「コスプレ撮影するカメラマンとして活動したいけど、何を準備すれば良いの?」
この記事ではそんな疑問にお答えします。
イベントやネット上で魅力的なレイヤーさんやかわいいレイヤーさんを見て、コスプレ撮影をしたいと思ったけど何を揃えれば良いかわからないし、聞ける人もいない…
そんな方がゼロからカメラマンになるのに必要なものを解説します。
この記事の内容
- コスプレカメラマンになるには何が必要?
→カメラ、Twitterアカウント、パソコンの3つ - 必須ではないけどあると便利なものは?機材は買うべき?
- 必要なものを揃えたら活動開始!まずイベント参加が活動の第一歩!
私はコスプレ撮影をするカメラマンとして5年以上の活動歴があります。
今までイベント撮影からスタジオ撮影まで毎週のように活動しており、好きな作品や素敵なレイヤーさんを多く撮影してきました。
そんな私が初心者だったころのことを思い出したり、今だからできるアドバイスも含めながら解説します。
Contents
コスプレカメラマン活動開始に必要なものは3つ!
「コスプレ撮影をしたい!」と思った時、まず用意すべきなのは以下の3つです。
- 撮影をするためのカメラ
- 交流を行うためのTwitterアカウント
- 撮影した写真のデータを送るためのパソコン
逆に言えば、まず最初はこれだけあれば他に用意するものはありません。
またカメラやパソコンも最初から高価でスペックが高いものを揃える必要はありません。
これからの活動の幅によって、必要ならば買い足すといったスタンスで大丈夫です。
まずは最低限のものを揃えて、活動を開始しましょう。
まずはカメラを手に入れよう!
カメラマンとして活動するためのカメラです。
一眼レフやミラーレスカメラが良いでしょう。最近ではミラーレスカメラを使っているカメラマンも増えてきています。今後しっかりと活動していきたいならコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)は避けて、一眼レフやミラーレスカメラを買うのがおすすめです。
価格は本当にピンからキリまであります。最初のうちはそこまで高いカメラを買う必要はないです。新品でも中古でも良いと思います。
自分の予算の範囲内、気になるメーカー、良いと思ったカメラマンさんと同じカメラ…
こういった条件の中から選ぶと良いでしょう。
交流をするためのTwitterアカウントを作ろう!
コスプレ撮影を行う上で、絶対必要なのがTwitterアカウントです。
コスプレ撮影での交流や写真のアップはTwitter上で行うのがメインになっています。
TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)を通じて、自分の撮影した写真をレイヤーさんに送ったり、撮影の約束をしたりします。また写真のアップもTwitter上で行われます。
今Twitterアカウントを持っている人は、そのままプロフィールに「コスプレ撮影始めました」など記載すればOKですが、今持っていない人は新しく作るようにしましょう。
写真の編集・送付をするためのパソコン
最後に必要になるのが、撮影した写真の編集やレイヤーさんに送付をするためのパソコンです。ネット環境に繋がっているものですね。
撮影した写真は、フォルダに分けて管理します。その後、ギガファイル便などのオンラインストレージサービスを通じてレイヤーさんに送付します。
今後撮影した写真の現像(Rawファイルの編集)や加工(PhotoshopやLightroomなどのソフトの使用)を行う場合は、スペックの高いパソコンが必要になりますが、
まずは「ある程度撮影した写真を貯めておけるもの」と「ネットに繋がる」この2つを満たしていればOKです。iPadなどを使っているカメラマンさんもいます。
必須ではないけどあると便利なもの!
カメラ、Twitterアカウント、パソコンの3つがあれば、まずはカメラマンとしての活動を開始できます。次は必須ではないけどあると便利なものや機材についての考え方を解説します。
あると便利!イベントや合わせで自己紹介できる名刺
コスプレイベントやスタジオでの合わせの撮影では、初めて会うレイヤーさんを撮影したり、カメラマンと話をする機会が多々あります。
そんな時に持っていると便利なのは名刺です。最近では持っている人もかなり減ってしまいましたが、実はカメラマンとして活動するにはとても役立つアイテムです。
名刺には以下の事項を記入すると良いです。
- 自分のカメラマンとしてのハンドルネーム
- 自分のTwitterアカウントID
- TwitterIDに繋がるQRコード
- 自分の撮影した写真(風景でOK)
自己紹介の時に名刺があるとスムーズに会話しやすいですし、イベントの時も覚えてもらえる可能性が高くなります。
機材はどこまで買えばよい?
カメラマンというとたくさんの機材を持っているイメージがありますよね。
替えのレンズ、ストロボ、ソフトボックスやアンブレラなど…実際イベントやスタジオ撮影でも「超重装備」みたいなカメラマンさんを見かけることもあります。
結論から言うと、まず最初から一通り揃える必要はありません。
私も2年目くらいまでは「カメラ一つ、単焦点レンズ一つ、ズームレンズ一つ」だけで撮影してきました。スタジオなら備え付けのソフトボックスがありますし、イベントでも明るいところなら問題無く撮影できます。
活動を続けるうちに「もっとこんな風に写真が撮りたい!」「あのカメラマンみたいな写真を撮るにはどうすれば良いの…?」と感じることがあります。
そこで撮影方法を調べてみて、必要となる機材を買い足す形でOKです。
逆に撮りたい写真のイメージが無い状態で機材を揃えても、使い道がわからずに無駄になってしまうこともあります。
まずは活動してみて、途中で「もっとカメラマンとしてレベルアップしたい」「こんな写真を撮りたい!」というイメージが明確になってからでOKです。
ただ一応参考までに、写真のイメージで必要となる機材をまとめおきますので、気になる方は参考にしてみてください。
撮りたい写真のイメージ | 必要となる機材 | 参考になる記事 |
・背景がボケていて、被写体が引き立っている写真 | F値が開放できる単焦点レンズ | |
・背景が暗い写真 |
ストロボ | ストロボの選び方のコツ |
・肌がきれいに映っている ・白っぽい明るいイメージの写真 |
ストロボ+ディフューザー |
|
機材の中でも揃えると最初に揃えると良いものは、レンズです。
といっても様々な種類のレンズがあり、迷ってしまいますよね。
まずレンズは2本でOKです。
「ズームレンズ」と「ポートレート用の単焦点」があればほとんどの撮影をこなせます。
必要なものを揃えたら活動開始!まずは何をすれば良い?
