- GODOXのコマンダーって色々あるけどどう違うの?
- GODOX X3が発売されたけど違いは何?
- どっちを買うかどう決めたらいいの?
今回はGODOXのコマンダーの比較記事として、
- 人気シリーズのXpro
- 最新モデル(2024年発売)のX3
こちらの2機種の違いを解説していきます。
結論として、この2機種の主要な違いは以下の7点になっています。
基本的には最新機種として、X3がより改善された点と言っても良いでしょう。
GODOXのコマンダー XproとX3の違い
- デザイン、サイズ:X3の方が大幅にコンパクト!
- 液晶画面:X3はOLED液晶を使用し、どんなシーンでも見やすい!
- 電池:Xproは乾電池式、X3はUSB type-cで充電
- 操作性:X3はタッチパネル式で扱いやすい!
- セットしやすさ:X3はセット、取り外し用スイッチが追加
- ワイヤレス接続搭載:X3で搭載された新機能
- 付属品:X3には専用のソフトケースが付属している。
- 価格:Amazonでの販売価格はX3の方が3,000円程度高い。
これらの7つの違いに魅力を感じるならX3、
それよりも価格の安さに魅力を感じるならXpro
こういった基準でどちらを選ぶか決めてもらえればと大丈夫です。
※GODOXのX3含むコマンダーは、カメラメーカーごとの対応となっています。
ご使用のカメラメーカーに合わせたものを選ぶ必要があります。
商品名の末尾のアルファベットで対応メーカーが識別できます。
- SONY:S
- Canon:C
- NIKON:N
- 富士フィルム:F など
私自身は、X3とXproを両方持っていて使い勝手の良いメインをX3、
価格の安いXproを予備用として撮影に使用しています。
X3が発売される前までは、Xproを3年以上使用していました。
実際に両方使ってみた経験から、細かい違いや使用感を踏まえながら解説します。
どちらを使うべきか迷っている方はぜひ参考にしてください。
Contents
【コマンダー比較】GODOX X3 VS GODOX Xproスペック表
| 商品名 | GODOX X3 | GODOX Xpro |
| 対応メーカー | X3S(ソニー) X3C(キャノン) X3N(ニコン) X3F(富士フィルム) |
XproーC:cannon XproーN:Nikon Xpro-S:SONY Xpro-F:富士フイルム XproーO:オリンパス XproーP:ペンタックス |
| 発売日 | 2024年6月14日 | 2018年 ※対応メーカーにより異なる |
| サイズ・重量 | 41×47×39mm/48g ※デザイン大幅変更 |
90×58×50mm/80g |
| 露出制御 | 各カメラメーカーのTTLオートフラッシュ マニュアルフラッシュ マルチフラッシュ (FECフラッシュ露出補正=1/3刻み) |
各カメラメーカーのTTLオートフラッシュ マニュアルフラッシュ マルチフラッシュ(FECフラッシュ露出補正=1/3刻み) |
| 電源 | 3.7V/850mAh(充電式リチウム電池) ※USB type-c給電 |
単三乾電池×2 |
| TCM機能 | TTLモード時の発光設定値をマニュアルモードへ移行 | TTLモード時の発光設定値をマニュアルモードへ移行 |
| ZOOM機能 | オートまたは24~200に調整 | オートまたは24~200に調整 |
| ファームウェア | USB type-cポート経由 | USB type-cポート経由 |
| シンクロモード | ハイスピードシンクロ、先幕シンクロ、後幕シンクロ | ハイスピードシンクロ、先幕シンクロ、後幕シンクロ |
| メモリー機能 | 最終操作から2秒後に設定保存、再起動後は保存状態に復帰 | 最終操作から2秒後に設定保存、再起動後は保存状態に復帰 |
| ディスプレイ | タッチパネル式 OLED液晶 |
タッチパネル非対応 LED液晶ではない |
| ワイヤレス機能 | 2.4GHzワイヤレス送信範囲:MAX100m | 2.4GHzワイヤレス送信範囲:MAX100m |
| ワイヤレスID | オフ/01-99 | オフ/01-99 |
| チャンセル | 32(01-32) | 32(01-32) |
| グループ | A-F、0ー9の16 | A~Eの5、もしくは16 |
| 技適マーク | あり | あり |
| 価格 (2025年1月Amazon参考) |
15,000円程度 | 11,700円程度 |
違いがある部分は赤字で表記しました。
スペック表からわかる違いについて一覧でまとめると以下のようになります。
スペック表からわかるX3とXproの違い
- 対応メーカーに違いがある(X3はオリンパス、ペンタックス対応機種なし)
- サイズはX3の方がよりコンパクト
- 給電方法の違い:X3はUSB、Xproは単三乾電池×2
- ディスプレイの違い
- 価格差は約3,000円程度
【写真付き解説】X3とXproの違いはここ!
