AD200シリーズの良いところはそのまま、
さらに液晶の操作性の向上などの改善がされたAD200proⅡは間違いなくおすすめできるストロボです。
気になっている方はぜひチェックしてみてください。
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