「コスプレ撮影に使うレンズはどんなものを使えば良いのかな…?」
カメラ用のレンズって本当にいろいろな種類がありますよね。
特に初心者のカメラマンさんは、何を使って良いかわからないという方も多いかもしれません。
そこで今回は今レンズ選びに迷っているカメラマンさん向けにコスプレ撮影におすすめのレンズの選び方を解説します。
結論から言うと初心者のうちはこの2本のレンズだけで十分です。
- 焦点距離が調整できるズームレンズ
- F値が開放できて、背景がボケる単焦点レンズ
これ以外のレンズは、徐々に撮影に慣れてきたり、「もっとこう撮りたい!」みたいな願望ができてから買い足していけば良いです。
その理由を詳しく解説していきましょう。
この記事の内容
- コスプレ撮影初心者はこの2本で大丈夫!その理由を解説
- ズームレンズは汎用性がある万能レンズ!まず揃えるべき!
- 単焦点レンズはカメラマン憧れの「背景ボケ」を実現する!
- この2本に慣れたら次は撮りたい写真によって買い足すレンズを決める!
私はコスプレ撮影歴5年以上のカメラマンとしてほぼ毎週スタジオやイベントで撮影をしています。今レンズは7本所持しています。
ただし最初はズームレンズ1本で始めて、その後単焦点にハマって基本的にはずっとこの2本をメインに撮影しています。
他のレンズを使う機会は、何かテーマを絞って撮影をしたいという時だけです。そういった経験をもとに解説します。
Contents
まず揃えたいおすすめは2本!ズームレンズと単焦点
まずはこの2つのレンズの特徴について知っておきましょう。
ズームレンズは焦点距離を範囲内で自在に変えられるレンズです。24~70mmというように調整できる範囲がレンズによって決まっています。
焦点距離は写真の映し出す範囲を決める重要な要素です。
焦点距離によって構図や写真の印象は大きく変わります。
その焦点距離を調整できるということは、それだけ様々な構図で撮影ができるということになります。レンズ1本で様々な構図や印象の写真を作り出せると「万能型レンズ」というのがズームレンズの特徴です。
単焦点レンズは焦点距離が固定されていて、調整ができないレンズです。
写真の構図を整えるには、カメラマン自身が動いて映り方を調整する必要があります。
単焦点レンズの大きな特徴は「ズームレンズに比べてF値(絞り)が小さくできる(開放)できる」という点です。そしてF値を小さくすると、キレイで印象的な背景の「ボケ」を作り出すことができます。
プロが撮ったような写真で「被写体がしっかり引き立っており、背景はボケているような写真」を見たことがありませんか?
ざっくり言うとF値を小さくするとそういったボケが美しい写真が撮れます。これはコスプレ撮影やポートレートなどでは非常に好まれる雰囲気の写真です。
被写体を引き立たせるボケがしっかりした「プロのような写真」が撮れるのが単焦点レンズの特徴です。
この2本があればどんな撮影シーンでも万能に撮影できますし、レンズ交換でボケの美しいプロのような写真を撮ることもできます。
具体的なおすすめレンズのスペックは?焦点距離と絞りで考える!
特徴が分かったところで、具体的にコスプレ撮影でおすすめしたいズームレンズと単焦点レンズのスペックは以下の通りです。
コスプレ撮影でおすすめしたいスペックのズーム・単焦点レンズ
- 焦点距離の調整の範囲が24~70mm程度のズームレンズ
- 絞り(F値)がF2.8以下にでき、焦点距離が50~85mm程度の単焦点レンズ
どちらも中望遠の一歩手前くらいの焦点距離となっています。
この焦点距離は、実際に目で見た範囲と同じような写真の写りとなり、非常に違和感なく使いやすいという特徴があります。
それでは実際にこのスペックのレンズをおすすめする理由をあげましょう。
理由① コスプレ撮影のシーンに適しているから!