ここからは実際の写真を踏まえながら、細かい違いについて解説します。
まずは開封前の箱の写真ですが、すでにかなりの違いです。
続いて開封後の写真。
共通の付属品としては、説明書と保証書。
X3には専用のソフトカバーケースが付属しています。
これは持ち運びの際でもとても便利に使えています。
使い終わったらソフトカバーケースに入れて保管することで液晶部分の傷や故障を防ぐこともできそうです。
① 商品外観・サイズの違い
まずはサイズ感を比較してみるとX3の方が一回り以上小さく感じます。
実際にカメラのホットシューにセットしてみるとかなりの差を感じますね。
実際にこの差はかなり大きく、Xproを使用していた時はカメラのストラップと干渉したり、移動の際に少し邪魔に思ってました。
少し出っ張っているので、ふいにどこかにぶつけることもありました。
各面の外観の違い
液晶部分もかなり小さくなりました。
Xproの液晶部分のサイズでX3が収まってしまいそうです。
電源ボタンは同じく右側側面にありますが、Xproはスライドしてスイッチオン。
X3は長押しして起動させるボタンに変化しています。
多少は誤って起動させるのを減らす仕組みになっていそうです。
続いて接合部の比較です。
これはSONYユーザーには嬉しい改善点なのですが、X3では接合部が金属性になっています。
Xproは樹脂製だったので、一番壊れやすい部分でした。
実際に私も2年の使用で割れてしまい、使えなくなっています。
X3ではセット時に押すボタンが追加
またX3ではセット時にボタンを押して固定させる方式になりました。
側面写真の右側で少し出っ張っているのがそれです。
押しながらホットシューにセット、ボタンを離すことで固定されます。
個人的にはこのボタンは大きな改善です。
Xproでは結構な力を入れて、奥までセット。
抜く時も結構な力を込めて引っ張りながら抜く必要がありました。
正直、プラスチック製のセット部が割れないかヒヤヒヤしていました。
X3では、金属製+ボタンのおかげでかなり安心して抜き差しができます。
② 給電方式の違い(乾電池からUSB給電へ)
X3では内側のUSB type-cの差込口から充電を行います。
フォームウェア用の差込口と共用になっていますね。
X3はUSB給電ができるので、モバイルバッテリーからでも充電ができます。
充電しながら使用することも可能です。
一方XproのUSB差込口はフォームウェア専用です。充電はできません。
給電は単三乾電池を2個使います。
乾電池給電ではない分、X3はサイズが小さくなっているとも言えますね。
※実際の電池持ちについて
X3はフル充電で「1日8時間使用で5日以上使用可能」となっています。
ただし実際に使用しているともう少し早い頻度で充電が必要になると感じています。
一方Xproは非常に電池持ちが良いです。
前に変えたのがいつだったか忘れるくらいの電池持ちです。
感覚的には1年に1回変えるかどうかぐらいの頻度です。
いつでも充電できるが、充電が切れやすいX3か。
電池がなかなか切れないが、いざという時のために乾電池を持つ必要があるXproか。
このあたりはメリット、デメリット両方あると言えそうです。
③ 液晶部分の違い(X3ではOLED液晶に)
それでは実際に起動させてみての違いをみましょう。
X3ではOLED液晶が採用されており、液晶部分は大きく改善されています。
このOLED液晶が個人的には非常に大きな改善点です。
Xproの画面は夏の晴天下などの明るすぎるシーンで見づらいことがありました。
この夏、X3を使用して撮影を行いましたが、OLED液晶は夏の晴天下でも視認性が良く、非常に使いやすかったです。
④ 操作性の違い(タッチパネル対応・表示の変更)
次に実際の操作性です。
Xproでは液晶手前のダイヤルやボタンを押して操作を行います。
ボタンが数多く付いていて、それぞれのボタンでの機能の振り分けを行います。
またID設定やBEEP音設定などを行うFn(ファンクション)の表示がローマ字表記のみで少しわかりづらさを感じてしまうかもしれません。
一方、X3はボタンの他にもタッチパネルにも対応しており、より直感的な操作が可能です。
またそれぞれのFnもローマ字表記+ビジュアル記号で表示されるようになっており、わかりやすくなりました。
どちらも慣れるまでに操作で戸惑う部分はあるかもしれませんが、X3はより直感的な操作が可能になっています。
⑤ X3はワイヤレス接続ができる!
