- 持ち運びしやすいライトスタンドを探している…
- 撮影用におすすめのライトスタンドを知りたい!
今回は去年買って一番良かった撮影用ライトスタンド「Phottix Saldo 245A」の紹介レビュー記事です。

このライトスタンドの最大の特徴は、持ち上げると自動で足が閉じる機能にあります。
いちいちネジを回したりする必要なく、ただ持ち上げるだけで勝手に足が閉じてくれる「自動折り畳み式のライトスタンド」です。

この機能により、特に頻繁に細かい移動をする撮影シーン。
例えばコスプレイベントやスタジオ撮影などのセット時間を大幅に短縮できます。
素早い移動と機材のセットが可能になります。
今この機能は「Phottix Saldo 245A」だけで他のライトスタンドにはありません。
- 移動、セット時間の大幅な短縮
- さらに耐荷重5kgの丈夫な作りでストロボを支える
- 最大高さ2.45mでどんな撮影シーンもカバー
- エアクッション式で機材落下等のトラブルを防止
この4点を兼ね備えた、去年買ったライトスタンドの中で一番のおすすめです。
今回はそんな「Phottix Saldo 245A」のスペックや使用レビューを写真付きで詳しく解説します。
Contents
Phottix Saldo 245Aのスペック
正式商品名称 | Phottix Saldo 245A Air Cushion Automatic Collapsible Light Stand |
製造元 | Phottix |
全伸高 | 2450mm |
最低高 | 780mm |
重量 | 1.82kg |
耐荷重 | 5kg |
エアクッション | 〇 |
ねじ規格 | 1/4インチ |
Amazonでの販売日 | 2023年12月 |
Amazonでの販売価格 (2025年3月現在) |
16,980円 |
Phottixは日本や香港などを拠点にしている撮影機材専門メーカーです。
特にライトスタンドは多くの製品を販売しています。

メーカーのホームページを見るとホイール付きのライトスタンドなど、他にも持ち運びに便利そうなものが多数あったので、いずれまた紹介したいと思います。
実際に使ってみると、Amazonの低価格なライトスタンドと違い、堅牢で丈夫な作りになっており、高級感があります。
【写真付きレビュー】Phottix Saldo 245Aの外観
折り畳み時の大きさは780mmとなっており、そこそこ大きめのサイズです。

広げた状態の写真です。

足の形は角パイプ型になっています。
足先はそのままでゴムなどは付いていません。

センターポールの設置面にはゴムがついています。
ライトスタンド自体と接地面を保護しています。

それぞれの伸縮部はネジ式になっています。
また全体としてしっかりとした金属製で丈夫な作りになっています。


先端のオスダボにS型ブラケットなどをセットします。
最初からオスダボになっているので別に購入する必要はありません。

GODOX AD300などの比較的大きなストロボをセットしても安定します。

Phottix Saldo 245Aの最大のメリット:撮影中の持ち運び◎
Phottix Saldo 245Aの最大のメリットはやはり自動折り畳み式による持ち運びしやすさです。持ち上げるだけで勝手に足が閉じます。

セットの際はセンターポールを地面に付けるだけで自動に開きます。
設置に合わせて徐々に開いていき、センターポールを地面に付けると安定します。


普通のライトスタンドは、
- ネジを緩めて地面に固定→
- セットしてもう一度ネジを閉める→
- 移動の際はネジを緩めて足を手動で折りたたむ。
この3工程が必要となります。
「Phottix Saldo 245A」はこの工程を無くせるので、撮影中に非常に楽に移動ができます。
一番威力を発揮するのが、コスプレイベントやシェアスタジオ撮影など細かい距離での移動が多いシーンです。
他のカメラマンが準備している間に、さっと移動ができてしまう。
一度使うと他のライトスタンドを使うのが面倒になるくらい持ち運びが楽です。
もう一つのメリット:エアクッション式
もう一つのメリットは、ネジを緩めても勢いよく縮まないエアクッション式の搭載です。

通常のライトスタンドでよくやるのが、伸縮用のネジを緩めた際に勢いよく縮んできて、指を挟んだり、機材に衝撃がかかってしまうことです。
撮影中もネジの緩みによって、機材が勢いよく降りてきて、転倒に繋がることもあります。
「Phottix Saldo 245A」はネジを緩めても、エアクッション式でゆっくり降りてくるか、自分で縮めるのでその心配がありません。
この点もメリットと言えます。
それ以外のメリット:高さ245cmと耐荷重5kg
伸ばした際の最大伸長は245cmとかなり高いです。
これだけあれば、スタジオ等の撮影でも困ることはありません。
また全体として金属製のしっかりした作りで、ヘビーな機材でも耐えれます。
最大の耐荷重は5kgとなっており、モノブロックストロボ+ディフューザーでも十分に耐えられます。
デメリット:最低高78cm
デメリットとして挙げるなら、最低でも高さが78cmとそこそこ大きいことでしょうか。
これは軽量なライトスタンドと違い、リュックに差しての移動はできませんし、ライトスタンドケースも少し大きめのものを用意する必要があります。
また最大伸長が高い分、重さも1.82kgと少し大きめです。
1日持ち運びするのは疲れるかもしれませんので、イベントの際はキャリーなどを併用するとより便利に使用できます。
【まとめ】持ち運び◎+丈夫さがウリのライトスタンド

今回は持ち運びに便利なライトスタンドとして「Phottix Saldo 245A」を紹介しました。
唯一の自動折り畳み式ライトスタンド。
最近使ったライトスタンドの中では一番良かったです。
一度使うと、便利すぎて他のライトスタンドが使えなくなるくらいです。
今ではほとんどこのライトスタンド1本で済ませています。
便利なだけではなく、しっかりとした作りをしているので、簡単に壊れることもありません。実際に1年間、スタジオからロケまでガンガン使い倒してきましたが、問題なく使用できています。
- 持ち運びに便利なライトスタンドを探している方
- 安いものではなくて、丈夫でしっかりとしたライトスタンドを探している方
そんな方におすすめできるライトスタンドとなっています。
撮影用ライトスタンドは様々なものが販売されています。
今回の「Phottix Saldo 245A」は持ち運びに便利、丈夫というメリットがありましたが、最低高が750mmと少し大きいというデメリットはあります。
色々試してみて、ご自身の撮影用途に合うものを揃えていくのがいいと思います。
こちらの記事でおすすめのライトスタンドをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。


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