- ストロボの光が固くて困っている…柔らかくしたい!
- AD200を買ったらまず揃えたいアクセサリーってある?
- コスパの良いディフューザーを探している…
今回はそんなカメラマンさんにおすすめの「GODOX AD-S17」(通称:キノコヘッド)についてレビューします。
1,500円弱で買える上に、人物撮影向きの柔らかい光をしっかり作れるコスパ抜群のディフューザーです。
![](http://xn--pckaky5cq0b7f3ik496bpbm.com/wp-content/uploads/2022/04/20220404_062854-1.jpg)
使い方や光の比較など…気になるポイントを画像付きで解説しますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
「GODOX AD-S17」ってどんなディフューザー?
「GODOX AD-S17」は、同じくGODOX製品のAD200やAD360などのストロボと組み合わせて使うストロボディフューザーです。
その形から「キノコヘッド」と呼ばれることもあり、とても人気のあるアイテムです。
材質はプラスチック。
コンパクトな作りで重さは160g。
大きさも12cm程度と軽くて小さいですね。
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Amazonなどの製品ページに書いてあるように「広角ソフトフォーカスシェード」
ストロボの光を全方向に拡散させ、柔らかくするのが特徴です。
柔らかい光とは、直射の強い光ではなく、広く拡散された光です。
人物撮影では被写体の肌の質感を良くし、キレイな映りにします。
ブツ撮りでは反射によるテカリなどが発生しにくい光にします。
価格は変動してしまうので、一度以下のリンクを参照してほしいのですが、2022年4月時点ではAmazonで1,250円ほどで購入できます。
様々あるディフューザーの中でも、安価で揃えやすいアイテムと言えるでしょう。
ディフューザーって何??と気になった方はこちらの記事で詳しく解説しています。
![](https://xn--pckaky5cq0b7f3ik496bpbm.com/wp-content/uploads/2021/04/ストロボディフューザーおすすめヘッダー-320x180.jpg)
「GODOX AD-S17」の使い方を解説!
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「GODOX AD-S17」は基本的に通常の長方形のストロボヘッドではなく、ベアバルブヘッド(裸電球)の形状になっているストロボヘッドと組み合わせて使用します。
ここではAD200にセットする場合で使い方を説明します。
まずはAD200のストロボヘッドをベアバルブヘッドに変えてみましょう。
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次はこのベアバルブヘッドに「GODOX AD-S17」をはめ込んでいきます。
この時ヘッドの側面にあるダイヤルを緩めておくようにしましょう。
![](http://xn--pckaky5cq0b7f3ik496bpbm.com/wp-content/uploads/2022/04/20220404_062906-1.jpg)
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閉まったままだと、うまく装着できないばかりか無理やり装着しようとするとベアバルブに圧がかかって割れてしまうことがあります。
緩めたら、「GODOX AD-S17」の接合部分をそのままはめ込んで、ゆっくりと回していきます。
![](http://xn--pckaky5cq0b7f3ik496bpbm.com/wp-content/uploads/2022/04/20220404_062934-1.jpg)
しっかり奥まで入ったらOKです。最後に緩めたダイヤルを少し締めて取れないようにすれば完成です。
ちなみにですが、AD200の延長コードともいえるEC200をセットした状態でも問題なくセットできました。
![EC200とキノコヘッドの組み合わせ](http://xn--pckaky5cq0b7f3ik496bpbm.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG20210411101538-1024x768.jpg)
![](https://xn--pckaky5cq0b7f3ik496bpbm.com/wp-content/uploads/2021/04/GODOX-EC200レビューサムネ-320x180.jpg)
他のヘッドとの光の当たり方の比較!
![EC200を通常のストロボヘッドへセット](http://xn--pckaky5cq0b7f3ik496bpbm.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG20210411101154-1024x768.jpg)
では実際に「GODOX AD-S17」をセットすると光はどのように変わるのかを比較していきましょう。
以下の設定状態のままで、パターンを変えてストロボを発光させてみました。
ストロボから壁までの距離はいずれも変えていません。
- F値 5.6
- シャッタースピード 1/125
- ISO 200
通常のストロボヘッドの光と比較
上記の設定で、通常のストロボヘッドで発光させた状態の光です。
![](http://xn--pckaky5cq0b7f3ik496bpbm.com/wp-content/uploads/2022/04/通常ストロボヘッドの光.jpg)
次に「GODOX AD-S17」を装着した状態での光。
![](http://xn--pckaky5cq0b7f3ik496bpbm.com/wp-content/uploads/2022/04/キノコヘッド-1-1024x683.jpg)
比較すると、ストロボヘッドの光は中心にかなり強く当たっていることがわかります。
対してAD-S17の光は、光量こそ抑えられていますが、全体的に均一に広がっています。
部屋の隅まで光が当たっていることがわかりますね。
ベアバルブヘッドの光と比較
上記の設定で、ベアバルブヘッドで発光させた状態の光です。
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次に「GODOX AD-S17」を装着した状態での光。
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比較すると同じ設定であっても、ベアバルブヘッドの方が暗く、また色温度も少し黄色かかっています。
光の広がり方も、AD-S17の方が全体に均一に広がっているのがわかりますね。
H200Rヘッドとの光の比較!
AD200には様々な関連アクセサリーが販売されています。
その中でも「GODOX AD-S17」と同様に光を拡散させ、柔らかくする効果があるH200Rと光の状態を比較してみましょう。
![](http://xn--pckaky5cq0b7f3ik496bpbm.com/wp-content/uploads/2022/04/H200Rの光.jpg)
次に「GODOX AD-S17」を装着した状態での光。
![](http://xn--pckaky5cq0b7f3ik496bpbm.com/wp-content/uploads/2022/04/キノコヘッド-1-1024x683.jpg)
こちらは比較すると、光の広がり具合も色温度もとてもよく似ていることがわかります。
ただしH200Rの方が光量の落ちは少なく感じますね。
それぞれと比較してみると、光量の落ちは見られますが、均一に光が広がることがよくわかります。AD-S17の高い光の拡散性がわかりました。
人物撮影でおすすめの使い方!アンブレラとGODOX AD-S17を組み合わせる!
![](http://xn--pckaky5cq0b7f3ik496bpbm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC04739-1.jpg)
私自身は、人物撮影がメインなので「被写体の肌の質感をよりキレイに映す柔らかい光」を作りたいと思うことが多いです。
そんな時に使うのが、AD-S17+アンブレラの組み合わせです。
AD-S17をAD200のベアバルブヘッドにセットした状態で、アンブレラを使用します。
より光の拡散性と柔らかさを向上させて、人物撮影に理想的な光を作ります。
もちろんAD-S17単体でも光はそこそこ柔らかくなりますが、人物撮影に使うなら「アンブレラ+AD-S17」この活用方法がおすすめです。
使用するアンブレラは、透過型・反射型いずれでも使用できます。
こちらの記事で、おすすめのアンブレラを各種紹介しているので参考にしてみてください。
![](https://xn--pckaky5cq0b7f3ik496bpbm.com/wp-content/uploads/2019/06/photography-1850469_640-320x180.jpg)
【まとめ】AD-S17はコスパ抜群のディフューザー!
今回は「GODOX AD-S17」のレビューと使い方について解説しました。
Amazonで1,500円程度で買えるうえに、簡単に柔らかい光を作れるコスパ抜群のアイテムと言えるでしょう。
AD200などのGODOXストロボを持っていたらぜひ揃えたいアイテムです。
コスプレ・ポートレートなどの人物撮影をする方におすすめできます。
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