X3に新搭載された機能としてワイヤレス接続(ワンタップ接続)があります。
これは対応しているストロボとチャンネルやID等の設定を自動で合わせてくれる機能です。手動で両方の設定をそれぞれ確認しながら合わせる必要がなくなりました。
しかしこのワイヤレス接続はまだ対応しているストロボが少なく、活用できるシーンが少ないです。
私の持っているストロボだとGODOX AD200proⅡしか対応がありません。
しかし今後発売されるストロボにはおそらく対応していると思いますし、順次フォームウェアで対応ストロボも増えていくとのことです。
今後より便利に活用できる機能と言って良いと思います。
⑥ AF補助光はXproのみ!
逆にX3になったことで無くなってしまった機能もあります。
Xproでは設定によって、暗い場所で赤い光を発光し、オートフォーカスを補助する「AF補助光機能」がありました。
画像の赤い部分から、AF補助用の赤い光を発光します。
しかしX3には、補助光を出す面がなく機能として消えてしまっているようです。
これに関しては、ストロボ側でAFを助けるモデリングランプを使用したりすることで解決できます。
GODOXのADシリーズ等のワイヤレスストロボならいずれもモデリングランプが使えるので、あまり気にする必要はないと思います。
【まとめ】改善点で選ぶか、価格で選ぶかがポイント!
今回はGODOXのコマンダー、X3とXproの比較をしてみました。
もう一度主な8つの違いをまとめてましょう。
XproとX3の違い
- デザイン、サイズ:X3の方が大幅にコンパクト!
- 液晶画面:X3はOLED液晶を使用し、どんなシーンでも見やすい!
- 電池:Xproは乾電池式、X3はUSB type-cで充電
- 操作性:X3はタッチパネル式で扱いやすい!
- セットしやすさ:X3はセット、取り外し用スイッチが追加
- ワイヤレス接続搭載:X3で搭載された新機能
- 付属品:X3には専用のソフトケースが付属している。
- 価格:Amazonでの販売価格はX3の方が3,000円程度高い。
ちなみに基本的な性能には違いがありません。
どちらも設定を行い、シャッターと連動してストロボを光らせる機能性は変わりなしです。
ですので上記8点の違いについて、魅力を感じるならX3。
それよりも価格をが安い方が良いならXpro。
こういった基準で選んでもらえれば大丈夫です。
私自身はコマンダーは消耗品ですし撮影で忘れたり、無くしたりすると非常に困るので…
使い勝手の良いX3をメインで使用。
安いXproは予備用として常にカバンに入れておく。
こんな感じで使い分けています。
この記事でまとめた違いとともに、参考になりましたら幸いです。
【おまけ】GODOXの他のコマンダーとの選ぶポイントは?
X3やXpro以外にもGODOXからは以下のコマンダーが販売されています。
GODOXのコマンダー種類一覧(2025年1月現在)
- GODOX X1T
- GODOX X2T
- GODOX Xpro
- GODOX XproⅡ
- GODOX X3
基本的なコマンダーとしての使い方は同じですが、以下の点が選ぶ際のポイントとなります。
GODOXのコマンダーを選ぶポイント
- 操作できるグループ数:基本的に最新機種の方が多い。
- 大きさ:コンパクトの方が携帯性や使用性に優れる。操作やカメラとの干渉などの使用の快適さにも影響。
- デザイン性:液晶も含めた見た目の好み
- 液晶の見やすさ:液晶の大きさや液晶の性能
- 給電方式:乾電池式かUSB充電か?
- 販売価格:最新機種の方がもちろん価格は高い。
これらのポイントについて以下の表で比較してみました。
ぜひ参考にしてみてください。
最新の販売価格やデザイン性については、各商品ページを参照してください。
各表の商品名をクリックすると最新のAmazonの販売ページが確認できます。
| X1T |
X2T |
Xpro |
XproⅡ |
X3 |
|
| 操作可能グループ数 | 5グループ | 5グループ | 16グループ | 16グループ | 16グループ |
| 大きさ | 72×75×52mm /100g |
72 × 70 × 58mm/90g | 90x58x50mm / 80g | 95 x 62 x 49 /93g | 41×47×39mm / 48g |
| 液晶の見やすさ | 3グループ表示液晶。ダイヤル操作 | 3グループ表示液晶。ダイヤル操作 | 大型で見やすい。ダイヤル操作。 | 大型で見やすい。ダイヤル操作。 | OLED液晶で非常に見やすい。タッチパネル操作 |
| 給電方式 | 単三アルカリ乾電池2本 | 単三アルカリ乾電池2本 | 単三アルカリ乾電池2本 | 単三アルカリ乾電池2本 | リチウム電池(USBtypeC) |
| 販売価格(2025年1月時点Amazon) | 5,660円 | 8,440円 | 11,664円 | 14,920円 | 14,790円 |
また各コマンダーのより詳しいレビュー記事も書いていますので、合わせて参考にしていただけたらと思います。
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