機材とカメラ

【耐荷重10kg】ステンレス鋼製「SOONPHOライトスタンド」のレビュー

  • 大型機材を使用したいけどコスパの良いライトスタンドが知りたい!
  • 安定性があってしっかりした作りのライトスタンドのおすすめは?

今回はAmazonの大型ライトスタンドの中でも人気な「SOONPHOライトスタンド」のレビューです。

特徴としてはそのがっしりとした作りによる耐荷重10kg
これなら大型の撮影機材でも心配なく使用できます。

Amazonの安いライトスタンド「Amazonベーシックライトスタンド」と比較すると差は一目瞭然。

今回はそんな「SOONPHOライトスタンド」を実際に使ってみたカメラマンの視点からのレビューになっています。
実際に使ってみて感じたのはこんなところです。

「SOONPHOライトスタンド」を実際に使って感じたこと

  • 抜群の安定感を感じる
  • 大型モノブロック、大型ソフトボックスでもしっかり安定してセット可能。
  • ただし重くてでかいので持ち運びには車必須(2.4kg)
  • 風にも強いが、持ち運びには不便なので屋外使用は注意が必要
  • このスペックで価格は4,599円(2025年4月時点Amazon)

屋外使用の際は車での運搬を行うか、どちらかというと屋内での備え付け大型機材使用向けだと感じています。

そして一番嬉しいのは販売価格。
しっかりとしたステンレス鋼製にも関わらず、販売価格は4,599円とライトスタンドの中ではかなり安い方です。

 

ここからはスペックや使い方などを写真付きでより詳しく解説していきます。

 

「SOONPHOライトスタンド」スペックと特長

正式商品名称 SOONPHO 撮影用ライトスタンド 2.8m ストロボスタンド
製造元(販売元) SOONPHO
全伸高 2.8m
最低高 94cm程度
重量 約2.46kg
材質 ステンレス鋼製
耐荷重 10kg
先端ねじ規格 1/4と3/8ネジ付属
Amazonでの販売開始日 記載なし
Amazonでの販売価格
(2025年4月現在)
4,599円

 

製造元のSOONPHO(スーンポ)は、大型ライトスタンドやスヌートなどを製造する機材専門メーカーです。
どこの会社かは調べてもでてきませんでしたが、会社名の語感からおそらく中国メーカーだと思います。

いずれもリーズナブルな価格での販売を行っており、NEEWER(ニーワー)やGODOX(ゴドックス)と似たような会社だと思われます。

特徴①:耐荷重10kg

最大の特徴は何と言ってもその耐荷重にあります。
ライトスタンドの中でもなかなか見ない10kg。
これなら大型の撮影機材をセットしても、しっかりと安定感があります。

ちなみにAmazonで一番人気クラスのライトスタンドの「Amazonベーシックライトスタンド」は耐荷重3kg。
3倍以上の差があります。

大型のモノブロックストロボは重量3kg以上のものもありますし、ソフトボックスでも大型のものは3kgを超えるものもあります。

そういった機材でも安心してセットできる信頼感があります。

特徴②:ステンレス鋼製

材質は銀色のステンレス鋼製です。
ライトスタンドの多くがアルミニウムやカーボンでできているので珍しい材質です。

特徴はやはり丈夫なこと。
そしてサビや腐食にも強いことが挙げられます。

屋外に持っていくのは苦労しますが、海や川などの濡れやすい環境でのロケであっても心配なく使用できます。

特徴③:重くて大きい

折りたたんだサイズが94cm、重さも2.46kg。
強度や材質から仕方ない部分ではありますが、この点はデメリットです。
またパイプの径も35mmあるので、ライトスタンドケースなどに入れるのも苦労します。

どちらかというとそのままで車に積むか、屋内での備え付けがおすすめです。

特徴④:最大高さ2.8mで使用用途は様々

伸ばした時の最大の高さが2.8mとかなり高いです。
これだけ高ければ、トップライトに使ったり、高所の被写体を照らしたりと使い方は様々です。その耐荷重を活かして、大型の機材を高い位置にセットすることも可能です。

