機材とカメラ

【みんな使ってる】安い撮影機材キャリーカートレビュー(サンワダイレクト折り畳みキャリー)

  • よくコスプレイベントで見るあのキャリーケースってどう?
  • 手軽に使える撮影機材用のキャリーケースってある?
  • 撮影機材を運ぶのに便利で安いキャリーを教えて!

今回はコスプレイベントでもよく見かけるあのキャリーケースのレビューです。

商品名は「サンワダイレクト 折りたたみキャリーカート」

  • 容量56L、耐荷重25kgと容量が大きいこと。
  • 奥行き27.5cm、横幅34cmとコンパクトなサイズ感
  • 高さが49cmとライトスタンド等の撮影機材を突っ込んで移動が可能なこと。
  • 使わない時は折りたたんで小さくできること
  • それでいて5,000円未満と価格が安いこと。

この5つが魅力で、特に2024年あたりから使っているカメラマンを多くみかけます。
私も早速導入し、使ってみました。

個人的には耐久性に不安があるものの、5,000円未満と手軽に買える価格設定で、使用感は悪くないと感じています。
長距離の移動は難しいですが、コスプレイベント等の単発の使用には十分使えるレベルです。

 

今回はこの「サンワダイレクト 折りたたみキャリーカート」について詳しくレビューしていきます。

実際の撮影機材を入れてみた写真やより便利な活用方法等も紹介するので、ぜひ気になる方は参考にしてみてください。

 

撮影機材が運びやすい「サンワダイレクト 折りたたみキャリーカート」のスペック

正式商品名称 折りたたみキャリーカート 100-CART010
製造元 サンワダイレクト
材質 樹脂、アルミニウム、ポリウレタン
商品の寸法(cm) 奥行39.4 x 幅43.2 x高さ100cm(取っ手を伸ばした状態の高さ)
折りたたみ時の大きさ(cm) 奥行43.2×幅15×H高さ63.5cm
かご部分の高さ(cm) 49cm
重量 3.2kg
耐荷重 25kg
容量 56L
Amazonでの販売日 2018年12月
Amazonでの販売価格
(2025年4月現在)
4,480円

 

折りたたみキャリーを撮影用に使うメリット

  1. 折りたたみ可能で軽くて持ち運びしやすい。
  2. かご部分が高いので、ライトスタンドをそのまま収納できる。
  3. コンパクトでコスプレイベントでも邪魔にならない。
  4. 専用のものより圧倒的に安い

この4つがやはりメリットとして挙げられます。
それぞれ解説していきます。

折りたたみ可能で軽くて持ち運びしやすい。

特徴としては、使用しない時は折りたたみが可能なこと。
折りたたむと幅わずか15cm程度となり、車内等でも邪魔にならず持ち運びできます。
また材質としては樹脂がメインなので軽くて持ち運びしやすいのも嬉しいポイント。
細かな移動が多いコスプレイベント等でも疲れずに持ち運びできます。

 

かご部分が高いので、ライトスタンドをそのまま収納可能!

撮影用に便利なのがかご部分の高さ。
ボックス型の折りたたみキャリーと違い49cmと高さがあるので、ライトスタンドをそのまま収納できます。

撮影が終わったら、収納して即移動。
いちいちまたケースから出してセットするような手間が必要なくなります。
ほとんどのキャリーケースはライトスタンドをむき出しにして収納できないので、この点は大きなメリットです。

コンパクトでコスプレイベントでも邪魔にならない。

また広げた時の大きさが非常にコンパクトで幅、奥行きとも40cm程度。
人の多いコスプレイベントでも邪魔にならずに使えます。

専用のものより圧倒的に安い

そして何より販売価格が5,000円未満というのが大きいです。
撮影用のキャリーはピンからキリまであるのですが、専用のものを購入すると軽く数万は超えてしまいます。

「普段使いせずにコスプレイベントなどで年に何回かだけ使いたい!」
そんな方におすすめできるキャリーになっています。

 

 

【レビュー】撮影用で折りたたみキャリーを使う方法

まずはキャリーを広げて使用可能な状態にします。
折りたたみ時はこんな感じ。

ここから広げていきます。
両サイドにあるロックを外します。

ロックを外して広げていきます。
全体を広げるとこんな感じになります。

底板が付属しているので、底板をまず固定。

最後ににかご部分をセットしていきます。
両サイド上部にあるロックをスライドして完成。
ロックしないと移動途中に形が崩れてしまうので注意です。

組み立ては非常に簡単ですぐに出来上がります。

 

実際に撮影機材をセット!

撮影機材をセットしてみましょう。
ライトスタンドを入れるとこのような形になります。

少し上部分が出ますが、高さのあるかごに支えられて倒れることなく収納できます。
容量が大きいので2本以上でも問題なく収納できますし、アンブレラを付けたままでもOKです。

かご内でライトスタンドが動いてしまうのが気になる方は、かご部分が網状になっているのを活用して、カラビナ付きのひもをセットしましょう。
このように固定させれば、スタンドが動いてしまうのが気になりません。

またこの網状のカゴはカラビナを付けたひもと組み合わせることで活用方法が広がります。
私はこのようにセットして、アンブレラを固定して運んでいます。

レンズフィルターや電池を入れる小物ポーチなどを付けてもいいです。
リュックなどから取り出す手間なく、素早く交換できます。

 

実際に使用して感じたデメリット

ただし使っていて感じたデメリットも2点あります。
一つが樹脂製による耐久性の問題。

耐荷重の25kgを超えてしまうと壊れやすいので注意が必要です。
私も7回ほど使った時に樹脂が割れてしまい、少しグラグラする状態に。

少しわかりにくいですが、亀裂が入っています。

あまり無理に使うと場合によってはすぐに壊れてしまうので注意が必要です。

もう一つは車輪が少し弱いというか荒地に弱い点です。
製品自体がコンパクトで車輪も手前がφ10.5cm、奥がφ8.5cmと小さいものになっています。

平坦な道では問題ありませんが、砂利道やがたがたする道では引きづらいです。

使用頻度が高くない方、単発の使用におすすめ!

このように耐久性に少し不安があること。
また車輪が小さく、道の状態によっては引きづらいこと。
このデメリットから、長距離を移動する遠征時や週に何度も使うような使用頻度が高い方にはあまりおすすめできません。

私自身も普段からは使用せずに、移動とセットが多いコスプレイベント用のキャリーとしてだけ使っています。

しかし便利に使えて、ライトスタンドなど撮影機材を運ぶのにぴったりの高さ。
周りの人の邪魔にならないコンパクトサイズ。
そして何より安いので、イベント用の撮影機材運搬用にはとても使い勝手が良いです。

「イベントで荷物を運ぶのはきついけど、高いものは買いたくない」
そんな方は導入を検討してみると良いです。

 

 

 

 

 

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