コスプレ撮影は主にこんなシーンで撮影を行います。
- 屋外イベントでの1人撮影(並びでの撮影など)
- スタジオ内での1人撮影(スタジオ個撮)
- スタジオ内での合わせの撮影(人数は2人~)
- ロケ等での屋外撮影(人数は1人~)
これだけ挙げてもあまりイメージがわかないかもしれませんが、この全部に共通する事項があります。
コスプレ撮影は意外と「狭いスペース」と「少ない時間」での撮影が求められます。
コスプレ撮影のスペースは意外と狭い…
意外に思われるかもしれませんが、コスプレ撮影のスペースは意外と狭い範囲で行います。
スタジオはシェアしているブース内で撮影しなければいけません。
また行ってみるとビルの中の一室だったり、意外と狭いスタジオも多いです。
屋外イベントやロケであっても大勢の参加者や一般のお客さんもいて混雑している中での撮影となる場合が多いです。
スペースが限られているということは、焦点距離も必然と限られてしまいます。
焦点距離が長いほど、構図を整えようと思うと被写体から距離が必要になります。
レンズの中でも望遠(焦点距離が100mm以上)に分類されているレンズは、はっきり言って使いずらいです。
実際に経験の中から言うとスタジオでは50㎜以上、イベントでは85mm以上の焦点距離のレンズでは後ろに壁や他の人に配慮しなくてはいけません。
そういった理由から、焦点距離が自在なズームレンズとあまり焦点距離が長すぎない単焦点レンズの方が使い勝手が良いのです。
理由②撮影時間が少ない=1本のレンズで撮影を通す必要
スタジオでは予約している時間の中で撮影します。
イベントでは「並び撮影」の中で、カメラマン一人の時間が少ない中で撮影します。
意外とコスプレ撮影は、短い時間の中で撮影を行わないといけないシーンが多いのです。
そんな中でいくつかのレンズの中から最適なものにいちいち交換して、そのたびに調整をしていては時間もかかりますし、レイヤーさんを待たせることになります。
ズームレンズならズームするだけで焦点距離を調整できるので、レンズ交換の手間が無く様々な構図で写真を撮影できます。
単焦点レンズの場合も1本だけなら使っていくうちに慣れてくるので、最初の被写体との距離の撮り方も掴めてきます。
時間が無いからこそ、汎用性の効くレンズか使い慣れた距離のレンズのどちらかを使うことで最初の撮り始めをスムーズに進めることができます。
理由③屋外のロケやイベントで「背景ボケ写真」が好まれる
どんな撮影シーンでも汎用性のあるズームレンズだけでも良いのですが、やはり一眼レフを扱うからにはプロみたいな「背景ボケのキレイな写真」を撮りたいものですよね。
コスプレ撮影も基本的には、被写体となるレイヤーさんがキレイに引き立っている写真が好まれる傾向にあります。そんな時に使いたいのが単焦点レンズです。
具体的にはF2.8以下にF値を設定すると、背景ボケが非常にキレイに映ります。
ズームレンズではF2.8以下に設定できるものが少ないですし、このあたりは単焦点レンズの方が撮った時の印象やボケの映りに差を感じることも多いです。
コスプレ撮影で好まれる写真を撮影するために、抑えておきたいのが単焦点レンズなのです。
理由④価格が抑えられているコスパの良いレンズが多い!
冒頭で紹介したおすすめのレンズの焦点距離とF値(絞り)は以下の通りでした。
- 焦点距離の調整の範囲が24~70mm程度のズームレンズ
- 絞り(F値)がF2.8以下にでき、焦点距離が50~85mm程度の単焦点レンズ
この焦点距離とF値のレンズは、非常に使いやすいので各社が競って開発・販売をしている種類です。
中には他メーカーに差をつけるため、自社製品にカメラマンを引き込むために、あえてスペックの割に安い価格をつけているレンズがあります。
いわゆる「撒き餌レンズ」と言われるレンズです。
そういった「撒き餌レンズ」を購入することで、コスパ良く、画質の優れた写真を撮影することができます。購入費用を抑えながら、レンズを揃えられるのもおすすめの理由です。
主要メーカーからおすすめのレンズを一覧で紹介!