 

【写真付きレビュー】「SOONPHOライトスタンド」

ここからはより細かい部分を写真付きでレビューしていきます。
まずは折りたたんだ全体の状態からです。

他のライトスタンドと比較してみても明らかに大きいです。
パイプの太さも何倍にも感じます。

 

 

使い方は簡単!他のライトスタンドと同じ

セットの仕方については他のライトスタンドと同じように使えます。
三脚部分のノブを緩めて地面に固定。

伸縮部もノブを緩めることで伸ばせます。

先端部分が特徴的で、穴がいくつか空いており、それぞれにネジを固定できます。
たくさんの機材を同時に使用する場合に便利です。

この穴にオスダボを装着。
そこにS型ブラケットなどを組み合わせれば使用できます。

ゴツくて大きいのですが、使い方自体は他のライトスタンドと変わりません。

 

実際に使ってみて感じたレビュー

私自身はこちらのライトスタンドを「これなら風に倒れない!」と思って、外ロケでの使用を想定していました。実際に何回か使って感じたことをレビューします。

①:安定感はすごい!大型機材には◎

やはり安いライトスタンドや軽量のライトスタンドと比べると安定感は抜群です。
軽いライトスタンドでは、大型のソフトボックスを付けた際にガタツキがあったり…
伸縮部が重さに耐えれずに降りてきてしまうこともありました。

しかしこのライトスタンドは一切そんなことなく、しっかりとした安定感で支えてくれます。耐荷重10kgは伊達じゃない…!と感じていました。

 

②:とはいえ重さと大きさはネック

しかし一番のネックはそのゴツさにあります。
外のロケの際の持ち運びが本当にきつかったです。

ストロボ等を付けると総合計の重さが5kg以上になるので、簡単に運べません。
確実に片手はふさがってしまいます。
場合によってはこの1本だけを運ぶのに往復する必要もあります。

特に海ロケの際は足元が砂浜でキャリーも使えないのでかなり苦労しました。

③:風には強いが、絶対倒れないわけではない。

これだけの重さがあるので、風にはかなり強かったです。
他のライトスタンドがバタバタ倒れる中、無事で立っていることも多かったです。

しかしとてつもない強風の日や風に弱いアンブレラを付けているとどうしても倒れる時は倒れます。100%過信せずに転倒防止対策はしっかり行いましょう。

 

④:屋内での備え付けがベスト!

海ロケ等、屋外での風対策用ライトスタンドとして使用してきましたが、あまりの重さと大きさに途中から使うのをやめました。

今はこちらのライトスタンドを主に外用で使用しています。
ベタ付けできて太い角パイプの足に荷物対策がしっかりできます。

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今回のSOONPHOのライトスタンドはその耐荷重を活かして、室内で大型機材を使用する際のライトスタンドとして使うのが良いと思います。

モノブロックから大型のソフトボックスまで…
大抵のものならセットしても安心して使用できます。

 

【まとめ】使い方は選ぶがコスパ◎のライトスタンド

今回はSOONPHOの耐荷重10kgのライトスタンドを紹介しました。
特徴をもう一度まとめてみます。

「SOONPHOライトスタンド」を実際に使って感じたこと

  • 抜群の安定感を感じる
  • 大型モノブロック、大型ソフトボックスでもしっかり安定してセット可能。
  • ただし重くてでかいので持ち運びには車必須(2.4kg)
  • 風にも強いが、持ち運びには不便なので屋外使用は注意が必要
  • このスペックで価格は4,599円(2025年4月時点Amazon)

メリットも多い反面、デメリットもあるので使い道は選ぶと感じました。
しかし耐荷重10kgのライトスタンドは他にはなかなかなく、しかも価格も安いのはこのライトスタンドの大きな特徴です。

特に屋内での大型機材の使用が多い方はぜひチェックしてみてください。

 

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