- GODOX AD100とAD200ってどう違うの?
- 選ぶならどっちを買うべき?
- この2つのストロボの使い分け方を知りたい!
今回はGODOXの人気ワイヤレスストロボの中から
- GODOX AD100pro
- GODOX AD200(pro、proⅡ含む)
こちらの2機種の違いやそれぞれの特長からのメリット、デメリット。
実際に使ってみた経験から使い方に違いについて解説します。
結論から言うと、この2機種の違いは以下の8点です。
GODOX AD100とAD200の主な違い
- 光量:AD100は100w/s、AD200は200w/s
- サイズ・重量:AD100の方が小さく、60g程度軽い。
- ストロボヘッド:AD100は交換不可、AD200は交換によって3種類
- 対応アクセサリー:AD200の方が豊富に対応
- バッテリー:AD100はWB100、AD200はWB29シリーズ。AD200の方が電池持ち〇
- リサイクルタイム:AD100は約1.5秒、AD200は約1.8秒
- モデリングランプ性能:AD100は約1.8W、AD200は約3.6W
- 価格:AD100の方が18,000円程度安い。(2025年2月Amazon参考)
そしてこのような特徴から、私はそれぞれをこんな感じに使い分けています。
GODOX AD100とAD200の使い分け方
- AD100:コンパクトなサブストロボとして使用。メインストロボと併用して使い、ライティングの幅を広げる。
- AD200:パワフルで光の質が良いメインストロボとして使用。被写体の顔を照らす用途がメイン。
どちらかだけを使うというよりも両方を併用して、よりライティングの幅を広げるのに活用しています。おそらく多くのカメラマンさんが同様の使用方法をしているでしょう。
ざっくり言うと
被写体に対してのメインライティングならAD200。
手軽に荷物を増やさずに、サブでもう1灯加えたいならAD100。
こんな使い方になります。
予算や使い方次第ではありますが、両方を使い分けするのが一番のおすすめです。
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今回の記事では、この2機種の違いをそれぞれの写真付きでより詳しく解説します。
実際の光の様子や使ってみて感じた使用感などを知りたい方はぜひ参考にしてください。
Contents
【スペック比較】GODOX AD100 vs AD200
まずはそれぞれのスペックを比較してみましょう。
主要な違いは赤文字で記載しています。
| 商品名 | Godox AD100pro | Godox AD200シリーズ |
| 発売日 | 2021年6月 | AD200:2017年7月 AD200pro:2019年8月 AD200proⅡ:2024年夏 |
| 付属ストロボヘッド | なし(丸型) | 通常:H200(付属) 電球:H200J(付属) 丸型:H200R(別売) |
| ワイヤレススレーブモード | 2.4GHz無線モード(キャノン、ニコン、ソニーなど各メーカーと互換性あり) | 2.4GHz無線モード(キャノン、ニコン、ソニーなど各メーカーと互換性あり) |
| フラッシュモード | ワイヤレスOFF/M/Multi/無線スレーブによるTTL/M/Multi | ワイヤレスOFF/M/Multi/無線スレーブによるTTL/M/Multi |
| ガイドナンバー(光の強さ) | 記載なし (測定結果 およそ55と推定される) |
スピードライトヘッド(H200Ⅱ):52 (ISO100・m/@35mm) フラッシュチューブヘッド(H200JⅡ):60 (ISO100・m/@28mm) |
| フラッシュ閃光時間 | 1/220~1/15380秒 | スピードライトヘッド:1/272~1/23500秒 フラッシュチューブヘッド:1/252~1/16200秒 |
| 最大パワー | 100W/S | 200W/S |
| パワー出力調整 | 9段:1/1~1/256 各0.3刻みまた0,1刻みで調整可能 |
AD200,AD200pro: 9段:1/1~1/256 各0.3刻みで調整可能 AD200proⅡ 10段:1/1~1/512 各0.1刻みで調整可能 |
| マルチフラッシュ | 最大90回 99Hz | 最大90回 99Hz |
| フラッシュ調光補正 | マニュアル、FEB |