コスプレ撮影では最初はズームレンズと単焦点レンズを揃えるべき理由を紹介しました。
その中でも選ぶべきレンズは以下の2つでしたね。
- 焦点距離の調整の範囲が24~70mm程度のズームレンズ
- 絞り(F値)がF2.8以下にでき、焦点距離が50~85mm程度の単焦点レンズ
それでは実際のカメラを作っているメーカーの中から主な5社を紹介して、このおすすめに合致するレンズを一覧にしてみました。
今使っている、もしくは今後使いたいメーカーのレンズを選びましょう。他メーカーのものは使えないので注意です。
なおここではフルサイズのレンズのみを紹介しています。
メーカー名 | ズームレンズ | 単焦点 | メーカー特徴 |
canon | EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM | EF50mm F1.8 STM | ※純正レンズ。初心者向けのカメラ機種が充実している。発色が色彩豊か。 |
Nikon |
Nikon AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR ズームレンズ
|
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G | ※純正レンズ。中級~上級者向けのスペックのカメラが充実している。自然な発色が特徴。 |
sony(ミラーレス一眼) | Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z | Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z | ※純正レンズ。今ミラーレス一眼で最も勢いがある。コスプレ撮影でも人気。 |
SIGMA | 24-70mm F2.8 DG OS HSM | SIGMA 50mm f1.4 DG HSM ART | ※サードパーティのレンズメーカーとしてファンが多い。高コスパ。 |
TAMRON | 28-75mm F/2.8 Di III RXD (ソニーEマウント用) |
SP 85mm F/1.8 Di VC USD | SIGMAと同じく高コスパの※サードパーティのレンズメーカー |
いずれも非常に人気がある上に、価格も抑えられているレンズばかりです。
それぞれのレンズをメーカー別に詳しく詳細を見ていきましょう。
※純正とサードパーティって?
レンズを作っているメーカーによって、純正とサードパーティと言って大きく2つに分けられています。
- 純正はそのカメラを作っているメーカーのこと。
- サードパーティはカメラは作らずに、国内のカメラメーカーに合わせてレンズを作っているメーカーのことです。
上の表で言えば、純正はCannonやNikon、SONYのこと。
サードパーティはSIGMA、TAMRONの2社です。
純正のレンズは高品質で保証などもメーカーがしっかりしている。その分値段も高いという特徴があります。
一方、サードパーティは価格が抑えられており、コスパが高いという特徴があります。
ただし最近ではサードパーティも非常に映りに力を入れており、純正を使わずにサードパーティのレンズを使うカメラマンも増えているようです。
サードパーティのレンズを選ぶ場合は必ず、そのレンズがどのメーカーに対応しているか見てから選びましょう。【キャノン用】や【Nikon用】などの表記があります。
Canonのおすすめレンズ
Cannonは国内大手のカメラ、レンズメーカーです。
初心者向け~上級者向けなど様々な一眼レフを開発、販売しています。
Cannonの純正レンズは非常に発色が華やかに映るという特徴があります。
純正で、なおかつ値段も抑えられているレンズをチョイスしました。
Canon ズームレンズ | EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM
- 1本で広角(24mm)~105mm(中望遠)の焦点距離までカバー!
- F値は3.5まで開放できるので、ボケもそこそこ作れる。
- 価格は5万円程度。中古なら3万円台もあり。
Canon 単焦点 | EF50mm F1.8 STM
- 撮りやすい焦点距離50mmの単焦点
- F1.8まで開放!明るい「背景のボケ」が作れる!
- 価格がめちゃくちゃ安い!1万円台で買える!
Nikonのおすすめレンズ
NikonはCanonと同じく国内大手のカメラメーカーです。
Nikonのレンズは、Cannonと比較すると元々の自然な色合いを映し出すのが特徴とされています。
中級~上級者向けの機種が多いNikonですが、その中でも初心者が購入しやすく値段も抑えられているレンズを選びました。
Nikon ズームレンズ| Nikon AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR ズームレンズ
- 1本で広角24mm~中望遠85mmまでカバー
- F3.5まで開放できるのでボケも作れる。
- コンパクトながら優れた高画質レンズ
- 価格は5万円程度。中古なら2万円台でも買える。
Nikon 単焦点 | AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
- 焦点距離は撮りやすい50mm!
- 本体重量190gで持ち運びも楽々、コンパクト
- F値は1.8まで開放。ボケがキレイ!