カメラ、Twitterアカウント、パソコンの3つを揃えたらカメラマンとして活動開始できます。とはいえ何からすれば良いの?という人も多いかもしれません。
コスプレ撮影を行うカメラマンとしての活動の流れは以下のようになります。
- コスプレイベントに参加して、撮影を行う。
- データの送付を通じて、レイヤーさんの知り合い(Twitterフォロワー)を増やす。
- 知り合ったレイヤーさんとスタジオなどで撮影を行う。
- 1,2,3を繰り返してレベルアップ。写真の改善を忘れずに!
それぞれのステップについて具体的に解説しましょう。
ステップ1 コスプレイベントでの撮影を行う。
まずはコスプレイベントに参加しましょう。
大規模なイベントに行けば、大勢のカメラマンさんやレイヤーさんが参加しています。
そこで「並びでの撮影」を行うことがまずカメラマン活動の第一歩です。
並びとは、コスプレイベントでカメラマンがレイヤーさんに列を作って順番待ちをして撮影を行うことです。知り合いが少ない状態では、これが一番確実に撮影できる方法がです。
撮影をしたら、データを送るようにします。
レイヤーさんによってはあらかじめ用意してあるボードやスケッチブックにTwitterIDが書いてくれている場合がありますので、それを撮ってTwitterのDMにデータを送ります。
ステップ2 データの送付をしてTwitterで繋がる
イベント終了後に、撮影させてもらったレイヤーさんにデータを送ります。
これをしないと永久的に知り合いも増えないので、必ず送るようにしましょう。
データを送る方法は、ギガファイル便でフォルダをアップロードして、ダウンロードできるURLを送付します。
またデータを送る際に、レイヤーさんをTwitterでフォローすると良いでしょう。
向こうからもフォローをもらえることがあります。
フォローがもらえるかどうかは写真の出来やレイヤーさん次第によるところが大きいですが、そうやって知り合い(フォロワー)を増やしていきます。
また送った写真は、レイヤーさんがあなたのIDをつけてTwitterにアップしてくれることがあります。
Twitterにアップしてもらうことでカメラマンとして認知されたり、レイヤーさんの知り合いと繋がったりすることもあります。
ステップ3 知り合ったレイヤーさんをスタジオで撮影
そしてイベントなどで繋がったレイヤーさんとスタジオなどで撮影をします。
写真や印象が良い場合は、向こうからお誘いをもらえることもあります。
またカメラマン募集のツイートなどに立候補することもあります。
1,2,3を繰り返してレベルアップ!
大まかなコスプレカメラマンとしての活動の流れは上記の通りです。
「イベント撮影」→「写真送付、Twitter交流」→「スタジオ撮影」を繰り返します。
もちろんカメラを始めて最初のうちはうまく撮影できずになかなかレイヤーさんにデータを送っても、写真を使ってもらえなかったり、フォローしても無反応だったりすることもあります。
そうなってしまう主な原因はやはり写真の出来です。
活動を通じて、撮影や写真の出来のレベルアップを図りましょう。
写真がきれいで、マナーが悪いや見た目が不潔などの問題が無ければ、どんどんと知り合いのレイヤーさんは増えていきます。
また併せてカメラマンとしての発信活動も行っていきましょう。
具体的にはTwitterでの写真投稿です。
「こんな写真が撮れる!」ということをわかってもらえれば、より撮影機会も増えますし、フォロワーも増えていきます。
ここは地道にコツコツと活動するしかありません。
【まとめ】レベルアップの実感!カメラマンは楽しい!
ここまで「コスプレ撮影カメラマンに必要なもの」と「活動の流れ」について解説しました。もう一度ポイントをまとめておきましょう。
- コスプレ撮影カメラマンになるには、カメラ・Twitterアカウント・パソコンが必要
- 機材は撮りたい写真のイメージに応じて、買い足していけばOK
- イベント撮影→データ送付・Twitter交流→スタジオ撮影を繰り返す。
- 撮影レベルをアップさせることで、どんどんフォロワーは増えてくる。
コスプレ撮影をするカメラマンは、予想以上にコツコツとした活動が求められます。
活動をしながら、もっとこんな写真を撮りたいとイメージしたり、撮影方法を勉強していき、レベルアップしていく必要があります。
最初はなかなかうまくいかないことも多いですが、イメージ通りの撮影ができたり、きれいと言われる写真を撮影できたり、Twitterでの反応が多い写真を撮影できたりした瞬間はすごく嬉しいものです。
そういった撮影技術の向上を通じて、自分の好きな作品を撮れたり、素敵だと思うレイヤーさんと撮影できたりと活動の幅を広げていきます。
自分の好きなアニメなどに関わりながら、自分自身がレベルアップできる実感がある。
コスプレ撮影はそんな他の趣味には無い魅力があると思っています。
興味がある人はまず必要なものを揃えて、イベントに行くことから始めてはいかがでしょうか。
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