マニュアル、FEB |
| シンクロモード | ハイスピードシンクロ(最大1/8000秒) 先幕および後幕シンクロ |
ハイスピードシンクロ(最大1/8000秒) 先幕および後幕シンクロ |
| 発光タイマー | 0.01~30秒 | 0.01~30秒 |
| BEEP音 | 〇 | 〇 |
| ファン | 〇 | 〇 |
| モデリングランプ | LED 最大出力1.8w/色温度3000-6000K±500K/10段階調整 |
AD200:LED |
| Opticalスレーブフラッシュ | S1/S2 | S1/S2 |
| フラッシュ継続表示 | 〇 | 〇 |
| ワイヤレスフラッシュ機能 | スレーブ/OFF | スレーブ/OFF |
| 制御可能なスレーヴグループ | 5グループ(A,B,C,D,E) | AD200,AD200pro: 5グループ(A,B,C,D,E) AD200proⅡ 16グループ :0~9、A~F |
| 送信範囲(約) | 最大100m | 最大100m |
| チャンネル | 32(1~32)、ID:01~99 | 32(1~32)ID:01~99 |
| 電源 | リチウム電池(7.2V/2600mAh) ※GODOX V1と同じWB100 |
リチウム電池(14.4V/2980mAh) |
| 発光回数(フル発光) | 360回 | 500回 |
| リサイクルタイム | 約0.01~1.5秒 | 約0.01~1.8秒 |
| バッテリー状況表示 | 〇 | 〇 |
| パワーセーブ | 使用後約30分(調整可能)において操作がない場合、自動待機状態に入ります。 | 使用後約30分~120分に調整できます。 |
| シンクロトリガーモード | 3.5mmシンクロコード ワイヤレスコントロールポート |
3.5mmシンクロコード ワイヤレスコントロールポート |
| 色温度 | 5600±200k | 5800±200k |
| サイズ | 120×76×76mm
|
フラッシュヘッドなし 172×75×54mm フラッシュヘッドあり 210mm×90mm×79mm |
| 重量 | 524g(電池含む) | 590g(本体のみ) 0.99kg( フラッシュヘッド、ランプ、電池含む) |
| 価格 (2025年1月Amazon参考) |
41,000円程度 | AD200:48,000円程度 AD200pro:53,000円程度 AD200proⅡ:59,000円程度 |
スペック表からわかるAD100proとAD200シリーズの違い
- 光量:AD100は100w/s、AD200は200w/s
- ストロボヘッド:AD100は交換不可、AD200は交換によって3種類
- バッテリー:AD200の方が電池持ちが良い。フルで500回
- リサイクルタイム:AD100は約1.5秒、AD200は約1.8秒
- モデリングランプ性能:AD100は約1.8W、AD200は約3.6W、AD200proⅡはさらに光量向上
- サイズ・重量:AD100の方が小さく、60g程度軽い。
- 価格:AD100の方が最大価格差18,000円程度安い。(2025年2月Amazon参考)
スペック表からわかる違いはこんな感じです。
この中から主要なものを解説していきます。
① 光量:AD100は100w/s、AD200は200w/s
AD100とAD200の最大の違いはこことも言えます。
ストロボ発光の強さはAD200の方が上です。
実際に使用シーンでもAD200は屋外撮影のメインライトとして使用できます。
対してAD100は、暗い場所や屋内ではメインとしても使えますが、屋外撮影では少し物足りない光量を感じます。
まずどちらを選ぶかは、この光量から判断することになります。
※発光状態の比較はのちほど写真付きで詳しく解説します。
② ストロボヘッド:AD100は交換不可、AD200は交換によって3種類

AD100のストロボヘッドは交換ができずに、丸型オンリーとなっています。
対してAD200は、
- 通常のストロボヘッド
- ベアバルブ(裸電球)チューブヘッド
- 別売のH200R(丸型)
この3種類が使用できます。
個人的にはベアバルブチューブヘッドの光の質が好きでよく使っています。
コスプレ撮影などの人物向きの柔らかい光を作ってくれます。
AD100は関連アクセサリー「AK-R1」を使用可能!