- 2万円台から買える
SONY(ミラーレス一眼)のおすすめレンズ
SONYというとカメラより家電などのイメージが強いかもしれませんが、今一番勢いのあるカメラメーカーです。
フルサイズ対応のミラーレス一眼α(アルファ)シリーズはコスプレ撮影でも非常に使っているカメラマンが増えています。ちなみに私もα7Rシリーズを使っています。
少し値段も高めではありますが、その分高画質+優れたオートフォーカス性能で高い満足度のレンズが販売されています。
SONY(ミラーレス一眼)ズームレンズ |Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z
- 1本で24~70mm、広角から中望遠の手前で使える!
- SONYのフルサイズミラーレス一眼で数少ない純正ズームレンズ
- 側面のカールツァイスロゴがかっこいい!
- 価格は10万円台。中古は5万円台からあり。
SONY(ミラーレス一眼)単焦点 | Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z
- 55mmの人物撮影に適した焦点距離
- F1.8で美しいボケを作り出す。
- 価格は8万円台。SONYのミラーレス一眼レンズでは安め。
- 私もずっと使っている超キレイな単焦点レンズ。
SIGMA(シグマ)のおすすめレンズ
SIGMA(シグマ)は老舗のレンズメーカーです。サードパーティの代表とも言えます。
以前は純正に比べて、価格は安いものの画質やフォーカスで劣るとされていました。
しかし最近では純正に負けないどころか高品質が評判となり、ファンが非常に増えています。特にArtシリーズは優れた画質と描写力から非常に評判の良い、SIGMAの看板ブランドとなっています。
今回はそんなSIGMAの中からコスパに優れた2本を紹介します。
なお購入する時は、必ず使っているカメラメーカー用のものを買いましょう。
商品名の末尾に【Cannon用】【Nikon用】といった表記があります。
SIGMA ズームレンズ| 24-70mm F2.8 DG OS HSM
- 様々な撮影シーンで使える24-70mmの焦点距離かつ高画質
- F2.8まで開放できるので、これ1本あれば綺麗な背景ボケも作れる!
- Cannon用、Nikon用、sonyミラーレス一眼用がある。
- 販売価格は13万円台と高めだが、値段分の価値はあり。
SIGMA 単焦点| SIGMA 50mm f1.4 DG HSM ART
- 超高画質なSIGMAのARTシリーズの単焦点。
- F1.4まで開放できて圧倒的なボケを作れる!
- Cannon用、Nikon用、SONYミラーレス一眼Eマウント用がある。
- 価格は9万円台。
TAMORON(タムロン)のおすすめレンズ
TAMRON(タムロン)も先述のSIGMAと同じくサードパーティのレンズメーカーの老舗です。SIGMAでも純正に負けない高画質レンズを作っていますが、TAMRONでもその傾向が強まっています。
優れた品質でありながら、純正より安い!
サードパーティのレンズの一番の魅力ですね。
またTAMRONは純正レンズでカバーできないようなラインナップのレンズをいち早く開発することもあります。
TAMRON ズームレンズ| 28-75mm F/2.8 Di III RXD
- ソニーのミラーレス一眼で使えるズームレンズ!
- 焦点距離をズームでカバーしながら、なおかつF2.8まで開放できる。
- 価格は8万円台~
TAMRON 単焦点 | SP 85mm F/1.8 Di VC USD
- 焦点距離は85mm、ポートレートに◎
- F1.8まで絞りを開放できる明るいレンズ
- 優れた手ブレ補正を内蔵しているレンズ
- Cannon用、Nikon用がある。
これから買う人はカメラとレンズがセットになったレンズキットでもOK!
おすすめのレンズを説明しましたが、これからカメラと一緒に揃えたいという場合は、カメラとレンズがセットになっているレンズキットを購入するのも一つの手です。
レンズキットはたいていの場合、ズームレンズとカメラが一緒になっています。
付属のレンズを使いつつ、予算に応じて単焦点を購入しても良いと思います。
フルサイズの場合は、レンズとセットでおよそ20万ちょっとで購入可能。
APS-Cの場合はレンズとセットで10万ちょっとで購入可能になっています。
単体で購入するよりは値段も抑えられるので参考にどうぞ。
Canon フルサイズ一眼 レンズキット
Canon APS-C レンズキット
Nikon フルサイズ一眼 レンズキット
Nikon APS-C レンズキット
SONY(ミラーレス一眼)フルサイズ レンズキット
レンズを買ったら同時にケア用品が必要!