AD100は、AD200のH200R用に販売されているアクセサリー「AK-R1」を使用できます。
スヌートやハニカムグリッドなどが1セットになったもので、このアクセサリーを使ってライティングの幅を広げたり、光の質を変えることができます。
③ バッテリー持ちはAD200の方が良い!
フル発光時の電池持ちはAD100が360回、AD200が500回となっています。
AD200の方がバッテリー持ちが良いことにはなっていますが、この点はあまり気になりません。
どちらも1回の撮影で電池切れになったことはほぼありません。
私は毎週末の撮影に向けて充電して、2回の撮影で使ってもまだ電池がある場合がほとんどです。(1回の撮影で400枚程度撮影)
ちなみにAD100はUSB type-cでの充電器が付属されていますが、AD200はAD200proまではコンセントでの充電。AD200proⅡからはUSB type-cの充電器が付属されています。
④ モデリングランプ性能
AD100のモデリング機能は約1.8wと非常に弱く、本格的にライティングで撮影に使用することが難しいものでした。
用途としてはピント合わせの補助光程度…といったところです。
AD200は約3.6wですが、それでもモデリングランプの光量としてはもの足りません。
同じ設定で撮影するとこんな感じでした。
AD200では別売品のH200Rを使うと3段階までモデリングランプ光量が調整できます。
ただし2024年に発売されたAD200proⅡからはモデリングランプ機能が大幅に向上しています。
AD200proⅡでは付属品のどちらのストロボヘッドでもモデリングランプが0~100%まで細かく光量が調整できます。
もしモデリングランプを撮影に使いたいなら、AD200proⅡを検討すると良いと思います。
こちらの記事で詳しくレビューしています。
⑤ サイズはAD100の方が小さい!
サイズに関しては見ておわかりいただける通り、AD100の方がコンパクトです。
AD100は長さが12cm、横幅が7.6cm×7.6cmの円柱型となっています。
ほぼ350mlの缶ジュースと同じサイズです。
対するAD200は長さ17.2cm、横幅が7.5cm×5.4cmの長方形です。
ストロボヘッドを付けた状態だと長さ21cm、横幅9cm×7.9cmとなります。
また重さはAD100は524g。
AD200は590gと差は60g程度ではなりますが、AD200は電池を付けると約1kg。
ほぼ倍の重さとなっています。
どちらも小型軽量ではありますが、AD100に慣れるとAD200は重く感じてしまいます。
⑥ リサイクルタイムは気にしなくて良い!
リサイクルタイムとは発光から次に使用できる状態になるまでの時間のことです。
こちらに関してはAD100の方が0.3秒早くなっています。
これに関してはどちらも十分に早いので気にする必要はありません。
ほとんど待つこともなく、サクサクと撮影することができます。
⑦ 価格差は最大18,000円程度!
AD100は現在41,000円程度で販売されています。
またAD200はシリーズによって価格が異なります。
- AD200:48,000円程度
- AD200pro:53,000円程度
- AD200proⅡ:59,000円程度
今まで説明したような違いや使い分けを考えてどちらを選ぶかを決めると良いと思います。
私自身はやはり
被写体に対してのメインライティングならAD200。
手軽に荷物を増やさずに、サブでもう1灯加えたいならAD100。
この使用用途になると思います。
ご自身の使用シーンをイメージしながら決めていきましょう。
※価格は在庫状況等によって変動します。
以下のリンクからそれぞれの最新価格を調べることができますので、チェックしてみてください。
またAD200シリーズのそれぞれ比較記事も書いていますので合わせて参考にしてください。
パッケージ・外観の違いを詳しく!!
スペック等に関する違いの次はパッケージや外観の違いについて解説します。
写真は購入時のパッケージの違いです。
箱サイズはAD200シリーズの方が二回り程度大きいです。
箱を開けるとGODOXではおなじみの黒いソフトケース。
その中に本体や付属品が一緒になっています。
AD100の付属品
- GODOX AD100proボディ(本体)
- バッテリーWB100
- 充電器、充電コード(USB type-c給電可能)
- AD-E2(スタンドセット)
- 取り扱い説明書(日本語)
- 保証書
- 外箱ケース
AD200pro、AD200proⅡの付属品
- ボディ(本体)
- バッテリー(カバー付き)
- 充電器、充電コード(AD200proⅡのみUSB type-c対応充電器)
- ストロボヘッド
- フラッシュヘッドチューブ用ヘッド
- フラッシュヘッドチューブ
- AD-E2(ライトスタンドブラケット)
- 取り扱い説明書(日本語)
- 保証書
- ケース
基本的な付属品に違いはありません。
ただし説明書の日本語訳版がついているかは販売先によって異なるので注意してください。
AD100の側面外観
AD100の外観:側面部分の写真です。
電池の取り出しを行うスライドスイッチが付いた部分です。
電池は液晶下部分にセットします。
ライトスタンドブラケット等をセットするネジ穴は、側面に並ぶ形で2か所ついています。
また近くにはファン部分も付いています。
側面にロゴが記載されています。
AD200の側面外観
続いてAD200の側面外観です。
ネジ穴は裏面と側面の2か所に1つずつ付いています。
電池をセットする面はこちらです。
AD200とAD200proでは本体電源もこちらについています。
AD200proⅡからは本体電源スイッチは液晶面に変更になっています。
ストロボヘッド部分の違い
AD100はストロボヘッドは交換不可で丸形になっています。
AD200では付属品の通常ストロボヘッド・チューブストロボヘッド。
別売品の丸型のH200Rをセットして交換できます。
液晶面の違い
設定等の表示を行う液晶と各操作を行うボタンが付いた面です。
AD100はこんな感じです。
(落下させてから不具合で一部設定等が表示されていません)
続いてAD200です。
AD200シリーズはAD200proⅡから表示等が一新されています。
ボタンの基本的な操作は電源ボタン以外は変更ありません。
AD100とAD200を実際に光らせてみた!発光時の比較
それでは一番の違いとも言える光量の違いを見てみましょう。
どちらも同じ設定、同じ環境下で光量だけを変えてそれぞれ撮影してみました。
- カメラ:SONY a7RⅣ
- シャッタースピード:1/125
- F値:4.5
- ISO:100
- 部屋の状態:夜の真っ暗な状態
- ストロボヘッド:AD100はそのまま、AD200は通常ストロボヘッド使用
- ディフューザーなし
- 壁までの距離:およそ1.5m
結論から言うと光量にかなりの差を感じました。
特に光量が少な目の設定だとわかりやすく差が出ています。
ここからは設定的に白トビ気味ですが、それでも光量による差を感じます。
やはりもともとの100w/sと200w/sの差は大きく感じる結果となりました。
【まとめ】AD100とAD200は用途によって選ぶべき!
今回はGODOXの人気ストロボ、AD100とAD200を比較した記事でした。
もう一度違いをまとめておきます。
GODOX AD100とAD200の主な違い
- 光量:AD100は100w/s、AD200は200w/s
- サイズ・重量:AD100の方が小さく、60g程度軽い。
- ストロボヘッド:AD100は交換不可、AD200は交換によって3種類
- 対応アクセサリー:AD200の方が豊富に対応
- バッテリー:AD100はWB100、AD200はWB29シリーズ。AD200の方が電池持ち〇
- リサイクルタイム:AD100は約1.5秒、AD200は約1.8秒
- モデリングランプ性能:AD100は約1.8W、AD200は約3.6W
- 価格:AD100の方が18,000円程度安い。(2025年2月Amazon参考)
そして私自身は、AD100を軽量なサブストロボ。
AD200を光の質と光量に優れたメインストロボとして使い分けています。
また私の周りのカメラマンも同様に使い分けている方が多いです。
この2機種のストロボは、スペックを比較して選ぶのではなく、使用用途をイメージして選ぶのがおすすめです。
ご自身の使用シーンに合わせてどちらを揃えるかを決めていきましょう。
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