カメラのレンズと一緒に揃えたいものに、レンズを故障から守ったり、汚れをふき取るための手入れグッズです。
レンズは精密な作りになっているので、割れや故障に注意する必要があります。
また指紋や汚れ、ホコリがついているとその分映りも悪くなります。
レンズと同時に揃えるべき必需品は以下の3つです。
- レンズを割れや傷から守る保護フィルター
- 指紋などの汚れをふき取るレンズペン
- 撮影後にレンズの手入れを行うカメラクリーニングセット
レンズを割れや傷から守る保護フィルター
もしレンズに傷がついてしまった場合、高額な修理代がかかる場合があります。
またもし内部が割れてしまった場合は最悪使えなくなってしまうこともあります。
そういった事態を防ぐためのアイテムが「保護フィルター」です。
レンズの前面に装着することでダメージから大切なレンズを守ることができます。
せっかくの高価なレンズを大切に使うためにも必需品と言えます。
レンズのφ(径)に合わせて、各サイズが販売されていますので、使っているレンズに合ったものを選びます。
皮脂や指紋などの汚れをふき取るレンズペン
レンズの表面は触らないように気を付けていても、いつの間にか指紋が付いていたりするものです。指紋が付いているとピントを合わせたり、画質に影響します。
レンズはタオルやティッシュなどで拭くと傷が付いてしまいます。
こういった汚れを拭き取る専用のアイテムが「レンズペン」です。
レンズと一緒に揃えて、撮影に行く際に持っていくようにしましょう。
撮影後にレンズの手入れを行うカメラクリーニングセット
撮影が終わった後は、レンズについたホコリや汚れを取る手入れをする必要があります。
手入れを怠るとレンズ内部にホコリが入ってしまって、ピントがうまく合わなくなったり、故障の原因となります。
こういったレンズやカメラの手入れができるアイテムが一緒になったのが「カメラクリーニングセット」です。
ホコリを吹き飛ばすブロワーやブラシ、クリーニングクロスまでセットになったものもあります。
レンズを買い足す時におすすめの考え方!
撮影を重ねたり、写真の勉強をしているうちに
「もっとこんな風に撮りたい!」
「この写真素敵だな…どんなレンズを使っているんだろう?自分も真似したい!」
そういった願望が出てきた時に、次のレンズを買い足しを検討しましょう。
その際も用途を明確にしてから検討することをおすすめします。
例えばもっと圧縮効果がある単焦点が欲しいと思ったら、より望遠の単焦点レンズを買う。
スタジオでの広角の写真を撮りたいと思ったら、広角レンズを買う。
外でのロケやポートレートが増えてきたので、単焦点のラインナップを増やすなど…
新しくレンズを購入する時は「具体的にこう使う」というイメージが生まれてきてからレンズ選びをすると失敗がありません。
衝動買いをするとその後、ほとんど使う機会もないというレンズも出てきてしまいます。
【まとめ】まずはおすすめの2本を使い倒そう!
今回はコスプレ撮影の初心者カメラマンにおすすめのレンズの紹介でした。
今までの私のコスプレ撮影の経験を踏まえて、最初に揃えるべきレンズはこの2本です。
- 焦点距離の調整の範囲が24~70mm程度のズームレンズ
- 絞り(F値)がF2.8以下にでき、焦点距離が50~85mm程度の単焦点レンズ
正直この2本があれば、たいていの撮影は不便なくこなせるようになると思います。
まずはこの2本を使い倒して撮影に慣れること。
レンズは1本で10万円を超えるような種類もある高額な機材です。
「撮りたい写真のイメージ」が明確にできてから、他のレンズを買い足すようにすると失敗が無いと思います。
【おまけ】撮影機材を少しでも安く買う裏技!!
カメラ、レンズ、ストロボ…その他撮影機材ってどうしても高いですよね。
こちらの記事では、そんな撮影機材を安く買うための方法を公開しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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